カープな毎日

カープファンのひとりごと。

スコットも打たれて先発ローテ入りならず

2021年07月31日 22時54分34秒 | 日記

ロッテ 010 300 202 8
広 島 001 000 000 1
本塁打:[ロッテ]山口

 先発の大道は、2回に3連打で1点を失うも、その後の無死満塁は和田、荻野、藤原を凡打に抑えて追加点を与えませんでした。しかし、同点に追いついた直後の4回には1死後に連続四球を与えて1,2塁のピンチを招き、荻野と藤原に連続適時打を浴びて2点を失ってしまい、5回を7安打5四死球4失点でした。

 2番手スコットが6回から登板しましたが、7回に無死1塁からエチェバリアに適時2塁打、1死後には山口に適時打を浴びて2点を失うと、9回には1死1塁から山口に2点本塁打を浴びてしまい、次打者植田への投球中にアクシデントによりケムナと交代して、3回1/3を5安打2四死球4失点でした。

 打線は、3回に四球と盗塁で1死2塁として小園の適時打で同点に追いつきましたが、再び勝ち越された直後の4回無死1,3塁では磯村が三振、田中広が一直併殺に倒れて無得点に終わりました。

 5回にも無死1塁で中村奨が併殺に倒れて直後に西川が2塁打を放って攻撃が噛み合わず、9回も無死2,3塁としながら、田中広が投ゴロ、代打安部が三飛、中村奨は三振に倒れて得点を奪えず、11安打を放つも1得点の拙攻でロッテに2試合連続で大敗を喫しました。

 

 後半戦のローテ入りを狙うスコットでしたが、3回1/3を投げて5安打4失点と結果を残せずローテ入りを決められませんでした。2イニング目に3単長打で2点を失うと、4イニング目の9回には山口に甘い球を捉えられて本塁打を浴びてしまいました。

 球に力強さはあるように思えましたが、全体的に球が高く、緩急を使えないことから単調な投球に感じられました。リリーフとして短いイニングであれば良いかもしれませんが、先発として長いイニングを投げるのは厳しいように感じられました。

 先発ローテ候補の3人が揃って結果を残せない状況となってしまいました。6人目の先発は誰かに決めるのではなく、2軍で状態の良い投手を起用していく形になるかもしれません。玉村のような選手が出てきてくれることを願いたいですね。 

 

 打線も11安打を放ち、初回と6回を除き毎回走者を出しながらも、得点は3回の小園の適時打による1点のみに終わり、相変わらず繋がりに欠けました。

 勝ち越された直後の4回無死1,3塁では犠飛さえ出ず1点も返すことができませんでした。シーズン中であれば、間違いなく勝敗を分けた場面となる重要なポイントになったと思います。

 得点差が開いたとはいえ、9回も無死2,3塁で犠飛や内野ゴロさえ打てず、前半戦最後に見られていた繋ぐ攻撃が影を潜めてしまいました。

 もちろんエキシビジョンマッチなので、勝敗に拘る試合ではなく、ベストメンバーでもありませんが、次に繋ぐ攻撃は直ぐにできるものでもないので、後半戦に向けてこの中断期間中にしっかりと意識付けをしないといけません。

 残り5試合で少しでも改善させて、得点力を向上させてほしいですね。

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ローテ入りを狙う矢崎と高橋昂が共に乱調

2021年07月30日 22時50分29秒 | 日記

ロッテ 000 060 013 10
広 島 200 030 000 5
本塁打:[ロッテ]山口

 

 先発の矢崎は、3回に2安打で2死2,3塁のピンチを招くも、藤原を右飛に打ち取って無失点で凌ぐなど、4回まで2安打無四球で無失点に抑えていましたが、5回1死後に連続四球で1,2塁のピンチを招き、和田に適時2塁打を浴び、更に四球で丸井として、連続暴投後に四球を与え、山口に3点本塁打を浴びて、この回6点を失ってしまい、5回4安打4四球6失点でした。

