カープな毎日

カープファンのひとりごと。

新井監督2年目に向けて期待膨らむ

2023年12月31日 23時26分50秒 | 日記

 新井新監督が就任して臨んだシーズンは、まずチーム改革として選手の意識改革に取り組み、投打とも個々の選手の力を引き出すことに成功して、島内や羽月らが能力を発揮して貴重な戦力となる一方で、田中や中崎らの中堅からベテランも復活して、チームの戦力アップに成功するとともに、選手を信じた大胆な采配で戦力を最大限に活かしました。

 開幕直後こそ躓いたものの、その後はエース大瀬良の故障離脱、守護神栗林の不調・故障離脱などがありながらも、代わりの選手がカバーしてチーム一丸で戦って白星を重ね、7月末には一時首位に浮上するなど、8月中旬まで阪神との首位争いを繰り広げました。

 8月中旬以降は秋山、西川、菊池らの主力に故障離脱が相次ぎ、さらに矢崎や床田らの開幕から奮闘した投手陣にも疲労の影響が出てチームは失速して首位争いから脱落してしまいましたが、74勝65敗4分で2位を死守して5年ぶりのAクラスに入りを果たしました。

 投手陣では、大瀬良がコンディション不良で本来の投球ができず苦しみ、一時離脱もありましたが、床田が開幕から安定した投球を続けて先発陣を牽引すると、リリーフでは栗林も不調に故障も重なってしまう大ピンチでしたが、代わりに矢崎が守護神としての役割を十分に果たすとともに、島内がセットアッパーに定着し、さらにターリー、大道、中崎らも好投を続けたことで試合終盤の継投が安定して、チームは白星を重ねることができました。

 来季に向けてはドラフトで大学No.1の常廣をはじめ、4人の即戦力投手を欠くとしているので、さらに投手陣が充実することは間違いないと思います。

 野手では坂倉が捕手に専念したことの成否が、チーム成績に直結すると思っていたので、新井監督の一番大きな改革と言えます。シーズン序盤こそ捕手としてリードや捕球で苦心して、その影響が打撃にも出てしまい、投打で苦労しましたが、予想以上に成長が早く、シーズン中盤以降は攻守で貢献してチームの躍進を支えました。しかし、シーズン終盤はスタメンマスクを會澤に譲ることが増えるなど、まだ課題は残っていますが、今季の経験は必ず来季に活きるはずなので、来季は強打の捕手として正捕手の座を確固たるものとし、新井カープを支える選手になると思います。

 また、今季は小園もシーズン序盤の不振による2軍降格を乗り越えて、精神的に一回り成長したことから、来季は坂倉と小園がチームを牽引する存在になると思います。

 来季に向けては、西川がFA移籍したことによる戦力低下が懸念されますが、今季終盤に末包や田村が成長の証を見せて来季への期待を持たせてくれたので、新井監督の手腕でレギュラーとしてブレイクする可能性は十分にあると思います。

 昨年の今頃は、新井監督が就任して来季への期待ばかりでしたが、今季は低い下馬評を覆して2位に躍進した実績に、若手の成長や即戦力投手の獲得とさらなる戦力アップもあり、今年は期待だけではなく、リーグ制覇できるという確信もあります。

 来季は6年ぶりのリーグ制覇、そして念願の日本一を成し遂げてくれるはずですね。

 本年も1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。皆様も良いお年をお迎えください。

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現役ドラフトで移籍した内間の入団発表

2023年12月20日 22時52分24秒 | オフシーズン

 現役ドラフトで楽天から移籍した内間拓馬投手が、入団会見を行いました。背番号は67に決まりました。

 内間はリーグが変わり、広島には縁が無かったので、不安が大きいと思いますが、亜大で同期だった矢野がおり、森下や宇草とは大学の代表で一緒にプレーことがあるとのことで、内間にとってはチームに溶け込みやすい環境が整っていることは、良かったのではないでしょうか。

 内間は力強い直球が武器であり、島内や矢崎と同じタイプであることから、コーチ陣からの指導によりリリーフとして才能が開花する可能性があると思います。

 現役ドラフトにより、環境が変わることでブレイクすることは、今季の阪神大竹や中日細川らが証明しているので、来季は内間がブレイクして、チームの勝利に貢献して、チームをリーグ制覇に導く存在になってくれることを期待したいですね。

 

 

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森下と松山が契約を更改して、全選手の契約更改終える

2023年12月15日 21時40分10秒 | オフシーズン

 森下と松山が契約更改交渉を行い、森下は2,000万円増の年俸1億3,000万円で、松山は現状維持の年俸6,500万円+出来高でそれぞれ更改し、全選手の契約更改を終えました。

 森下は昨年10月に右肘クリーニング手術を受けた影響で、今季は開幕に間に合いませんでしたが、5月の1軍昇格後は先発ローテを守り、20試合に登板して131回2/3を投げて9勝6敗、防御率3.01の成績を残しました。

 シーズン前半はQS率が100%と素晴らしい投球で順調に白星を積み重ねましたが、終盤は少し状態を落としてしまい2桁勝利には届きませんでした。それでも5月から合流して、一度もローテを外れることなく9勝を挙げたところは素晴らしかったと思います。

