カープな毎日

カープファンのひとりごと。

アドゥワが5回1失点の好投でチームは今季初勝利

2024年03月31日 21時36分13秒 | 試合結果

広  島 011 000 030 5
DeNA 100 000 000 1
勝利投手:アドゥワ1勝
敗戦投手:大貫1敗
本塁打:[広島]田中1号

 先発のアドゥワは、初回に2塁打と四球で2死1,3塁のピンチを招くと、宮崎の適時打で先制を許しましたが、続く2死満塁では伊藤を左飛に打ち取って最少失点で切り抜けました。

 2回以降は力強い直球を軸に、変化球を交えてDeNA打線に的を絞らせず、2回から5回までを1安打2四死球無失点に抑え、5回を3安打4四死球1失点の好投でマウンドを降りました。

 打線は、昨日の試合中に途中交代したレイノルズとシャイナーが、ともに負傷で登録抹消され、2番3塁に田中、4番1塁で堂林をスタメンに起用すると、2回に四球と安打で無死2,3塁として、田村の一ゴロの間に同点に追いつき、さらに3回1死後に田中が本塁打を放って勝ち越しに成功しました。

 7回の2死1,2塁は代打松山が中飛に倒れて無得点に終わるも、8回に安打と敬遠などで1死1,2塁として、堂場の安打に敵失が絡んで2点を追加し、さらに1死1,3塁から坂倉の内野ゴロの間に1点を挙げて、この回3点を挙げてリードを4点に広げました。

 6回からは継投に入り、益田が1回を2安打無失点に抑え、7回は矢崎が1四球無失点、8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は栗林が1安打無失点に抑え、DeNAに逆転勝ちを収めて、チームは連敗を2で止めて今季初白星を挙げました。

 シャイナーは「右手中指PIP関節剥離骨折」、レイノルズは左肩痛で離脱したものの、代わりに出場した田中の活躍に機動力を絡めた攻撃で今季初勝利を挙げました。

 まずは2回に昨日まで繋がりを欠いていた下位打線が奮起し、坂倉と秋山の好走塁でチャンスメイクして同点に追いつくと、3回には田中の本塁打で勝ち越しに成功しました。その後はなかなか追加点を奪えませんでしたが、8回には野間の盗塁で好機を拡大して、敵失などで追加点を挙げて、試合を決めました。

 開幕から2試合は上位打線が活発な一方、下位打線は沈黙しており、繋がりを欠いていましたが、今日は上位から下位まで安打が出ており、機動力を絡めた繋がりのある攻撃ができました。

 シャイナーとレイノルズが離脱したことで、チーム全体で2人の抜けた穴を埋めようとする意識が高まった結果かもしれません。この1勝でチームの雰囲気も良くなり、来週からの地元開幕戦に弾みが付いたと思います。

 1勝目から連勝が始まった昨季のように、ここから上昇気流に乗っていってほしいですね。

 

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開幕戦は競り負けて黒星発進

2024年03月29日 23時28分33秒 | 試合結果

広  島 003 000 000 3
DeNA 003 000 01X 4
勝利投手:ウェンデルケン1勝
敗戦投手:島内1敗
セーブ:森原1S)
本塁打:[DeNA]度会1号

 打線は、秋山と野間はベンチスタートで、4番に堂林、5番には坂倉、7番は田村を起用しました。

 初回に1死1,3塁とするも、堂林は三直、坂倉は左飛に倒れてしまいましたが、3回に3連打で無死満塁として、堂林と坂倉の連続適時打とレイノルズの犠飛で3点を先制しました。

 初の開幕投手と務めた先発の九里は、3回に安打と不運な内野安打で無死1,2塁のピンチを招くと、度会に3点本塁打を浴びて、同点に追い付かれてしまいました。

 6回には連打で無死1,2塁のピンチを迎えるも、1死後に二走を牽制で刺すなど無失点で切り抜け、7回を投げて8安打7奪三振3失点でマウンドを降りました。

 打線は、4回無死2塁では九里、菊池、上本が凡退、5回無死1,2塁では坂倉が併殺に倒れるなど、好機を活かせず追加点を奪えず、6回以降は無安打に抑えられてしまいました。

