4月5日、はやぶさ2により人工クレーター生成実験が実施されました。
表面から物質が飛び散る様子は捉えられていたものの、実際にクレーター
が生成されたのかどうかは確認されていませんでした。
そして、4月25日に無事クレーターが生成されてされていることが確認
されました。
左が3月22日、右が4月25日に撮影された画像
(画像:JAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研)
正確なクレーターの大きさ等はこれから詳細に調べられると思いますが、
20mほどの範囲に地形の変化が認められるようで、なぜ想定よりも広範囲
に影響があったのかが知りたいところです。
今後は2回目のタッチダウンによる表層下の物質の採取等が行われ、
2019年11月~12月にリュウグウを出発、2020年末に地球へと帰還を
果たす予定です。