 6回からは高橋昂がマウンドに上がり、8回に連打で無死1,2塁とされ、1死後高部に左前打を打たれるも、中村奨の好返球により2塁走者を本塁で刺しましたが、続く加藤に適時内野安打を浴びて1点を失いました。

 続く9回にも無死3塁とされ、1死後に代打田村の適時打など4安打で3点を失い、4回を投げて8安打4失点でした。

 打線は、初回2死後に小園、長野、坂倉の3連続短長打で2点を先制しましたが、3回は2安打で1死1,2塁とするも、長野が二ゴロ、四球を挟んで林が遊ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 逆転された直後の5回裏に1死2塁から長野と坂倉の連続適時短長打などで3点を返して1点差に追い上げましたが、その後も走者を出すものの後続が続かず反撃もここまでで、9回を除き毎回走者を出すなど12安打を放ちながらも5得点と繋がりを欠きました。

 

 後半戦のローテ入りを目指す矢崎と高橋昂が先発しましたが、ともに結果を残すことでができず、一発回答とはなりませんでした。

 矢崎は、4回まで2安打無四球で無失点と好投しながら、5回に突如乱れて4四球3暴投に本塁打を浴びて6点を失いました。矢崎の課題である制球の乱れが5回に突如現れると、そこから修正することができずに一気に崩れてしまいました。この回に打たれた安打は本塁打を含めて2安打だけでしたが、四球で走者を貯めて適時打と本塁打を浴びる最悪の失点パターンでした。

 一方の高橋昂も2イニングは無安打1四球無失点に抑えましたが、3イニング目に中村奨の好守に助けられながらも4安打を浴びて1点を失うと、4イニング目も4長短打で3点を失い修正することができませんでした。

 後半戦のローテ入りを狙う2投手が揃って打ち込まれてローテ入りを決めることができず、後半戦の先発陣に暗雲が漂い始めました。もう一人の候補であるスコットが明日の試合に登板するので、その投球に期待ですね。

 

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打線が繋がりを欠き競り負ける

2021年07月28日 23時03分23秒 | 日記

日ハム 101 000 201 5
広島 001 000 200 3
本塁打:[日本ハム]淺間、万波

 

 先発の九里は、初回に2死1塁から中田に適時2塁打を打たれて先制を許すと、3回には淺間に本塁打を浴びて追加点を許してしまいましたが、4回まで毎回安打を許しながらも5回を投げて5安打2失点にまとめました。

 6回は森浦が三者凡退に抑えるも、7回に登板した高橋樹が西川の適時打など3安打を浴びて2点を失ってしまいました。

 8回は島内がマウンドに上がると無安打1四球無失点に抑えましたが、9回に登板したコルニエルが2死後に万波に本塁打を浴びてしまいました。

 打線は、初回の1死満塁で坂倉と林が凡退して無得点に終わりましたが、3回2死後に四球をきっかけに2死2塁として松山の適時打で1点を返しました。

 7回には2死後に四球と内野安打で1,2塁として、西川の2点適時2塁打で1点差に追い上げました。9回には無死2塁から安部が2塁打を放ちながら、2走田中広が本塁に生還できず、無死2,3塁となるも中村奨と宇草が連続三振、西川が二ゴロに倒れて無得点に終わり、日本ハムに競り負けました。

 

 昨日は打線が繋がりましたが、今日は一転して拙攻を繰り返して11安打を放ちながらも3得点に終わりました。

 初回に3安打で1死満塁としながら無得点に終わると、2回と6回は盗塁失敗、4回1死2塁も活かせず、9回には先頭から連続2塁打を放ちながら得点できませんでした。

 3回と7回の得点はともに2死無走者から四球をきっかけに得点を挙げており、得点の挙げ方は良かっただけに、どこかチャンスであと1本が出ていれば、一気に試合をひっくり返すことができたと思いますが、その1本がなかなか出ないところが打線の大きな課題です。

