定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

粋人の夕餉

2018年07月31日 21時21分13秒 | 日記

何より雰囲気を大事にする僕にして、あろうことか家で蕎麦を茹でた後、カレー皿に盛り付けて食していたのだ。
本日は帰宅前に百均に寄り、そば皿を求めた。
僕のような粋人になると、敢えて安い店に入る。
帰宅していざ、のタイミングで蕎麦猪口の所在がわからない。

箸置きも、こないだシウマイに付いてたやつ。

(ひとしきりチャラケたところで)本日は父の生誕日。存命なら95のハピバをやるところだった。
家族にはことさら厳しかったから、父の前で胸襟を開いて話しをすることもなかった。だが、見習うべきことの一つは、食べ物に文句をつけないところ。
祭壇にもざる蕎麦を供えた。父は英ケンブリッジ大学に招かれて、何年かモンゴル言語学の研究をした。蕎麦猪口は、現ケンブリッジ公爵・ウイリアム王子誕生記念の、ピーターラビットのカップで代用。レアものかな?

これで食べるぜ!仕方なく

2018年07月30日 20時29分23秒 | 日記

僕の母校は寄宿舎を持っていたから、中学1年で全国から生徒が集まった。高校2年の時、1学年下にユニークな男が入って来た。どの学年にもいないタイプの男。
彼は長じて、日光のたまり漬けの代名詞である老舗商店の店主になる、高校の頃のままの創意工夫の社長である。

けさ、SNSで全国展開のカルディコーヒーファームに、らっきょうならびに大根のたまり漬けが、置かれてることを知る。埼玉県民にとり、当該漬け物はオンラインか、時々出店する有名百貨店でしか入手できない。

その時点から、僕の脳内に晩飯のイメージが出来上がる。すなわち、らっきょうのたまり漬けを付け合わせに、ライスカレーを食べている自分。

僕の自宅駅には、定番のMハンバーガーも、Kフライドチキンもないわけだが、カルディはある。早速、仕事帰りに飛び込んだが、見つけることは出来なかった。

もとより大量生産の企業ではないわけだが、脳内のらっきょうイメージを、払拭することは出来ず、その足でスーパーに向かう。
刻んだぜ、これから食べるぜ、別メーカーだけど。

アル友のこと

2018年07月29日 19時37分39秒 | 日記

東京にしては直裁的な看板。JR高田馬場駅の戸山口です。撮影している僕の背中に、アルコール依存の回復プログラムで有名なクリニックがある。

依存症回復プログラムで、入院していたのはもう10年近く前。患者自治会の役員選挙があって、一緒に自治会の仕事?をした仲間がいる。
現役時代、地方公務員のかなりの立場だった1人とは、lineほかもうひとつのSNSで繋がっているが、彼は何をアップすることもなく。メッセージもない。

今年になって、どこで調べたのか、僕の職場に電話があった。医者のような口調の上からの物言いであった。
避けているわけではないが、僕からは連絡はしない。

そして彼は、
酒をやめる誓いを立てた人々が集まる、断酒会に出席した帰りに居酒屋に寄った強者でもある。電話は何かのSOSだったかも、と思ったりする。
それにしても、クリニックの周りも酒を飲める環境バツグンだなあ。

予告編のつくりより

2018年07月28日 22時35分59秒 | 日記
淡々とした作品です。

世の中に、底抜けに楽しい仕事はないと思うが、新宿武蔵野館の立体宣伝ディスプレイを見ると、少なくとも作り手のセンスが活かせるという意味で、楽しんで作られている気がする。

ナチスドイツの宣伝相・ゲッベルスが、ベルリンからユダヤ人を一掃(真の根絶やしに)したと宣言したとき、実際には7千人のユダヤの民が居た。
その中の生存者4人の証言があり、回想の場面が展開していく。タイトロープな日々が、静かに描かれるから、胸に迫るものがある。

台風が東から西に移動中のレアな日に、駅前とはいえ、映画を観に来るなんて、余程のヒマ人か映画の研究者かであろう。僕はどちらにも当てはまらないただの好き者である。
2席離れたところにいた、僕より年長の紳士がブツブツ独り言を言っている。気圧の関係であろう。

憧れの分岐点

2018年07月27日 23時02分06秒 | 日記

人間の体感の機微とはどうなっているのか、個人差もあろうが、40℃に近くなると100パーセント近い日本人の勤労意欲は削がれるように思う。

昨日・きょうは最高気温が連日30℃だが、昨日涼しく思った体感も、きょうは更なる涼を求めている。

23時現在、川越の気温は25℃。僕の体感温度の分岐点かな。何故こんな時刻に川越なのか。
帰宅途中駅で暑気払いの会合をし、帰るタイミングに、鉄道事故で1時間ほど止まった車中にいたのだ。
頻繁に止まる路線ゆえ、諦めの境地で待ったが、
これが数日前の熱帯夜なら、暴動が起きていたかも。