聖マリアンナ医科大病院(川崎市)で起きた「精神保健指定医」資格の不正取得問題で、千葉県と千葉市は30日、指定医の資格を取り消された医師20人のうち2人が、2010~14年度の5年間に県内の病院で、患者を強制的に入院させる「措置入院」など計12件の判断に関わっていたと発表した。
県障害福祉課などによると、2人はいずれも県内の病院の医師で、1人は資格を不正取得し、2件の措置入院の判断を行った。もう1人は指導医として指定を受けようとする医師のリポートの確認などを怠ったとして指定を取り消され、措置入院8件と、より緊急性の高い「緊急措置入院」2件の判断に関わっていた。
県は今後、11件の判定について、県精神保健福祉センターや民間病院の医師らで、判定の妥当性を検証するとしている。残る1件は、千葉市が既に検証を終え、妥当だったと判断した。
2015年05月01日19時13分 読売新聞
県障害福祉課などによると、2人はいずれも県内の病院の医師で、1人は資格を不正取得し、2件の措置入院の判断を行った。もう1人は指導医として指定を受けようとする医師のリポートの確認などを怠ったとして指定を取り消され、措置入院8件と、より緊急性の高い「緊急措置入院」2件の判断に関わっていた。
県は今後、11件の判定について、県精神保健福祉センターや民間病院の医師らで、判定の妥当性を検証するとしている。残る1件は、千葉市が既に検証を終え、妥当だったと判断した。
2015年05月01日19時13分 読売新聞