カープな毎日

カープファンのひとりごと。

マクブルームの決勝打で開幕6連勝

2022年03月31日 23時00分27秒 | 試合結果

阪神 010 010 000 2
広島 000 021 00X 3
勝利投手:塹江1勝
敗戦投手:秋山1敗
セーブ:栗林2S

 先発の玉村は、初回1死2塁のピンチはマルテと佐藤輝を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に3安打で1死満塁とされ、併殺崩れの間に1点を失って先制を許しました。

 3回と4回は走者を出しながらも無失点で凌ぐと、5回2死2塁から佐藤輝に適時2塁打を浴びて追加点を失いました。5回の攻撃で代打を送られたことから、5回を投げて8安打2失点と先発の役割を果たしました。

 打線は、苦手の秋山に4回まで無安打に抑えられていましたが、5回に連続長短打で無死1,3塁として、1死後に末包の遊ゴロの間に1点を返し、続く上本の適時打で同点に追いつきました。さらに代打宇草が2塁打を放つも、本塁を狙った上本が本塁で憤死して勝ち越すことができませんでした。

 それでも、続く6回に1死後、安打と犠打で2死2塁として、マクブルームが適時2塁打を放ち、勝ち越しに成功しました。

 6回からは塹江が登板して安打と犠打で2死2塁のピンチを招きましたが、近本を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、7回は島内が1死1,2塁とされながらも、大山とロハス・ジュニアを凡打に打ち取って無失点に抑えました。

 8回は中崎が、9回は栗林がそれぞれ三者凡退に抑えてリードを守り切って、チームは開幕から6連勝となりました。

 

 今日も4番に入ったマクブルームが2度の得点に絡み、チームの開幕6連勝に大きく貢献しました。

 4回まで秋山に抑えられていた打線でしたが、5回にマクブルームの2塁打をきっかけにチャンスを作ると、内野ゴロと上本の適時打で2点を挙げました。

 6回には2死2塁からマクブルームがフェンス直撃の適時2塁打を放ち決勝点を叩きだして苦手の秋山をKOしました。

 マクブルームが昨日の伊藤将、そして今日の秋山と昨季まで苦手にしていた2投手を打ち崩して、チームを逆転勝ちに導いたことは、今後に向けても苦手意識を払拭することができてたと思われるので、この2試合のマクブルームの活躍は本当に素晴らしかったです。マクブルームはかなり期待ができますね。

 またリリーフ陣は1点のリードを守りきりって、逃げ切りに成功しました。6回に1点のリードを奪うと、その後は塹江、島内、中崎、栗林が無失点リレーで繋ぎました。

 7回、8回の継投が大きな課題となっていましたが、今季は島内と中崎のセットアッパーがしっかりとしているので、リードを保って栗林に繋ぐことができそうで、試合終盤も安心して見ていられそうですね。

 

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終盤の猛攻で逆転して開幕5連勝

2022年03月30日 23時36分06秒 | 試合結果

阪神 000 010 002 3
広島 000 003 32X 8
勝利投手:床田1勝
敗戦投手:伊藤将1敗
本塁打:[阪神]ロハス・ジュニア1号

 先発の床田は、毎回のように安打を浴びながらも、連打や長打を許さず、4回まで2塁さえ踏ませず無失点に抑えました。5回にロハス・ジュニアに本塁打を浴びて先制を許しましたが、その後は無安打に抑えて、7回を4安打1失点に抑える好投でした。

 打線は4番にマクブルームを起用しました。初回に2死2塁の先制機でマクブルームに打席が回るも、中飛に倒れて無得点に終わると、天敵の伊藤将に5回まで2安打無得点に抑えられました。しかし、6回に2安打で2死1,2塁とすると、坂倉と會澤の連続適時打と敵失で3点を挙げて逆転に成功しました。

 続く7回にも代打中村健と西川の連打で無死1,2塁とすると、菊池涼の適時2塁打、マクブルームの適時打、坂倉の犠飛で3点を追加し、さらに8回には安打と盗塁で1死2塁として、敵失と西川の適時打で2点を追加して試合を決めました。

