日々好日

さて今日のニュースは

思いやり予算

2008-04-26 11:34:10 | Weblog
思いやり予算と言われる、在日米軍駐留経費負担に関する新特別協定案が衆院本会議で憲法61条の衆院の 優越規定に基づき原案通り承認されました。
新特別協定案は、参院民主党等で否決され4月1日期限切れ、現在空白になって居ました。
そもそも思いやり予算とは30年前時の金丸防衛庁長官が在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部を思いやりの立場で62億円を負担しました。
その後年々増加し1995年は2714億円になりました。
以後増減を繰り返し少しずつ減額していきました。2007年2173億円
2008年は予算で2080億円です。日本側が公表をしぶりましたが米国側の
データーで日本負担駐留経費累計総額は3兆円を超えると言う。
本当に何か間違って居ないか?
在日米軍に思いやり予算という金を組み、たった800億円の健康保険医療費を削減するために、後期高齢者医療制度を考え出したと言う非情さ、日本政府は何考えて居るのかと思います。
米国ではこの思いやり予算をHOST NATION SUPPORT駐留国受け入れ支援と棚ボタ
の支援と捉えて居る様です。
確かに始めは在日米軍の日本人従業員の経費だった様ですが、その後は在日米軍の
運用経費に転用されて居ると言う話すらあります。
本当に困っている高齢者等弱者こそ思いやり予算を配分されるのが理ではないか?
日本を防衛して貰っている弱みでの迎合ではと云えるのではないか?
なお4月1日からの空白期間は在日米軍が光熱水料を立て替え払いして居ると云われるが新特別協定発効後日本側が支払うと言う。
また今まで、特別協定の期限は2年だったのが、何故か新特別協定の期限は
3年となっています。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする