呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

名前だけでも火星へ

2019-05-30 14:28:30 | 天文ニュース

自分の名前を火星に届けるというキャンペーンが開始されました。

これは2020年7月に打ち上げが予定されているNASAの火星探査機
「Mars2020」に載せて火星へと届けられるもので、名前を登録する
と小さなチップ上に人の髪の毛の幅の1000分の1以下という超極細の
線でステンシル印刷されるようです。

興味のある方はぜひキャンペーンにご参加ください。


詳しくはこちらへ(英語のページ)

名前の登録はこちらへ(英語のページ)


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降下運用失敗!?

2019-05-29 14:42:34 | 天文ニュース

4月5日、はやぶさ2により人工クレーター生成実験が実施され、4月25日に
無事、直径約10mのクレーターが生成されてされていることが確認されました。

そして、5月16日に2回目のタッチダウンに向けた低高度降下観測運用が実施
されました。着陸候補地点の1つである「S01」の観測やタッチダウンの目印
となる「ターゲットマーカー」を投下する予定でしたが、高度50mまで降下した
ところで異常を検知したため、「はやぶさ2」が自律的に降下を中止しました。

残念な結果に思えた今回の運用ですが、降下トラブル中も撮影プログラムは
そのまま動いていたため、偶然にも人工クレーターや3つの着陸候補地点を
1回の降下で全て撮影することができました。

今後はさらなる着陸候補地点の詳細観測とターゲットマーカーの投下を行い、
第2回タッチダウンの着陸地点が決定される予定です。



高度約500mから撮影された人工クレーター周辺の様子。
(画像:JAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研)


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国立天文台の新PV

2019-05-24 15:03:50 | 天文ニュース

国立天文台が新しいプロモーションビデオを作成し、公開しました。

最新の観測画像やCGなどが盛り沢山で、なかなかワクワクする内容
ですので、興味のある方はぜひご覧ください。


詳しくはこちらへ



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中四国地区の集会

2019-05-22 14:01:07 | お知らせ


6月15日(土)~16日(日)に島根県にある日原天文台で天文に関する
集まりが開催されます。

難しそうな名前が付いていますが、比較的気軽に参加できるフランクな
会ですので、興味のある方はぜひご参加ください。

ダークマターについての講演もありますよ。


詳しくはこちらへ


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        第27回中国・四国地区 天文教育研究集会

 期 日 2019年6月15日(土)13:00~16日(日)12:00
 会 場 津和野町立日原天文台(〒699-5207 島根県鹿足郡津和野町枕瀬806-1)
     TEL:0856-74-1646
     http://www.sun-net.jp/~polaris/top.htm
 対 象 天文教育普及研究会会員に限らず、広く参加を募集します。
     中国・四国地区以外からの参加・発表も歓迎します。
 参加費 無料
 講 演 「宇宙暗黒物質の謎 ~見えない物質を探る実験~」
       徳島大学教授 伏見賢一さん
 申 込 参加申込書に記入の上、e-mail で

—————————————————————–
 会場案内(詳細は日原天文台のウェブページ参照)
 http://www.sun-net.jp/~polaris/top.htm
 ・JR新幹線で新山口駅乗り換え、JR山口線「特急スーパーおき」で日原駅
  下車(タクシー5分)
 ・広島バスセンターまたは広島駅新幹線口から高速バス益田行きで日原下車
  (タクシー5分)
 ・中国自動車道・六日市ICから国道187号で45分
 ・中国自動車道・小郡ICから山口宇部道路経由で国道9号を益田方面に80分

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春の星座を見つけよう

2019-05-18 13:00:00 | 星空の楽しみ方

方角を確認して星空散歩の準備が整ったら、季節の星座を探してみましょう。

大まかに言って、その季節の夜8時、南の空に見えるものがその季節の星座です。

そして、季節ごとに季節の星座を見つける目印があるので、目印を見つけて、
そこから辿っていけば、たくさんの星座を見つけていくことができます。

では、春の星座を見つける目印をご紹介しましょう。

春の星座を見つけるための目印は「北斗七星」です。

北斗七星は「北の空にある柄杓の形をした七つの星」という意味です。

北斗七星をスプーン(ひしゃく)の形に見た時の柄の部分のカーブを延ばして
いくと、うしかい座のアークトゥールスというオレンジ色をした1等星に辿り
着きます。さらに延ばしていくと、青っぽい色をしたおとめ座のスピカ、
もっと延ばすといびつな四角形のからす座に行きつきます。

これで3つの春の星座が見つかります。

この北斗七星の柄から延ばした線を「春の大曲線」と言います。

次に、アークトゥールス、スピカ、デネボラ(しし座)を結んで「春の大三角」、
春の大三角にコル・カロリ(りょうけん座)を足して「春のダイヤモンド」を
作ります。

これで主な春の星座が見つかります。

ぜひ、探してみてください。



春の星空の目印


春の星座たち






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