 8回は中崎が三者凡退に抑えるも、9回はコルニエルが登板して安打と四球で1死1,2塁として、佐藤輝の適時打と内野ゴロの間に2点を失いましたが、最後はロハス・ジュニアを三振に斬って逃げ切り、チームは開幕5連勝となりました。

 

 床田は、ストライク先行のテンポの良い投球で阪神打線を抑え、ロハス・ジュニアに本塁打を浴びたものの、それ以外は危なげない投球で7回を1失点に封じる素晴らしい投球でした。

 序盤4回までは3回を除いて毎回安打を打たれましたが、全て2死からであり、落ち着いて後続を抑えて2塁さえ踏ませませんでした。さらに1点を失った後は、9者連続でアウトを奪い、味方の反撃へのリズムを作りました。

 今日の投球であれば、先発3本柱に匹敵する内容であり、ローテの軸の一人として計算できる投手と考えて良いと思います。この投球を続けて2桁勝利を目指してほしいですね。

 

 打線は開幕から4番スタメンで出場していた松山をベンチスタートさせ、4番に新外国人マクブルームを起用する大胆な打順を組みました。

 昨季1度も黒星を付けられなかった天敵の伊藤将対策として起用したと思いますが、それが見事に的中しました。6回2死1塁の第3打席で安打を放ち、1,2塁と好機拡大して3得点に繋げると、7回には代打中村健のプロ初安打をきっかけに作ったチャンスで適時打を放って来日初打点を挙げました。

 マクブルームは、まだ本調子ではないと思われるので、これからさらに状態が上がってくれば、かなり期待ができると思います。今季こそは外国人野手が活躍してほしいですね。

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逆転サヨナラ勝ちで開幕4連勝

2022年03月29日 22時59分41秒 | 試合結果

阪神 000 002 000 2
広島 001 000 002 3
勝利投手:矢崎1勝
敗戦投手:ケラー2敗

 新外国人のマクブルームが1軍に昇格して、即6番左翼でスタメン出場した打線は、苦手の西勇に対して3回に西川の安打と菊池涼の通算300犠打で1死2塁とすると、小園の適時打で1点を先制しました。

 しかし、その後は西勇に4回から7回2死まで無安打2四球に抑えられると、渡邉、岩崎て2塁さえ踏むことができませんでした。

 先発の九里は、2回に2死1,3塁のピンチを招くも、西勇を三振に斬って無失点で凌ぐと、5回まで4安打無失点に抑えましたが、6回に3連打で無死満塁とされ、内野ゴロと犠飛で2点を失って逆転を許してしまいました。

 続く7回にも内野安打と死球で1死1,2塁のピンチを招き、佐藤輝を右飛に打ち取り、2死2,3塁となったところで、マウンドを黒原に譲りました。

 ピンチの場面でプロ初登板となった黒原は、糸原を三振に斬って無失点で切り抜け、プロ初登板を終えて、九里は6回2/3を投げて8安打2四死球2失点となりました。

 8回からは松本が登板して1安打無失点に抑えると、9回に登板した矢崎は2四球と捕逸に盗塁で2死2,3塁のピンチを招きましたが、糸原を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 9回裏はマクブルームの来日初安打に代走曽根の盗塁と四球、さらに代打長野の内野安打で1死満塁として、西川が2点適時打を放って逆転サヨナラ勝ちを収めて、開幕4連勝となりました。

 

 今日のサヨナラ勝ちの立役者は、9回1死2塁で8球ファールで粘った末に四球を選んだ上本と7回2死2,3塁のピンチを抑えた黒原だと思います。

 9回は安打と盗塁で無死2塁とし、會澤が三振に倒れた後、ファールで粘り12球目で四球を選んで1,2塁と好機を拡大させて、その後の長野の内野安打と西川のサヨナラ打を呼び込みました。

 無死2塁で會澤が走者を進めることができず三振した後だっただけに、この四球はとても大きな価値があり、これでチームが勢い付いたことは間違いありません。今季の攻撃のテーマである次打者へ繋ぐ意識がしっかりと現れていました。この攻撃を続けていってほしいですね。

