呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

火星が最接近

2020-09-30 14:55:35 | 星空情報
2020年は2年2カ月ぶりに地球へと火星が接近する年です。
最も地球へと近づくのは、10月6日(火)。

ぜひ、火星をみてください。

21時頃ならば、東南東の方角、高度30°ほどのところにとても
明るく赤く輝いている星が火星ですので、建物などに邪魔され
なければ、すぐに見つけることができます。

望遠鏡では普段よりも大きく見えるので、火星表面の模様を
観察できるチャンスです。今回のチャンスを逃すと、13年後
まで、これほど火星を大きく拡大して観ることはできません。

最接近の日から前後1ヶ月ほどが観察のチャンスですので、
しばらくは火星に注目です。



ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した火星の姿(画像:NASA、ESA、STScI)


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 「火星をみよう」

  日 時 : 2020年10月9日(金)~11日(日) 20時00分~22時00分

  場 所 : かまがり天体観測館

  対 象 : どなたでも(予約不要)

  参加費 : 大人500円、小人300円

  問合せ : TEL  0823-66-0925

        E-mail  info@kamaten.net

  備 考 : 雨・曇天の場合は室内で火星の話をします。

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コメント (3)
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お月見をしよう

2020-09-26 12:57:29 | 天文台情報
10月3日(土)に「お月見をしよう」を開催します。

今年は10月1日が中秋の名月にあたります。そこで、この時季に合わせ、
月を眺めたり、お月見飾りを作ったりしてお月見を楽しみます。

ぜひ、お月見はかま天へお越しください。


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 「お月見をしよう」

  日 時 : 10月3日(土) 20時00分~21時30分

  場 所 : かまがり天体観測館

  対 象 : どなたでも(予約不要)

  参加費 : 大人500円、小人300円

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お月見(2020)

2020-09-25 13:40:33 | 星空情報

2020年は10月1日(木)がお月見の日です。

この日の月を中秋の名月と呼んだり、芋名月と呼んだりします。

“中秋の名月”とは、太陰太陽暦である旧暦の8月15日の月のことで、この日を「中秋」と
呼ぶことから、呼ばれる名です。また、秋(7~9月)のちょうど中頃であることから、
8月を仲秋と呼ぶので、“仲秋の名月”と書かれることもあります。
ちなみに、中秋の名月が必ず満月になるとは限りません(今年は10月2日が満月)。

この時季は夏の暑さが過ぎ、夜は涼しくなること、空気が澄むこと、月の昇る高さが
ちょうど良いことなどの理由から、観月に最も適した時節とされます。

また、日本では旧暦の9月13日にもお月見をする風習があり、どちらか片方しかお月見
をしないのは“片見月”と言って、縁起が悪いとされますので、今日の月を見たら、次の
月ももう1回、月を眺めてください。2回目のお月見は10月29日(木)です。

さらに、今年は珍しいことに、10月に2回、満月があります。近年では2回目の満月
をブルームーン(天文用語ではなく、定義も様々)ということがあるようです。月が
青く見えるわけではありませんが、とても珍しいことですので、10月の2回目の満月
も眺めてみてはいかがでしょうか。2回目の満月は10月31日(土)です。





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クイズかま天(13-A)

2020-09-24 13:19:17 | 星空の楽しみ方
さて、クイズかま天(13)の答えです。

Q:これは何座でしょうか?





答えは、
A: や座(Sagitta)





夏の大三角の中にある星座で、明るい星がないのですが、形も分かりやすく
慣れれば比較的見つけやすい星座の1つです。

や座は恋の神であるキューピッドが持つ矢の姿です。
恋の矢を射て遊んでいたところをとめられた仕返しで、アポロンに矢を放ち
理性を失わせた神話が残っています。

みなさんも夏の大三角の中に恋の矢を見つけてみてください。

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月と木星が接近

2020-09-23 13:43:42 | 星空情報

9月25日(金)の夜に空の中で月と木星が接近します。

25日の午後8時頃で考えると、南からやや西よりの空、高度30°あたりで
3°ほどの距離まで近付いて見えますので、肉眼や双眼鏡を使って、月と
木星が接近している様子を観察してみましょう。星座でいえば、いて座
の方向です。

また、木星の少し東側には土星、東の空の低いところには火星が見えて
いますので、月・木星だけでなく他の天体たちも楽しんでみてください。

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