バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

ザミテスの一種(幹)

2017-09-24 11:18:56 | 日記
これは石堂層から産出されたZamites buchianusです。



そして、これは、前回のソテツ、葉痕部分をアップして撮影したものです。



意図が少しわかりましたか?。

ザミテスの幹の化石が見つかりました。
この幹の化石は露頭に、縦に近い状態で埋まっていたもので殆ど変形が無く円柱になっております。





これでザミテスの葉痕が判りましたよね。

さて、これが幹から分離された一つ一つの葉痕ですが何時の時点で幹から離れたモノなのかは判りません。


数日かかりましたが、石堂層のみのザミテス関連、標本箱が完成しました。
箱の中、右、中程にある化石は、幹の細いモノです。


これを持ちまして石堂層のザミテス関連の化石は、終了と致します。
長年に渡って判らなかった事がふとした事がきっかけで解決する事があります。忘れる事無く頭の片隅に残して置くと何時かは、判る時が訪れます。

石堂層

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