 そして逆転された後の7回に九里が2死2,3塁のピンチを迎えた場面でリリーフして、糸原を三振に斬って阪神に追加点を与えませんでした。もし1点でも失っていれば、試合の流れが完全に阪神に傾いてしまう場面だっただけに、ここを無失点で凌いだことが9回の逆転劇に繋がったと思います。

 黒原はプロ初登板で緊張したと思われ、いきなり3球連続ボールとなりましたが、そこからしっかりと立て直してフルカウントから糸原を三振に斬った投球は素晴らしかったと思います。

 黒原はかなり期待ができそうで、新人王を狙えると思います。これからもブルペンを支える投球を続けていってほしいですね。

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9回2死から逆転して開幕3連勝

2022年03月27日 23時53分29秒 | 日記

広  島 000 040 003 7
DeNA 002 011 011 6
勝利投手:中﨑1勝
敗戦投手:山﨑1敗
セーブ:栗林1S
本塁打:[DeNA]佐野1号、宮﨑1号、牧1号

 

 先発の遠藤は、3回1死後に連続短長打で2,3塁を招くと、楠本に2点適時2塁打を浴びて先制を許しました。続く4回は無死2塁のピンチを背負いましたが、後続を断って無失点で切り抜け、5回の攻撃で代打を送られ、4回を投げて4安打2失点でした。

 打線は、坂本に4回まで完璧に抑えられていましたが、5回に2安打で2死1,2塁と初めてチャンスを作り、上本の適時2塁打、代打長野の2点適時打、西川の適時2塁打で4点を奪って逆転に成功しました。

 5回からはコルニエルが登板するも、5回は佐野、6回は宮崎にそれぞれ本塁打を浴びて同点に追いつかれると、8回には中崎が牧に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 打線は8回に1死2塁の勝ち越し機を作りましたが、小園と松山が凡退して無得点に終わりましたが、1点を追う9回に2死2塁から内野安打と四球で満塁として、西川の3点適時3塁打で逆転に成功しました。 

 9回は栗林が登板するも、2四球で1死1,2塁として、2死後に牧に適時打を浴びて1点を失ってしまいましたが、宮崎を一邪飛に打ち取ってリードを守り切って、今季初セーブを挙げ、チームは開幕3連勝と好発進しました。

 

 鈴木誠の抜けた打線は得点力の低下が予想されましたが、繋ぎの攻撃でセ・リーグ初の開幕から2試合連続で2桁安打2桁得点を挙げて連勝に導きました。

 今日は昨日までとはスタメンを変えて6番中堅で中村健を起用しましたが、打線の繋がりの良さは変わらず、加えてベンチの采配も冴えました。

 5回に訪れた2死1,2塁の初めてのチャンスで上本が適時2塁打を放ち、なおも2,3塁の場面で先発の遠藤に代えて代打長野を送って勝負を掛けると、長野が期待に応えて適時打を放ち、一挙4得点で逆転に繋げました。

 さらに9回には2死から上本が内野安打、長野が四球でしぶとく繋いで西川の逆転打を呼び込みました。

 この3連戦では昨季はできなかった次打者に繋ぐ攻撃が出来ており、チャンスを着実に得点に結びつけていることが、打線好調の要因になっています。特に2死からの得点が増えており、その点が昨季までとの大きな違いになっています。

 今後は打撃状態が落ちてくる時期が必ず来ると思いますが、その時でも常に繋ぐ意識を高く持って打席に入って、泥臭く1点を奪う攻撃を続けてほしいですね。

 一方で、投手陣ではコルニエルと中崎がともに本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。打線が逆転してくれたことで負けずに済みましたが、競った展開では本塁打は命取りになることがあるので、同じ失敗をしないように、今日の投球を見直して、しっかりと修正してほしいですね。

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新人4選手が開幕1軍入り

2022年03月24日 23時04分33秒 | 日記

 明日から始まる2022シーズン開幕に向けて開幕1軍選手が公示されました。

 新人では、黒原、松本、中村健、末包の4人が入り、中村奨も初の開幕1軍入りとなりました。

 その他では、矢崎、宇草、大盛も開幕1軍入りを果たし、昨季までより新たな戦力が増えた印象がありますが、外国人選手がコルニエルだけであり、外国人選手の不在により、得た開幕1軍とも言えるかもしれません。