 8回は島内がマウンドに上がるも、2安打と敬遠で1死満塁のピンチを招き、代打大和の犠飛で勝ち越しを許してしまい、開幕戦はDeNAに競り負けて、黒星発進となりました。

 打線は天敵の東に対して、5回まで2回を除き毎回得点圏に走者を進めるも、得点は3回の3得点のみに終わりました。特に5回の無死1,2塁で坂倉が併殺に倒れた場面は痛かったです。この逸機により試合の流れが変わってしまい、6回以降は敵失により1度走者を出しただけで、完璧に抑えられてしまいました。

 それでも天敵の東から10安打を放って3得点を挙げたことで、苦手意識を払しょくできたことは、今後に繋がると思います。次回対戦では攻略して黒星を付けてほしいですね。

 

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開幕1軍メンバー発表

2024年03月28日 23時17分03秒 | 日記

 明日からの開幕に向けて、NPBから開幕1軍登録選手が発表されました。

 新井監督2年目のシーズンは、投手は益田、野手は久保の2年目コンビが初の開幕1軍メンバーに入り、外国人選手ではレイノルズとシャイナーの野手2人、また、コンディション不良によりオープン戦最終戦を欠場した秋山と野間も間に合いました。

 その他にも、河野と田村も1軍メンバー入りしましたが、森、遠藤、磯村、曽根、大盛らの1軍経験のある選手や故障で出遅れた末包が漏れてしまい、新人選手も入ることができませんでした。

 新井監督も常々言っていますが、開幕1軍が全てではなく、長いシーズンを戦っていくためには、2軍スタートとなる選手の力が必要となる時が必ず来るので、その時に備えて準備をしておいてほしいですね。

 開幕戦の先発は九里と東の対決となることから、僅差のゲーム展開になると予想されます。両外国人の状態が上がっていないので、長打による得点は厳しいと思われるので、カープらしい繋ぐ攻撃に機動力を絡めて東を攻略し、開幕戦を白星で飾って、チームに勢いを付けてほしいですね。

<1軍登録メンバー>

投手:九里、大道、森浦、栗林、中﨑、益田、塹江、矢崎、島内、河野

捕手:會澤、坂倉、石原

内野:上本、田中、堂林、レイノルズ、菊池、小園、矢野、羽月、シャイナー

 外野:秋山、野間、松山、久保、田村

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ソフトバンクに零封勝ちしてオープン戦を締める

2024年03月24日 21時29分43秒 | 日記

SB 000 000 000 0
広島 020 001 00X 3
勝利投手:アドゥワ2勝
敗戦投手:岩井2敗1S
セーブ:大道2敗1S

 打線は、2回1死後に連打で1,2塁とすると、2死後に上本と久保の連続適時短長打により2点を先制すると、6回には2死後に2塁打で2死2塁として、代打松山の適時打で1点を追加しました。

 7回には死球と安打に四球で1死満塁の追加点機を作るも、矢野の左飛で本塁を狙った三走上本が本塁でアウトになってしまい、追加点を奪えませんでした。

 先発のアドゥワは、初回に先頭の周東に安打を打たれるも、その後は無安打1四球に抑える好投で、3回を投げて1安打1四球1奪三振無失点に抑えました。

 4回は島内が三者凡退に抑えると、5回は育成の杉田が1安打無失点、6回は育成の岡田が三者凡退、7回は河野が1安打無失点、8回は森浦が三者凡退に抑えました。9回は大道が連打で無死1,2塁のピンチを招くも、代打井上を三振、川村を中飛、栗原を三振に斬って無失点で凌ぎ、ソフトバンクに零封勝ちして、オープン戦を白星で締め、6勝8敗5分で終えました。

