定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

皮膚を売った男(2020年 チュニジア・ベルギー・フランス他合作)

2021年11月18日 23時31分00秒 | 日記
チュニジアの女性監督作品。
東京都内で上映館はわずか2ヶ所。

人間の皮を剥いで...そんなホリブルでホラーな作品でないことを、予め断りを入れます。

シリアで暮らす恋人同士、公衆の面前で男が発した言葉が誤解を生み、逮捕される。
国内に居られない窮地の中、女はベルギーに駐在予定の外交官と結婚してしまう。
男は難民としてレバノンに渡り、そこでベルギー人芸術家に拾われ、背中全面にタトゥーを施される。つまり人でありながら美術品として、ベルギーの美術館に展示されることに。
背に腹は変えられぬ、の言葉どおり
のストーリー。背中の絵柄がvisa(査証)の文書柄というアイロニー。

それにしても、邦題のキャッチィーさ加減に脱帽。

無職オヤジの穀潰しby myselfであるので、自炊生活中心、カフェなどは入れない。映画だけは観させてください。