 それでも、1軍入りのチャンスを得たことは間違いないので、このチャンスをしっかりとモノにしてほしいですね。

 

投手:大瀬良、森下、栗林、中崎、黒原、塹江、矢崎、島内、松本、コルニエル

捕手:中村奨'、會澤、坂倉、磯村

内野:上本、田中広、堂林、菊池涼、小園

外野:長野 、野間 、宇草、中村健、末包 、松山 、大盛、西川

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アンダーソンとターリーが入団会見

2022年03月22日 21時00分02秒 | 日記

 新外国人のアンダーソンとターリーがが、マツダスタジアムで入団会見しました。

 先発候補のアンダーソンは、「100%の状態でいつでもいける。自分の持っている力を出したい」と早期の1軍合流に意気込みを見せると、中継ぎ候補のターリーも、「しっかりパフォーマンスを出せるように準備してきた。チームの勝利、優勝のために力になりたい」と抱負を語りました。

 2人とも米国でしっかりとトレーニングをしてきたようで、状態は良さそうですが、実戦からは遠ざかっており、日本の野球に慣れる必要もあり、今後は2軍で調整する見込みです。

 開幕時の先発ローテは6人揃いましたが、5番手の玉村と6番手の遠藤は安定感に不安を残しており、シーズン通してローテを守れるか分からず、中継ぎ投手も人数は揃っていますが、今季は延長12回制となることから、中継ぎ陣の層の厚さがシーズンの成績に大きく影響すると思われることから、先発、中継ぎとも少しでも多くの戦力が必要になります。

 昨季は外国人選手が機能しなかったことが低迷の一因になりましたので、2人にはしっかりと調整して、1軍の戦力として活躍してほしいですね。

 

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遠藤が開幕ローテ当確

2022年03月20日 23時05分10秒 | 日記

SB 000 050 120 8
広島 100 101 000 3
勝利投手:大関2勝
敗戦投手:遠藤1敗1S
本塁打:[広島]坂倉1号

 オープン戦最終戦は、ソフトバンクに大敗を喫してしまい、16試合で5勝9敗2分けの9位で終えました。

 先発ローテ入りを目指す遠藤が先発して4回1/3を投げて9安打1四球4失点と首脳陣にアピールすることができませんでした。

 遠藤を救援した森浦は2/3回を3安打1失点とリリーフに失敗すると、3番手として6回から登板した矢崎は2イニング目に2長短打などで1点を失ってしまい、さらに4番手黒原も1回を3安打1四球2失点と救援陣がソフトバンク打線を止められませんでした。

 9回に登板した栗林は、2安打を浴びながらも無失点で凌ぎきったことは良かったですが、一抹の不安を残してオープン戦を終えました。

 打線は、初回に四球をきっかけに松山の適時打で幸先良く先制点を挙げましたが、2回と3回は先頭打者が安打で出塁しながらも後続が続かず無得点に終わりました。

 4回に坂倉の本塁打で得点を挙げるも、6回には1死1,3塁で敵失による1得点のみに終わり、7回無死1,2塁も後続が倒れて得点を奪えず、8安打3得点に終わりました。

 打線は調子を落としていた松山が2安打1打点と復調気配を感じさせたことは大きな収穫でしたが、その後は坂倉の本塁打と敵失による得点のみで、2回無死2塁、6回の敵失で得点した後の1死1,3塁、7回無死1,2塁のチャンスはともに後続が続かず課題の得点力不足を露呈してしまいました。

 主力の西川、小園、松山、坂倉は開幕に向けて順調ですが、期待が高かった林、末包、中村奨、中村健、大盛らの若手が結果を残すことができず、大きな不安を残しました。新外国人のマクブルームはもう少し時間が掛かると思うので、開幕からしばらくは貧打に苦しむ可能性が高そうですね。

 

