タイトル : マドンナ・ヴェルデ
著者 : 海堂 尊
出版社 : 新潮社
出版年: 2010年
---感想---
人気作家海堂尊の作品。映画化もされている『ジーン・ワルツ』の続編(裏物語?)。『ジーン・ワルツ』で触れられた代理母事件の話が綴られています。これまでの海堂尊の作品と同様、海堂尊ワールドの中で、登場人物・設定が、様々にリンクしていきます。
主人公“山咲みどり”の視点で物語が進んでいきます。時代的には、いまである筈ですが、みどりは中々古風な人物であるようで、“手紙”が物語のツールとして見事に使われています。それが、現代医学の粋を集めた代理母という医療と、上手く対比を成しているような気もします。
映画『ジーン・ワルツ』の方の話になってしまいますが、曽根崎理恵を菅野美穂が演じるというのは、菅野美穂のイメージと若干合わない気がしますが・・・。もっとも、清川吾郎が田辺誠一だというのも、微妙です。
著者 : 海堂 尊
出版社 : 新潮社
出版年: 2010年
---感想---
人気作家海堂尊の作品。映画化もされている『ジーン・ワルツ』の続編(裏物語?)。『ジーン・ワルツ』で触れられた代理母事件の話が綴られています。これまでの海堂尊の作品と同様、海堂尊ワールドの中で、登場人物・設定が、様々にリンクしていきます。
主人公“山咲みどり”の視点で物語が進んでいきます。時代的には、いまである筈ですが、みどりは中々古風な人物であるようで、“手紙”が物語のツールとして見事に使われています。それが、現代医学の粋を集めた代理母という医療と、上手く対比を成しているような気もします。
映画『ジーン・ワルツ』の方の話になってしまいますが、曽根崎理恵を菅野美穂が演じるというのは、菅野美穂のイメージと若干合わない気がしますが・・・。もっとも、清川吾郎が田辺誠一だというのも、微妙です。