 開幕3戦目に先発する予定のアドゥワは、右打者にはツーシーム、左打者にはカットボールを制球良く投げ分けて、テンポの良い投球で3回1安打無失点に抑える素晴らしい投球で、開幕前最終登板を終えました。

 開幕に向けて、着実に状態を上げており、今の状態を維持していけば、強力DeNA打線もしっかりと抑えることができると思います。

 打線は、坂倉と久保がともに2安打を放つなど、適時打を含む8安打3得点と昨日までの貧打は脱したものの、野間は体の張りで欠場し、シャイナーとレイノルズはともに無安打で浮上の兆しが見られず、開幕に向けて貧打の不安を解消することができませんでした。

 新井監督は、シーズンに入れば、ガラッと変わることがあると、期待を込めたコメントをしていますが、昨季のデビッドソンのように、いつまでも上向かない可能性もあり、久保のように急に頭角を現してきた選手もいるので、2人の起用法については、長いシーズンを見据えながらも、目の前の試合のことも考えて検討してほしいですね。

 昨日の試合を欠場した秋山は、「左足首腓骨筋腱炎」と診断されたとのことで、新井監督によると、軽度とのことで開幕には問題ないとのことで、長期離脱は免れたのは幸いですが、開幕戦にスタメン出場できるかどうかは微妙かもしれませんね。

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森下が3回5失点で開幕に不安を残す

2024年03月23日 21時12分47秒 | 日記

広島 000 001 000 1
SB 230 000 00X 5
勝利投手:スチュワート・ジュニア 2勝
敗戦投手:森下1敗
本塁打:[ソフトバンク]柳田2号、ウォーカー5号

 先発の森下は、初回1死後に四球を与えると、柳田に2点本塁打を浴びると、続く2回には先頭のウォーカーに本塁打を浴び、さらに1死後、3連続短長打を打たれて、この回3点を失いました。

 それでも3回は修正して三者凡退に抑え、3回を投げて5安打2四球3奪三振5失点でマウンドを降りました。

 4回からは床田が登板して、1安打1四球3奪三振無失点の好投でした。

 打線は、2番に菊池、5番に堂林、6番に田村を起用して、昨日に続きシーズン開幕を見据えた打順を組みましたが、スチュワートに対して2回と3回に1死2塁の好機を作りながら、後続が凡退して無得点に終わり、5回まで2安打に抑えられてしまいました。

 6回は1死後に連続短長打で1死2,3塁として、レイノルズの犠飛で1点を返しましたが、7回から9回まで1安打に抑えられて得点を奪えず、ソフトバンクに完敗を喫し、オープン戦の負け越しが決まりました。

 森下は、立ち上がりは制球が安定せず、2本塁打を浴びるなど5点を失って、シーズン開幕向けて不安を残しましたが、3回は修正して三者凡退に抑えたので、最後は良い形で終えることができたと思います。

 森下であれば、今日の反省点をシーズンでの登板に活かして、快投を見せてくれるはずです。

 一方の床田は、球の切れ、制球とも素晴らしく、ほぼ完璧な投球内容でした。いつ開幕しても問題ないという状態だと思われるので、当番日に合わせて、しっかりとコンディションを整えてほしいですね。

 打線は、昨日は本塁による得点だけ、今日は犠飛による得点だけで、2試合連続適時打が出ておらず、貧打が続いています。

 今季の打線のカギとなるレイノルズとシャイナーが揃って低調のままで、上向く気配を感じまられず、さらに野間と菊池も状態が上がっていません。

 オープン戦は調整の場ではあるものの、開幕まで1週間を切り、オープン戦も残り1試合となると、これだけ低調な打者が多いのは不安になるので、明日は不安を払拭するような快音を連発してほしいですね。

 秋山が左くるぶしの違和感のため、今日の試合を欠場し、広島で検査を受けるとのことです。新井監督によると「そんなにシリアスなものではないと思う。ただ(開幕直前の)この時期なのでちゃんと検査しておこうということ」とのことですが、さすがに心配になります。

