日々好日

さて今日のニュースは

日銀総裁人事

2008-04-08 11:07:19 | Weblog
この金融行政の大事な時に日銀総裁の空席という不祥事が起き、どうなる事かと
皆気にしていましたが、やっと日銀出身の白川副総裁の昇格で決着がつきそう。
あとは財務省出身の渡辺副総裁をどうするか?に絞れられて来た様です。
そもそも旧大蔵省時代は財政と金融行政両方を統括していました。これは例えて言えば支払う側と使う側は同じで、好き勝手出来ました。
金融自由化に伴い財務省と金融行政を行う金融庁が分離独立しました。
日銀も日銀法を改正し日銀の独立性を高めました。財政と金融の分離これが目的
でした。ところが、相変わら財務省からは、天下り先として定席が設けれていました。交代で日銀総裁は日銀出身と財務省の天下り官僚で選出すると言う暗黙の
了解があった様です。今まででそれですんなり衆院参院の同意を得られて居ましたが、今回のねじれ国会では、特に民主党の小沢代表が強固に反対、この様な事態
になった。
天下り直後の官僚の起用はどうかと思いますが、過去に財務官経験者であっても、政策に精通ししっかりした人物なら、日本の金融行政に適任ではないかと思います。
民主党も本当に日本経済活性化を思い行動して欲しいものです。