 このエキシビジョンマッチ中に、各打者が次に繋ぐ意識をしっかりと持って打席に入って、後半戦に向けて課題解消に繋げてほしいですね。

 田中広が7番3塁でスタメン出場して4打数3安打と打撃状態が上向いてきたようです。守備でも好守を見せており、3塁で起用して小園との併用という後半戦に向けたオプションを試しました。

 田中広の状態が上がってきた時に3塁で起用できれば、林を1塁で起用することができ、攻撃力と機動力を高めた打順を組むことが可能になるので、後半戦は得点力が向上させることができます。田中広が後半戦の打線のキーマンになるかもしれませんね。 

 

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大瀬良が5回3安打無失点で完全復活

2021年07月27日 22時50分17秒 | 試合結果

日ハム 000 001 000 1
広島 210 001 00X 4

 

 エキシビジョンマッチが始まり日本ハムと対戦しました。

 先発は大瀬良で、初回を三者連続三振に斬ると、2回2死2,3塁も石井を三振に仕留めて無失点で切り抜け、5回を投げて3安打6奪三振無失点の好投でした。

 2番手ケムナは、6回2死後に3連続短長打で1点を失い、2回を投げて3安打1失点でした。

 7回はバードが安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点に抑え、8回はフランスアが三者凡退に抑えました。

 打線は、初回に2番中村奨と5番林の適時長短打などで2点を先制すると、2回にも9番宇草の適時打で1点を追加しました。1点を返された直後の6回には中村奨の犠飛で1点を追加して、11安打3得点で日本ハムに快勝しました。

 

 大瀬良は、球の切れが良かったようで、前半戦最終登板から2試合連続の好投となり、本来の投球を完全に取り戻して完全復活したと見て間違いないと思います。まだ後半戦再開まで2週間あることから、まだ状態を上げてくると思われるので、後半戦はケガさえ無ければ、かなり期待ができそうで楽しみです。

 フランスアは、まだ本来の状態ではないようですが、1回を三者凡退に抑えて結果を残したことは良かったと思います。まだエキシビジョンマッチで実戦登板を重ねて、状態を徐々に上げていって後半戦は万全の状態にしてほしいですね。

 一方の打線は、11安打中8安打を得点したイニングに集めて課題だった繋りが改善されてきました。その打線を牽引したのは1番に入った野間であり、3打数3安打1四球と全打席で出塁し、初回の先制点と6回の追加点を呼び込みました。

 前半戦終盤から野間の打撃状態が良く、それを継続できていると思われます。中断期間中も実戦に出場することで状態をキープして、後半戦は攻撃のキーマンとなってくれると得点力が改善できると思うので期待したいですね。

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メキシコ代表との練習試合に代わり紅白戦を行う

2021年07月24日 20時58分34秒 | 日記

 今日と明日はメキシコ代表との練習試合を予定していましたが、メキシコ代表選手に新型コロナウイルスの陽性者が出たことから中止となり、代わって5回制の紅白戦を行が行われました。

 通常の紅白戦と異なり、チーム名は白組が「長野組」、紅組が「松山組」となり、事前にドラフトによる選手の組分けが行われました。

 試合は、特別ルールで行われ、5イニング制で打者は8人、4回まで0-0の展開を想定して5回から試合が始まり、4-2で紅組が勝ちました。

 紅組先発の玉村は5回5安打1四球4失点でした。毎回安打を浴びてしまい、全体的に球が全部高めにいってしまったようで修正できず、9回には磯村に本塁打を浴びてしまいました。

 一方、白組先発の大道は5回6安打無四球2失点でした。初回に2失点するも、その後は無失点としっかりと修正できたようで、後半戦で大きな期待を背負う2人は対照的な結果となりました。

 まだ後半戦再開まで時間はあるので、この時間を有効活用して今日の課題を修正してほしいですね。

 

