カープな毎日

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継投失敗サヨナラ負け

2011年10月09日 22時28分00秒 | 試合結果
広島102 000 000 3
ヤクルト000 020 011 4
勝利投手:林昌勇4勝2敗31S
敗戦投手:今村3勝8敗1S


 今日は東出をスタメンから外し、1番に赤松、7番2塁に松本を起用したこの打順が成功し、初回に赤松が死球で出塁して盗塁と犠打で1死3塁とすると、バーデンの内野ゴロの間に1点を先制しました。
 2回にも廣瀬の死球と松本の安打に犠打で1死2,3塁のチャンスを作りましたが、バリントンが三振、赤松が遊飛に倒れて追加点を挙げられませんでした。
 続く3回には木村の安打とバーデンの死球で無死1,2塁とするも、栗原が併殺に倒れてしまい、チャンスを潰したかと思われましたが、廣瀬と松山が連続四球を選んで満塁として、松本が2点適時打を放ってリードを3点に広げ、先発山本斉をKOしました。

 先発バリントンは初回と2回に四死球で走者を出したものの、4回まで無安打に抑えて、ヤクルト打線を完全に封じました。
 しかし、5回に宮本に初安打を打たれると、そこから3連打されて無死満塁のピンチを招いてしまいましたが、代打ユウイチのニゴロと青木の遊ゴロはどちらも併殺が取れず、2点を失ってしまいました。さらに上田には右翼線2塁打を打たれるも、廣瀬-栗原-倉の好返球で青木を本塁で刺して1点のリードを守りました。
 7回にも1死から四球を与えて出塁を許すも、相川の安打性の当たりを松本のファインプレーにより併殺にしてバリントンを守備で援護しました。

 打線はヤクルト中継ぎ陣を捉えきれず、5回から7回は無安打に抑えられていましたが、8回に先頭の松山が安打で出塁し、犠打で1死2塁としましたが、松本は一ゴロ、倉は三振に倒れてヤクルトを突き放すことができませんでした。
 8回からは継投に切り替えましたがこれが誤算でした。岸本が代打福地に3塁打を打たれて無死3塁とされると、3番手青木が青木に適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。更に犠打などで2死2塁とされて畠山を迎えましたが、ここは敬遠して勝負を避けました。このピンチは今村がバレンティンを三振に仕留めて同点で留めました。
 ところが、9回に1死から安打と犠打で2死2塁とされると、福地にライトオーバーのサヨナラ打を打たれて、ヤクルトにサヨナラ負けを喫してしまいました。


 やはり先発と今村を繋ぐ投手がいないですね。今の中継ぎ陣では競った展開では非常に怖いです。理想は先発が8回まで投げて、9回は今村を使うという継投でしょう。しかし、バリントンは中4日で、7回までに104球を投げていることから、8回は継投に切り替えるのは仕方ありません。
 9月以降はリリーフ失敗が目につくようになりました。サファテや豊田の離脱、8月までの疲れが出てきたことなど要因はいくつかありますが、選手層が薄いということに尽きます。
 来季こそ終盤まで上位争いをするためには、先発投手以上に中継ぎ投手の層を厚くする必要がありますね。

 野村監督の采配がいつまで経っても、消化試合モードに入りませんね。8回2死1,2塁で今村を起用しましたが、9回に投げさせるつもりなら、8回は投げさせる必要はないでしょう。
 順位もほぼ確定した状況で、今村をイニング跨ぎで起用する必要はないずです。今季も昨日までで51試合に登板しているので、疲れも溜まってきていると思うので、無理な起用は避けるべきでしょう。これ以上無駄に選手へ負担を掛けると、来季に影響するかもしれないので、消化試合用の采配に変えてほしいですね。
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