瀬林層で有名な汽水生の大型二枚貝、シジミガイ科のハヤミナ・ナウマン二です。
形はオムスビ型で殻は厚く強固、頑丈に見える殻表には成長線がハッキリと現れています。採集シーンでは、大型なのでそれと直ぐに判るんです。・・・・・が、シジミ類には見えません。(シジミ=小型のイメージ)
単体のハヤミナ化石は珍しく無いのですが二個つながりで合弁は、なかなか無い様です。
泥岩で全体が脆く、露頭から掘り出す時に化石の扱いが悪いとひび割れた殻が落ちてしまうので要注意。二個つながっていると安定が良いので分離する事は考えていません。どちらを上にしても構いません。
Hayamina naumanni
瀬林層
さて、化石図集の方です。これが二枚貝分類の表紙。バランスが悪く見えますが適当に紙面をカットしています。
エントリュームの部で右ページと左ページで比較していますが、内容はここでは省略です。
以上で今回は、終わります。またの機会にです。
しかし、5年が経過したんですがブログを続けるって大変ですね。
ブログを拝見させて頂きましたが「バレミアン期の化石」という図集を出版されているのでしょうか?
展示会等も行われているようで是非見学してみたいと思ったのですが、全く面識のない私のようなものでも参加は可能でしょうか?
バレミアン期の化石展示会ですが次回は3月下旬または、4月上旬の開催を考えています。詳しい事はブログでお知らせします。
化石図集は、展示会の時に見本を披露できますように目下奮闘中です。現物を見て頂いてからの申し込みになります。
次回のバレミアン期の化石展示会の開催予定日ですが4月下旬~5月上旬の一日です。
展示会、楽しみにしています。