 普通に紅白戦をするよりも、今日のように選手同士でドラフトをしてチーム分けして戦うもの、良い気分転換になって面白いと思います。来週からはエキシビジョンマッチも始まるので、紅白戦を行う時間は無いかもしれませんが、もっとやってほしいです。

 選手達には、実戦を重ねることで実戦感覚をキープしつつ、チーム内で競争して後半戦に向けて少しでもレベルアップしてほしいですね。

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オールスター第2戦は栗林が黒星を喫する

2021年07月17日 22時51分23秒 | 日記

全セ 010 000 020 3
全パ 012 000 01X 4
勝利投手:宋家豪1勝
敗戦投手:栗林1敗
セーブ:松井1S
本塁打:[全セ]佐藤輝1号
    [全パ]杉本1号

 マイナビオールスターゲーム2021の第2戦が楽天生命パーク宮城で行われ、全セは3―4で全パに競り負けました。

 カープからは森下が2番手として3回から登板しました。先頭の甲斐に中前打を打たれると、1死後荻野に二塁打を浴びて1死2,3塁とされ、続く島内には右前2点適時打を浴びてしまいました。なおも1死1塁でしたが、中村を二ゴロ併殺に打ち取りました。

 続く4回はレアード、中村奨、杉本に対して全て直球勝負で三者凡退に抑えて、2回を3安打2失点で初の球宴を終えました。

 鈴木誠は7回1死から代打で出場して、四球を選ぶと、8回2死2,3塁の一打勝ち越しのチャンスで打席が回りましたが、二ゴロに倒れてしまいました。

 菊地涼は8回先頭で代打として出場し、左前打を放って出塁して、続く坂本の2塁打に悪送球も絡んで本塁に生還しました。9回2死でも打席が回りましたが、三飛に倒れて最後の打者になってしまいました。

 栗林は8回に登板して、先頭の小深田に四球を与えると、源田は三振に斬るも続く島内に適時2塁打を浴びてしまいました。続く森を一ゴロに打ち取ったところでマウンドを高梨に譲り、2/3回を1安打1四球1失点で黒星を喫してしまいました。

 

 カープから出場した4選手全員が出場しましたが、今日は目立った活躍はなく、初出場の森下と栗林が揃って失点し、栗林は敗戦投手となってしまいました。

 それでも途中出場の菊池涼は、8回に先頭打者として安打で出塁して一時同点に追いつくきっかけをつくり、森下も2イング目は三者凡退に抑えるなど実力を発揮することができたと思います。

 また栗林も失点して黒星を喫しましたが、この悔しさを五輪、そしてシーズン後半戦に活かして、更なる活躍に繋げてほしいですね。

 4選手は、このまま五輪出場となり、体力的に厳しいと思いますが、侍JAPANを金メダルに導く活躍をしてほしいですね。

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オールスター第1戦で菊池涼がMVP

2021年07月16日 21時17分34秒 | 日記

全セ 000 022 001 5
全パ 021 000 100 4
勝利投手:ビエイラ1勝
敗戦投手:益田1敗
セーブ:スアレス1S
本塁打:[全セ]菊池涼1号
    [全パ]レアード1号

 マイナビオールスターゲーム2021の第1戦がメットライフドームで行われ、全セが5―4で全パを下して先勝しました。

 カープからは3番右翼で鈴木誠、7番二塁で菊池涼がそれぞれスタメン出場しました。

 鈴木誠は7回まで出場して3打数無安打と快音が聞かれませんでしたが、菊池涼が4打数4安打1本塁打2打点の活躍でMVPに選ばれました。

 菊地涼は、3回に西武の今井からチーム初安打となる左前打を放つと、5回には先頭打者として日本ハム上沢から右前打を放って、次打者梅野の適時3塁打で本塁に生還しました。さらに6回には2死2塁の場面で打席が回り上沢から左翼へ一時逆転となる2点本塁打を放ちました。