 遠藤は、ローテ入りに向けた最終テストでしたが、毎回の9安打を浴びてしまいました。粘り強く4回まで無失点で凌ぎましたが、5回に捕まりイニング途中で降板となってしまい、開幕ローテ入りにアピールできませんでした。しかし、ライバルの小林が今日のウエスタン・リーグ中日戦で7回を10安打5失点と炎上したことから、佐々岡監督は遠藤を開幕ローテ6番手に決めたことを明言しました。

 遠藤は、初回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招くも、柳田、グラシアル、栗原の中軸を抑えて無失点で切り抜けると、3回1死1,3塁ではグラシアルを併殺に斬って得点を与えませんでした。しかし5回に連打などで無死1,3塁とされ、1死後連続適時長短打を浴びて2点を失ったところでマウンドを森浦に譲り、森浦も打たれたことで4失点となりました。

 9安打された投球は反省しなければいけませんが、四球は1個と制球面で自滅しなかったことは評価できると思います。シーズンでも悪い時があると思いますが、今日のように粘り強く投げてローテを守ってほしいですね。

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森下も6回4失点で開幕に不安を残す

2022年03月19日 21時26分06秒 | 日記

広島 002 010 100 4 
SB 000 400 000 4
本塁打:[広島]西川1号
    [ソフトバンク]野村勇2号

 森下が先発して6回を投げて6安打2四死球4失点でオープン戦最終登板を終え、昨日の大瀬良と同様に開幕に向けて不安を残す投球内容でした。

 7回からは島内が登板して三者凡退2奪三振の好リリーフを見せると、8回に登板した中崎は松田に2塁打を打たれるも、3三振無失点に抑える好リリーフで、試合後には佐々岡監督は2人とも勝ち継投入りを明言しました。

 9回は松本が登板して2四球を与えて1死1,2塁のサヨナラ機を迎えましたが、後続を断って無失点で凌ぎ、引き分けに持ち込みました。

 打線は、今日もシーズンを想定した打順を組みましたが、4回と8回を除いて毎回安打となる10安打を放ちながらも、4得点10残塁と相変わらず拙攻が目立ちました。

 開幕スタメンで1番で起用が見込まれる西川が2安打1本塁打を放ち好調をキープしており、打線のけん引役としてチームに勢いを付けてくれそうです。

 また3番を任されると思われる小園は3安打を放って2度の得点に絡み、5番の坂倉も1安打2打点と勝負強さを発揮して、2人とも主軸としての役割を果たしました。

 やはり、4番の松山に元気がないところが気になります。1本の安打が復調のきっかけとなり打撃状態は上がると思うので、明日こそは1本安打が出て、復調の兆しを見せてほしいですね。  

 森下は、3回まで1死球のみで無安打に抑える素晴らしい投球でしたが、4回に野村勇に本塁打を浴びると、さらに2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、1死後、併殺崩れと上林の2点適時打で3点を失いました。

 それでも5回の2死2塁ではグラシアルを二ゴロに打ち取り、6回無死1塁は中村晃を併殺に打ち取って、粘り強い投球で追加点を防いだところは良かったと思います。

 本人も試合後に、「2巡目に入ってからコースや初球の入りが悪かった。」とコメントしており、修正点は分かっていると思います。森下であれば、開幕までの1週間でしっかりと修正して、シーズンでは素晴らしい投球をしてくれるはずですね。

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投打とも開幕に不安を残す

2022年03月18日 20時58分19秒 | 日記

広島 000 100 000 1
SB 002 200 01X 5
勝利投手:千賀1勝1敗
敗戦投手:大瀬良1勝2敗
本塁打:[ソフトバンク]三森2号

 

 開幕投手の大瀬良が先発して、6回を投げて7安打1四球7奪三振4失点と、開幕に向けて不安を残す内容となりました。

 2番手として登板した黒原は、1回を投げて1安打無失点に抑えましたが、3番手塹江が1回を投げて2安打1失点と課題のセットアッパー候補が精彩を欠いた投球となってしまいました。

 打線は、シーズンを意識した打順で臨みましたが、千賀に対して7回までに6安打を放ちながらも1得点に終わるなど、7安打1得点と繋がりを欠き、相変わらず得点力不足の状態が続いています。

