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地元最終戦は1安打完封負け

2011年10月24日 21時20分30秒 | 試合結果
阪神 000 000 200 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:鶴1勝2敗
セーブ:藤川3勝3敗41S
敗戦投手:今井1勝2敗


 地元最終戦のマウンドには今井が上がりました。今井は立ち上がり制球に苦しみ、ボールが先行しましたが、徐々に調子が良くなり、3回から6回は毎回の8奪三振で無安打に抑える好投でした。
 
 打線は初回に東出の四球と犠打で1死2塁の先制機を作りましたが、松山が一飛、栗原が二飛に倒れて先取点を挙げられませんでした。その後も全く打てる気配が無く、5回にはバーデン、廣瀬、安部が三連続三振するなど、鶴の前に5回まで無安打に抑えられてしまいました。

 好投を続けていた今井でしたが7回に捕まり、柴田と上本の連続短長打と新井貴の四球で無死満塁のピンチを作ってしまい、森田と大和に連続犠飛を打たれて2点を失ってしまい、この回でマウンドを降りました。
 
 打てない打線は6回は榎田、7回は能見に三者凡退に抑えられて、地元最終戦で無安打に抑えられるという最悪の状況が頭をよぎり始めましたが、8回に白仁田からバーデンがチーム初安打を放ち、1死後に敵失で1,2塁と反撃のチャンスでしたが、代打丸がニゴロ併殺に倒れてしまいました。

 8回を永川勝、9回を岸本がパーフェクトリリーフで反撃を待ちましたが、9回は藤川に対して東出が四球で出塁したものの後続が続かず、今季22度目の完封負けとなりました。

 地元最終戦を白星で飾れなかったどころか、阪神の継投の前に1安打に抑えられ、3塁さえ踏めない惨敗となってしまいました。
 いくらスタメンに若手が入っているとはいえ、あまりにも寂しすぎる試合内容でした。バーデンが8回に安打を放ってノーヒットノーランは回避したので、最悪の結果は免れましたが、もし無安打だったらまた一つ恥ずかしい記録が残ってしまうところでした。
 今日は全く打てる気がしませんでした。これは選手が何とかして打ってやろうという思いが感じられないからではないでしょうか。消化試合で気合が入らないのは仕方ないですが、地元最終戦なので意地を見せてほしかったですね。

 今日の収穫は今井が好投したくらいでしたね。序盤は制球が安定しませんでしたが、そこを乗り切ると球のキレも良くなり、6回まで1安打8奪三振に抑えました。
 打線の援護に恵まれず黒星がついてしまったのは残念でしたが、阪神打線も主力を欠いているとはいえ7回を3安打に抑え、首位打者を狙うマートンを3打数無安打、打点王を狙う新井貴を2打数無安打1四球に抑えたことは自信になると思います。
 7回に捕まり2点を失ってしまいましたが、十分合格点の投球だったと思います。来季はローテ入りをしてほしいですね。


 豊田が今季限りで現役を引退することが球団から発表されました。豊田が球団に引退の意志を申し入れて了承されたとのことです。
 9月30日に右足内転筋を痛めて出場選手登録を抹消されていましたが、1軍復帰を目指していたので、当然来季も現役を続行すると思っていたので、このニュースには驚きました。
 まだまだ来季も現役で投げられると思うだけに残念です。カープの投手陣はベテランがいないだけに、豊田は若手の手本になり、野手での石井のような存在だと思っていました。若手投手はこの1年で豊田から学んだことを来季に活かしてほしいですね。
 豊田投手、1年だけでしたがカープに来て頂き、ありがとうございました。できれば、カープのコーチとして戻ってきてください。


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