 その後、チームが同点に追いつかれるも、9回の無死1塁では、ロッテの益田から右前打を放ち、その後の勝ち越しに繋げる大活躍で全セの勝利に貢献しました。

 菊地涼は、リーグ戦の前半最後に調子を落として、コンディションを整えるため休養するなど状態が良くありませんでしたが、オールスターでその不安を払拭する活躍でした。

 本来であれば、この活躍が後半戦に向けてチームに勢いを与えるところですが、今年は約1か月の中断となるためチームに繋がるか分からないものの、好影響を与えることは間違いないと思います。また、この後の五輪での活躍は期待できそうです。

 五輪とその後のシーズン後半戦での菊地涼の活躍に期待したいですね。

 

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フレッシュオールスターに4選手が出場

2021年07月15日 21時22分16秒 | 日記

全イ 001 000 011 3
全ウ 000 000 010 1
勝利投手:佐々木1勝
敗戦投手:森1敗
セーブ:藤井1S

 

 フレッシュオールスターゲームが行われ、カープからは玉村、石原、韮澤、矢野の4人が出場し、石原が7番捕手、韮澤が9番遊撃でスタメン出場しました。

 石原は2打数無安打に終わりましたが、4回2死1塁で西武の渡部の二盗を阻止して持ち味の守備でアピールしました。また、韮澤は、3回の第1打席で内野安打を放ちましたが、5回の第2打席では2死3塁の同点機で右飛に倒れて2打数1安打でした。

 玉村は4回に登板して、2死後に西武の渡部に安打を浴びましたが、続くヤクルト元山の打席で渡部の二盗を石原が刺したことで、1回を投げて全球直球勝負で1安打無失点に抑えてマウンドを降りました。

 矢野は6回の守備から韮澤に代わり遊撃に入り、8回の第1打席では先頭で二ゴロに倒れ、9回2死1,2塁ではファールで粘るも最後は右飛に倒れて2打数無安打に終わりました。

 

 4選手とも派手な活躍はありませんでしたが、1軍で結果を残している石原と玉村はともに自分の持ち味を存分に発揮できたと思いますし、韮澤と矢野も今持っている実力は発揮できたのではないでしょうか。

 ここでプレーした経験は、必ず今後に活きてくると思います。石原と玉村は1軍での更なる活躍に繋げて、チームの勝利に貢献するプレーを見せてくれること願い、韮澤と矢野は1軍昇格を目指して2軍で結果を残すことを期待したいですね。

 

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森下と栗林の完封リレーで今季初の4連勝

2021年07月14日 22時50分55秒 | 試合結果

中日 000 000 000 0
広島 000 100 01X 2
勝利投手:森下6勝4敗
敗戦投手:柳7勝5敗
セーブ:栗林1敗18S
本塁打:[広島]小園1号

 先発の森下は、2回に連打で1死2,3塁のピンチを招きましたが、阿部を三振、木下拓を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、3回から5回までは1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。

 打線は、3回まで中日先発の柳に無安打に抑えられていましたが、4回1死から小園が本塁打を放って先制点を挙げました。なおも鈴木誠の2塁打で1死2塁の追加点機でしたが、坂倉が右飛、林が三振に倒れてしまいました。

 森下は、6回に安打と犠打で1死2塁とされましたが、大島を三ゴロ、ビシエドを三振に斬ってピンチを脱すると、8回まで投げて5安打無失点の好投でした。

 6回も2死2塁とするも、鈴木誠が中飛に打ち取られ、7回には安打と四球で2死1,2塁としながら、森下が三振に倒れて追加点を奪えませんでしたが、8回に2塁打と連続四球で2死満塁として、林の適時打で待望の追加点を挙げました。

 9回は栗林が大島、ビシエド、福留のクリーアップを三者凡退に抑えて中日を零封しました。チームは今季初の4連勝で同一カード3連勝と最高の形で前半戦を終えて、30勝42敗10分の借金12の5位で中断期間に入ります。

