タイトル : ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
著者 : ジョナサン・サフラン・フォア / 近藤隆文訳
出版社 : NHK出版
---感想---
トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが共演して映像化された同名の映画の原作。
いやぁ、私にとっては難解でした。「ヴィジュアル・ライティング」と言われる、紙面上の工夫(印刷上の工夫)が色々となされているんですが、それも難解さを和らげるどころか、むしろ、かえって読みにくくなったり・・・。もう少し分かりやすく、読みやすくするという選択肢は無かったのかなぁ。
内容的には、9.11で父を失った少年が、父の残した遺品の謎を探る旅をしながら、様々な経験をしていくという、良いテーマだとは思うんですけどね。加えて、実は、父方の祖父は第二次大戦時にドレスデン空襲を経験しているという設定で、ドレスデン空襲は9.11になぞらえられている様です。選んだテーマ的には、中々いいと思うんですが・・・。
文章的な読みにくさ、印刷上の読みにくさ、難点は色々ありますが、中々興味深いテーマを選んだ作品だと思います。
著者 : ジョナサン・サフラン・フォア / 近藤隆文訳
出版社 : NHK出版
---感想---
トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが共演して映像化された同名の映画の原作。
いやぁ、私にとっては難解でした。「ヴィジュアル・ライティング」と言われる、紙面上の工夫(印刷上の工夫)が色々となされているんですが、それも難解さを和らげるどころか、むしろ、かえって読みにくくなったり・・・。もう少し分かりやすく、読みやすくするという選択肢は無かったのかなぁ。
内容的には、9.11で父を失った少年が、父の残した遺品の謎を探る旅をしながら、様々な経験をしていくという、良いテーマだとは思うんですけどね。加えて、実は、父方の祖父は第二次大戦時にドレスデン空襲を経験しているという設定で、ドレスデン空襲は9.11になぞらえられている様です。選んだテーマ的には、中々いいと思うんですが・・・。
文章的な読みにくさ、印刷上の読みにくさ、難点は色々ありますが、中々興味深いテーマを選んだ作品だと思います。