呉市かまがり天体観測館

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ミラが見頃

2017-02-16 13:52:31 | 星空情報

星座を形作る星は太陽と同じように自ら輝いている星で、恒星という
種類の天体です。

恒星の中には何らかの原因で明るさが変わる変光星というものがあります。

その中でも有名なくじら座のミラ(不思議なという意味)は、星自体が
膨らんだり縮んだりすることによって、約330日をかけて明るくなったり
暗くなったりを繰り返します。

明るくなった時には2等星ほど、暗くなった時には10等星ほどですので、
時期によっては肉眼ではっきり見えていたり、全く見えなかったりします。

そして、このミラが2月下旬に極大を迎えます。

秋の星空の中にある星なので、冬の夜には西の空に沈んでいこうとして
いますが、金星や火星などを目印にして、探してみてはいかがでしょうか。



お化けくじらの前足の付け根がミラです。




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