 今の低調な打線で、さらに秋山が不在となると大幅な戦力ダウンとなるので、軽傷であってほしいですね。

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打線が3安打と元気なく不安を残す

2024年03月22日 23時13分02秒 | 日記

広島 000 000 011 2
SB 000 000 200 2

本塁打:[広島 堂林2号、久保1号
    [ソフトバンク]栗原3号、ウォーカー4号

 開幕前最後のカードとなるソフトバンク戦は、開幕を見据えた試合となりました。

 開幕投手の九里は、2回1死から四球を与えただけで、3回を投げて無安打1四球4奪三振無失点でマウンドを降りました。

 4回は大道がマウンドに上がり、四球と左安打で1死1,2塁のピンチを招くも、併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、5回に登板した塹江も安打と四球で1死1,2塁とするも、後続を連続三振に斬って得点を与えませんでした。

 6回は中崎が三者凡退に抑えるも、7回に登板した矢崎が、連続本塁打を浴びて2点を失いました。

 8回は栗林、9回は益田がともに三者凡退に抑えました。

 打線は、DHを使用せず開幕戦を見据えたオーダーで臨み、2番に坂倉、5番に秋山、7番は田村を起用しましたが、7回まで1安打抑えられてしまいました。

 8回に堂林が本塁打を放つと、9回には久保が本塁打を放って同点に追いつき、引き分けに持ち込みました。

 九里は、開幕前最終登板となった試合で、3回をほぼ完璧に抑えており、調整は万全と見て間違いなく、全く不安を感じさせませんでした。

 中継ぎ陣は、矢崎が連続本塁打を浴び、大道と塹江はピンチを招くなど、少し不安定な印象を残しましたが、まだ調整期間はあるので、今日の反省点を活かして、修正してもらえれば、問題ないと思います。

 一方の打線は、開幕を見据えたオーダーで臨みながら、7回まで1安打に抑えられてしまいました。4番に入ったレイノルズは、ここまで順調に状態を上げていましたが、今日は4打数4三振に終わるなど、開幕スタメン候補から快音が聞かれませんでした。

 途中出場の堂林と久保が、本塁打を放って存在感をアピールしたことは、収穫ではありますが、開幕に向けて大きな不安が残りました。残り2試合で主力から快音が聞かれて、不安を解消させて開幕を迎えたいですね。

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大瀬良はカットボール以外の球種にも手応え

2024年03月20日 21時25分29秒 | 日記

広島 011 010 200 5
西武 003 010 20X 6
勝利投手:ボー・タカハシ2勝
敗戦投手:大道2敗
本塁打:[広島]田村3号

 

 打線は、2回に2死2塁から上本の適時打で1点を先制すると、続く3回には1死2塁からレイノルズの適時打で1点を追加しました。

 逆転された5回には、1死1、3塁として、田中の内野ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつきました。

 再び勝ち越された7回には、無死1塁から田村が2点本塁打を放って、逆転に成功しました。

 先発の大瀬良は、初回の先頭打者に四球を与えるも、後続を断って無失点で凌ぎましたが、3回1死後に連続長短打と四球で1死満塁のピンチを招いて、連続適時短長打を浴びて3点を奪われ、逆点を許しました。

 続く4回は先頭打者に四球を与えたところで降板するも、代った森浦が後続を抑えて、大瀬良は3回0/3を投げて、4安打3四球3奪三振3失点でした。

 5回は今季から育成契約になった岡田が登板して、安打と捕逸で1死2塁のピンチを迎えると、適時打で1点を失いましたが、後続を断って1回を投げて3安打1失点でした。

 6回は河野が三者凡退に抑えるも、7回に登板した大道が短長打で1死2,3塁とされて、2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 8回は益田が1安打無失点に抑えるも、打線が得点を奪えず、西武に競り負けました。

