文科省の日本原子力研究開発機構が将来の原発の未来を賭けた高速増殖炉もんじゅ
は期待に反し稼働早々汚染漏れや事故が続発し運転停止され、今の運営ではダメと
言われるいきなり廃炉が現実問題となって来た。
もんじゅはカネ喰い虫で、維持するだけでも大変なカネがかかる。
ましてや廃炉となると幾らかかるかか判らないとさえ言われて居るとか。
今回もんじゅの配管等に放射性物質を含むナトリウムが約760トンも残って居る
事が判明したそうです。
通常原子炉は水で冷やすが、「もんじゅ」はナトリウムで冷やすそうです。
このナトリウムは厄介な代物で空気や水に触れると激しく燃え上がる。
もんじゅにあるナトリウムは1670トンが入って居てその内760トンが核分裂
が起きる原子炉内部を循環し冷やすやので放射性物質を含む事となる。
処がこの放射性汚染のナトリウムの処分方法が決まってないそうです。
またもんじゅに使われた原子炉燃料MOXも国内で処理出来ず海外に処理を委託
せねばならない。
処がその処理の契約も結ばれて居ずお先真っ暗。
毒性の高いMOX燃料の海外処理委託費用・運搬等々頭の痛い事だらけ。
日本のあさはかな考え方に手を染めてしまったツケですね。
原子炉燃料の無限使用と言う考え方に迷わされたのでしょうね。
日本政府はこの厄介者をどうする積もりでしょうね。