 4回に1死3塁から小園の適時打で1点を返すも、続く松山が併殺に倒れてしまい、7回には連打で1死1,2塁としながら、末包と代打長野が連続三振に倒れました。続く8回にも藤井から1死1,2塁のチャンスを作りましたが、小園と松山が倒れて得点を挙げられませんでした。

 4番の松山が4打数無安打1併殺と沈黙したことが打線の繋がりを欠く原因となりました。1軍復帰直後は当たりが出ていましたが、最近4試合は1安打と快音が聞かれません。開幕4番の有力候補の状態が上がってこないのは気になります。何とか復調のきっかけを掴んで、開幕戦では快音を期待したいですね。

 

 大瀬良は2回まで無安打3奪三振の素晴らしい投球でしたが、3回に初弾となる2塁打を打たれれると、続く三森に2点本塁打を浴びて先制を許してしまい、続く4回も2長短打と四球で1死満塁のピンチを招き、2死後、甲斐に2点適時打を浴びてしまいました。さらに5回にも1死2塁とされ、2死後にグラシアルに安打を打たれましたが、西川の好返球により失点を免れました。

 2回までは3三振を奪うなど快調に投げていましたが、3回に走者を背負ったところから制球が甘くなったところを痛打され、試合中に修正することができませんでした。

 ここまで順調に段階を上げていただけに、今日の投球内容は気になりますが、大瀬良であれば、開幕までの1週間でしっかりと課題を洗い出して、修正して万全の状態で開幕戦に臨んでくれるはずです。エース大瀬良を信じましょう。

 

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鈴木誠がカブスと契約合意

2022年03月17日 21時11分31秒 | 日記

 ポスティングシステムによりメジャー移籍を目指していた鈴木誠が、シカゴカブスと5年総額8,500万ドル(約100億3,000万円)の契約で合意したとのことです。メジャー移籍時の契約としては日本人野手の史上最高額で、投手を含めても田中将に次ぐ2番目という大型契約となりました。また、ポスティングの譲渡金として1,462万5000ドル(約17億4,000万円)がカープへ支払われます。

 鈴木誠がポスティングを申請して、昨年11月22日から交渉を開始しましたが、労使対立からロックアウトに突入したため、長期中断していました。しかし、今月10日に新労使協定が妥結され、翌日から交渉が再開されて、争奪戦になっていました。

 ロックアウトが予想以上に長引いていたことから、もしかしたら今季のメジャー移籍を断念するかもしれないと、淡い期待をしていましたが、鈴木誠のメジャー移籍への意志は固く、我慢強く交渉再開を待ち、最大級の評価で契約に至りました。

 これだけの大型契約となると周囲の期待も高くなり、プレッシャーも感じるかもしれませんが、鈴木誠であればきっとメジャーでも走攻守で素晴らしいプレーを見せてくれるはずです。アメリカで鈴木と言えば「SEIYA」となるほどの活躍をしてほしいですね。

 

 一方、カープでは新外国人のライアン・マクブルーム内野手が、マツダスタジアムで入団会見を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大防止策の入国制限の影響で来日が遅れましたが、アメリカにいた時もしっかりと強化トレーニングなどを行って動ける体を作ってきたとのことで、コンディションは問題ないとのことでした。

 メジャーに移籍する鈴木誠の穴を埋める存在として長打力を期待されており、昨季、3Aで32本塁打を放った長打力に注目が集まりますが、会見では「自分の持ち味は対応力。パワーもあるが、アベレージを残せると思っている。打点をたくさん稼いで、チームの勝利に貢献したい」と、本人は長距離砲というよりもアベレージヒッターとの認識のようです。

 パワーと売りにする打者は、日本の野球に適応できないことが多いので、アベレージヒッターで安打の延長戦で長打が打てる打者の方が成功する可能性が高いと思います。その点ではマクブルームは活躍しそうな感じがします。

 とりあえずは、2軍でしっかりと調整するとともに、日本の野球に慣れて、早期の1軍昇格を期待したいですね。

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