 大瀬良は、制球が安定していませんでしたが、状態が悪い訳ではなく、春季キャンプからカットボール以外の球種の精度向上に取り組んでおり、今日の投球では配球を代えたものであり、本人も、「試したかった球種でアウトが取れてるところは良かった」と新たな取り組みに対して一定の手応えを得たようです。また、3回に3失点しましたが、不運な当たりが絡んだ失点であり、今の状態を心配することはありません。

 4回途中に降板したのは、球数が嵩んでしまい予定投球数に達したものであり、昨秋に手術した右肘の状態を気にせず、新たな取り組みを試すことができていることを考えれば、開幕に向けて順調に調整が進んでいると思われるので、今季の大瀬良は、昨季の悔しい思いを晴らす活躍をしてくれそうですね。

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玉村が5回1失点の好投で開幕ローテ入りをアピール

2024年03月19日 22時54分01秒 | 日記

広島 100 000 000 1
西武 100 000 02X 3
勝利投手:甲斐野1勝
敗戦投手:杉田1敗
セーブ:アブレイユ2S
本塁打:[広島]小園2号
    [西武]中村剛1号

 初回に小園の本塁打で幸先良く先制するも、その後は4回1死1,2塁の好機でシャイナーは三振、田村が遊ゴロに倒れると、7回無死2塁もシャイナー、田村、菊池が内野ゴロに打ち取られて、追加点を奪えず、散発4安打に抑えられてしまいました。

 先発した玉村は、初回に連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、中村剛の犠飛で1点を失いましたが、その後は散発3安打に抑えて、5回を投げて5安打1死球5奪三振1失点の好投でした。

 6回は塹江が完璧に抑えると、7回は矢崎が1四球無失点に抑えましたが、8回登板した杉田が2死後に安打で走者を背負い、中村剛に2点本塁打を浴びて、勝ち越しを許してしまい、逆転負けを喫してしまいました。

 開幕ローテ入りを狙う玉村は、立ち上がりが不安定で、1死満塁のピンチを招きながら、秋山の好守もあって1失点で凌ぐと、2回以降はしっかり修正して制球と球も切れが良くなり、2回から5回までは連打を許さず、毎回の5奪三振で追加点を与えませんでした。

 初回こそ課題が残りましたが、2回以降は安定した投球であり、先発ローテとして任せられる内容だったと思います。

 先日のアドゥワと黒原に続き、玉村も好投したことで、残り1枠の開幕ローテ争いは混沌としており、新井監督は「アドゥワにしても、黒原にしても、タマ(玉村)にしてもすごくいいものを見せてくれているので、しっかり考えたいです。今日しっかり悩みたいなと思います。」と熟考する考えを示し、最終決定は明日以降となりました。

 3投手とも最後のアピール機会で好結果を残したことで、開幕ローテ争いは、誰が選ばれるか見通せない状況となりました。新井監督としては嬉しい悩みになったと思います。

 今季の先発ローテはかなり層が厚くなりそうで、投手陣は安心して見ていられそうですね。

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九里が8回途中まで1失点の好投

2024年03月12日 23時12分45秒 | 日記

広島 003 001 000 4
日ハム 001 000 012 4

 打線は、スタメンに主力を並べて、開幕オーダーを想定したかのように思われました。

 初回と2回の好機は無得点に終わりましたが、3回の無死3塁で4番で起用されたレイノルズの適時内野安打で先制すると、さらに2塁打などで1死2,3塁として坂倉の2点適時打で、この回3点を奪いました。

 6回は2死後に連打2死1,2塁として、小園の適時打で1点を追加しました。

 開幕投手に指名された九里が先発して、3回に2本の2塁打を浴びて1点を失いましたが、その後は毎回のように走者を背負いながらも無失点で切り抜け、8回1死後に死球を与えたところで降板となりました。