 前半戦最後になって、投打がしっかりとかみ合って、僅差での試合でも勝ち切れるようになってきました。チーム状態が良くなっていることは間違いなく、ようやく良い戦いができるようになっただけに、ここで1か月の中断期間に入るのは惜しまれますが、こればかりは仕方ないですね。

 この1カ月でチームを立て直して、後半戦は巻き返してほしいですね。

 森下が素晴らしい投球で前半戦最後の登板を締めくくりました。立ち上がりから球に力があり、制球も抜群でした。さらに持ち味のピンチではギアを一段上げる投球が冴えわたり、2回と6回のピンチではきっちりと後続を断ち得点を与えませんでした。

 今季の森下は、好投を続けていたものの、ここ数試合は立ち上がりに失点するケースが続くなど、昨季後半のような凄みが感じられませんでしたが、今日の森下は昨季終盤のように相手打線を圧倒する投球でした。もちろん状態が良かったこともあったと思いますが、明大の先輩である柳に負けられないという思いが、投球に表れていたことは間違いありません。

 理由はどうであっても、森下が昨季のような投球を取り戻したことは、良かったと思います。オリンピック出場があるため休む間がないのは気がかりですが、後半戦に大きな期待を抱かせてくれました。

 

 

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投打がかみ合って4月以来の3連勝

2021年07月13日 22時47分34秒 | 試合結果

中日 010 000 200 3
広島 103 030 10X 8
勝利投手:九里7勝5敗
敗戦投手:福谷4勝9敗
本塁打:[中日]阿部5号、堂上3号
    [広島]坂倉4号

 初回に連打で無死1,3塁として、小園の二ゴロの間に先制点を挙げましたが、先発の九里が2回に阿部に本塁打を浴びて同点に追いつかれました。

 3回に敵失と安打で無死1,2塁として小園が右前打を放ったものの、二走野間が本塁でアウトになってしまい、続く鈴木誠も遊ゴロに倒れてしまいましたが、2死1,3塁で坂倉が3点本塁打を放って勝ち越しに成功しました。

 さらに5回には2塁打と敬遠で1死1,2塁として、坂倉が適時打を放ち、続く林の安打で1死満塁となり、菊池涼の犠飛と磯村の適時打でこの回3点を追加しました。

 九里は、3回から6回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでしたが、7回に1死1塁から堂上に2点本塁打を浴びて、7回を投げて6安打3失点でマウンドを降りました。

 6回にも2塁打などで2死3塁とするも、鈴木誠が三振に倒れてしまいましたが、7回2死後に連打で1,2塁として、代打松山の適時打で1点を追加しました。

 8回は森浦が三者凡退に抑えると、9回は島内が1安打無失点に抑えて、チームは4月以来の3連勝で自力優勝の可能性が復活しました。

 

 打線が初回に先制するも、先発の九里が直ぐに追いつかれてしまいましたが、3回の攻撃で坂倉の放った本塁打が試合の流れを引き寄せる価値ある一打となりました。

 同点に追いつかれた後で、無死1,2塁から小園が安打を放つも根尾の好返球により得点できず、鈴木誠も倒れてしまい、無得点に終われば試合の流れが中日に傾きかねない場面でしたが、ここで坂倉が3点本塁打という最高の結果で試合の流れを引き寄せるとともに、5回にも適時打を放って欲しかった追加点を挙げて、中日に試合の流れを渡しませんでした。 

 さらに7回に2点を返されたあとも、2死からの3連打で1点を追加して、最後まで試合の主導権を渡さない素晴らしい試合展開で、前半戦最後位になってようやく投打がかみ合ってチームが波に乗ってきました。ここで1か月の休止期間があるのが残念に思えてしまいます。

 明日は森下が先発するので、何としても勝って前半戦を4連勝で終えて、後半戦に向けて良い形で終えたいですね。

  

試合の中で勝敗を左右する場面での

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