準強姦容疑 研修医ら送検…１０～２０代７人被害

　酒に酔った女性を集団で暴行するなどしたとして、埼玉県警吉川署は１６日、千葉県船橋市海神６、船橋中央病院研修医、上西（かみにし）崇被告（３１）＝準強姦罪などで公判中＝ら３人を集団準強姦（ごうかん）容疑などで逮捕、再逮捕し、さいたま地検に送検したと発表した。県警は３人が昨年４～９月に同様の９事件に関わったとして立件した。被害者は１０～２０代の７人に上るという。

　他に送検されたのは、東京都港区西麻布４、東京慈恵会医科大付属病院研修医、松岡芳春被告（３１）＝準強姦罪で起訴＝と東京都大田区大森西３、東邦大学医学部６年、柁原（かじわら）龍佑容疑者（２５）。上西、松岡両容疑者は東邦大学時代のサークル仲間で、柁原容疑者は同大の後輩。上西、松岡両容疑者は容疑を否認し、柁原容疑者は「先輩に誘われた」と認めているという。

　３人の送検容疑は昨年４月３０日午後１０時３５分ごろ、上西容疑者が借りる東京都大田区内のマンションの部屋で、酒に酔った当時１０代の女性を集団で暴行するなどしたとしている。上西容疑者は今回が５回目、松岡容疑者は２回目の逮捕。 　

　上西容疑者らは、知人の紹介などで知り合った女性を「合コンしよう」などと誘い、部屋で酔って寝込んだところを暴行していたという。【遠藤大志】

2017年2月16日21時25分(最終更新 2月16日21時25分)　毎日新聞

「供述したら家族に危害」…脅迫容疑で弁護士ら逮捕 中国・ナイジェリア混成詐欺団

　中国人とナイジェリア人の混成グループによる詐欺事件をめぐり、逮捕された容疑者に対して共犯者に関する供述をしないよう脅したとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は１５日、証人威迫と脅迫容疑で、東京都港区虎ノ門の弁護士、北久浩容疑者（５３）と新宿区百人町の無職、白秀麗容疑者（３９）ら男女３人を逮捕した。組特隊は認否を明らかにしていない。

　３人の逮捕容疑は昨年１０月６日、詐欺事件で逮捕されて警視庁原宿署に勾留されていたナイジェリア国籍の男（４１）に対して、白容疑者の事件への関与について供述しないよう脅したとしている。

　組特隊によると、勾留されていた男は混成詐欺団のメンバー。北容疑者が男に対して、詐欺団のリーダー格だった白容疑者の事件への関与について「供述すると家族の生命、身体に危害を加える」という趣旨の文言で脅したという。

　混成詐欺団は昨年９～１１月、渋谷区や相模原市内のコンビニなどで他人のカード情報が記録された偽造カードを使って、たばこなどをだまし取る犯行を繰り返していたとみられる。被害総額は３６０万円に上るという。

2017年2月16日22:33配信 産経新聞