 代わった塹江は、安打と失策で2死満塁のピンチを迎えて、押し出し死球で1点を失ってしまい、九里は7回1/3を投げて6安打1死球2失点でした。

 9回は森浦が登板して、四球と連続暴投で1死3塁のピンチを招き、適時打で1点を失い、さらに守備の乱れで再び1死3塁となり、適時2塁打で同点に追いつかれました。その後に暴投で2死3塁のサヨナラのピンチでしたが、最後は三振に斬って勝ち越しは許しませんでした。

 九里は、球の切れ、制球とも素晴らしく、テンポの良い投球で日本ハム打線に的を絞らせず、凡打の山を築かせて、8回途中まで投げて96球とシーズンさながらの投球で、いつ開幕しても問題ないと思わせる内容でした。

 次回は登板間隔を空けて、オープン戦最終登板で開幕に向けて最後の調整を行う予定とのことですが、全く不安要素が見当たりませんね。

 極度の不振を極めていた打線は、主力がスタメン出場したこともあって小園が4安打、坂倉が2安打など計13安打を放ち、ようやく本領を発揮し始めたようです。ただ、13安打で4得点と得点効率は良くありませんが、オープン戦であることを考えれば、それほど心配することはないと思います。

 このまま打線の状態が上向いて、開幕にはしっかりと得点を挙げて、投手陣を援護してほしいですね。そして、主力の活躍を刺激にして、若手も奮起してほしいですね。

 なお、明日から16日まで所要により、更新できません。

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シャイナーに初安打が出るも、チームは3安打完封負け

2024年03月10日 21時48分16秒 | 日記

中日 100 010 010 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:大野1勝
敗戦投手:ハッチ2敗
セーブ:松山2S
本塁打:[中日]ディカーソン1号

 中日と地元でのオープン戦3戦目は、またも打線が沈黙して散発3安打で完封負けを喫して引き分けを挟んで連敗となりました。

 打線は、シャイナーを6番に降格させると、第1打席でオープン戦初安打となる2塁打を放ったものの、後続が続くことができず、3回以降は単打2本に終わりました。

 開幕ローテ入りが決まっているハッチが先発して、初回に2塁打を失策で無死1,3塁のピンチを迎えて、ディカーソンの適時打で1点を失うも、後続を断って最少失点で切り抜けると、2回と3回も安打を浴びながらも無失点に抑え、3回を投げて4安打1四球1失点でした。

 4回から登板した河野は、5回にディカーソンに本塁打を浴びて1点を失い、2回を投げて1安打1失点でした。

 6回からは益田がマウンドに上がり、1回1/3を投げて1安打1四球無失点、7回1死後からは塹江が登板して完璧に抑えましたが、8回は島内が四球と安打などで1死1,3塁のピンチを招き、カリステの適時打で1点を失い、1回を投げて2安打1四球1失点でした。

 9回は栗林がパーフェクトに抑えると、試合後には新井監督が、今季の守護神を栗林にに任せることを明言しました。

 開幕ローテ入りが決まっているハッチは、初回こそ適時打を浴びて先制を許しましたが、その後の無死1,2塁のピンチでは細川と石川昴を2者連続三振に斬って追加点を与えず、その後も走者を背負いながらも、最速151kmを計測した力強い速球を軸に、得点を与えませんでした。また、課題となっていた走者を背負った場面でのクイックも改善されてきており、開幕に向けて順調に段階を上げているようなので、あとはイニング数を伸ばしていけば、問題はなさそうですね。

 一方の打線は、18打席無安打が続いていたシャイナーに待望の初安打が出て一安心したものの、8日の試合も3安打で完封され、昨日の試合は4安打2得点も敵失が絡んでおり、この地元3連戦は全体的に元気がありません。

 2軍から合流した主力が、実戦に出場し始めたばかりで、状態が上がっていないこともあると思いますが、キャンプ中に好結果を出していた若手から快音が聞かれなくなってきました。

 相手チームも主力投手が登板し始めたこともあり、苦戦しているのかもしれませんが、この壁を乗り越えないとポジションどころか、1軍枠入りも難しくなってしまいます。一人でも多く、この壁を乗り越えて1軍での戦力となってほしいですね。

 

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