医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

男性医師を戒告処分 県 交通死亡事故で有罪判決

2021-09-11 20:13:17 | 医療界
 県は9日、歩行中だった80代男性を乗用車ではねて死亡させたとして、有罪判決を受けた県立病院の男性医師(59)を戒告の懲戒処分にした。

 県病院局経営管理課によると、男性医師は昨年12月19日夜、東京都練馬区東大泉の丁字路交差点で、歩いて横断していた80代男性を乗用車ではねて死亡せた。今年6月21日、東京地検に自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で起訴され、今月8日、東京地裁で禁固2年執行猶予3年の判決を受けた。

 男性医師は職場に復帰していたが、県は判決を確定するまで男性医師を休職とした。有罪が確定すると地方公務員法に基づき失職する。

 男性医師は「被害者と被害者の家族に大変申し訳ない」と話している。同課は「局内に交通安全の周知を図る」とした。

2021年9月10日 千葉日報