最近、明け方に東の空を見ると圧倒的に明るく光っている星が
見えます。
いわゆる明けの明星です。
明けの明星は金星のことで、太陽よりも西側に位置している
時期にあたります。
そして、6月3日(土)に金星は西方最大離角を迎えます。
西方最大離角とは、地球から見た時に、地球よりも太陽に近い
ところを回る天体が太陽の西側に最も離れることを言います。
太陽から離れているため、観察のしやすい時期と言えます。
これから金星は外合に近付いていくので、形はだんだんと太く、
大きさはだんだんと小さく見えるようになります。
晴れていれば、ぜひ夕方に西の空を見てみてください。