 来年は1月にマエケンと合同自主トレを行う予定とのことで、マエケンから技術や考え方などを吸収して、初の開幕投手を狙う意気込みを見せました。

 森下の実力は誰もが認めるところですが、まだチームのエースと呼ばれることはありません。そろそろエースとしての風格を備えてもらい、チームを牽引する存在になる時期だと思っているので、マエケンとの自主トレで多くのことを学んで、来季はエースと呼ばれる存在になってほしいですね。

 松山は79試合に出場して打率.252、0本塁打、27打点の成績でしたが、代打では打率.380、21打点という好成績でチームの勝利に大きく貢献しました。一方でスタメン出場した24試合では打率.178、6打点と結果を残すことができませんでした。

 松山は代打の切り札として、驚異的な代打成功率を残しているので、それだけでも十分にチームに貢献しています。しかし、シーズン終盤に主力が相次いで離脱した時のように、スタメンとして起用される可能性は十分にあります。

 普段は代打としてベンチスタートで、時々スタメンでの出場となると、調整やモチベーションの持ち方が難しいと思いますが、経験豊富なベテランなので、上手く対応して自慢の打撃でチームを勝利に導いでほしいですね。

 

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島内が3倍増で契約更改

2023年12月14日 21時36分50秒 | オフシーズン

 島内が契約更改交渉を行い、今季年俸2,300万円から4,700万円増の7,000万円で更改しました。

 島内は、開幕から勝ちパターンの一角を担い、5月以降はセットアッパーに定着して、両リーグ最多の62試合に登板して3勝3敗39ホールド、2セーブ、防御率2.31の好成績を残し、球団最多タイの42ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました。

 会見後には、マツダスタジアム内のギャラリーに最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得を記念した銅板のプレートを取り付けました。

 昨季までの島内は、制球が安定しないのが課題でしたが、今季はキャンプ、オープン戦で結果を残し、開幕後も安定感抜群の投球を続けたことで、首脳陣の信頼を得てセットアッパーを任され、その役割をシーズン通して果たしました。

 中継ぎ陣の整備はチームとして長年の課題でしたが、島内の成長により一気に課題が解消され、リーグ屈指の中継ぎ陣を形成することができ、チームの2位躍進を支えました。

 島内は、リリーフ陣に欠かすことのできない存在となったことを考えると、年俸が3倍となる高評価にも納得です。

 来季も今季と同様にセットアッパーとしてリリーフ陣を支える活躍をするために、万全のコンディションで迎える必要があることから、今オフはしっかりとフィジカル面のケアをして、疲労の残さないようにしてほしいです。

 来季も2年連続で最優秀中継ぎ投手賞を狙って、リーグを代表するセットアッパーになってほしいですね。

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新入団選手発表

2023年12月13日 23時05分16秒 | オフシーズン

 球団は広島市内のホテルで新入団選手の発表記者会見を行い、育成選手を含む新人8選手と、松田元オーナー、新井監督が登壇して、新人選手たちが今後の抱負を力強く語りました。

 支配下指名選手5人のうち4人が大学出身投手であり、その中でも上位3人は即戦力としての期待が高い選手です。特にドラフト1位の常広投手は、大学生投手No.1の呼び声が高く、栗林以来の新人王獲得の期待が高まります。

 常廣本人も、「まずしっかり自分のできることをして、新人王を目指せるように頑張っていきたいと思います。」と語り、新人王を目標に掲げましたが、過度に気負いすぎることなく、自分の持てる力を発揮する考えを示しているところに冷静さを感じさせたので、新人王を獲得した森下や栗林のような活躍を見せてくれるのではないでしょうか。

 また、ドラフト2位の高、3位の滝田も常廣に負けないように、3人で刺激しあいながら、新人王を争ってほしいですね。

 また、他の選手たちのコメントを見ても、チームの勝利に貢献するプレーを誓うコメントが多く、大きな数字の目標を掲げる選手がいなかったことから、堅実な選手が多い印象を受けました。

 少し物足りないように感じますが、緊張、プロの世界に対する不安や慣れない雰囲気に圧倒されていると思うので、仕方ないかもしれません。また、それだけ自分の実力を過大評価しておらず、これからコツコツと練習に励んで、徐々にレベルアップを図ることができる選手たちだと思います。

 数年後には、今年のドラフトは大成功だったといわれるようになってほしいですね。

 

 

 

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堂林が増額で契約更改

2023年12月12日 23時10分45秒 | オフシーズン

 堂林が、契約更改交渉に臨み、1,400万円増の年俸6,400万円で更改しました。

 シーズン序盤は、勝負どころの代打として起用され、勝負強い打撃で結果を残すと、徐々に先発出場の機会を増やし、主力の離脱が相次いだシーズン終盤にはプロ初の4番に起用され、CSでも4番を務めて、主力が不在の苦しいチームを救う働きを見せて、100試合に出場して打率.273、12本塁打、35打点の成績を残して、チームの2位躍進に大きく貢献しました。

 今季は途中出場で結果を残して、スタメンの座を奪い取ると、主力の離脱もありましたがプロ初の4番まで登り詰めるなど、自分の実力でポジションを掴み取り、ようやく殻を破ったシーズンとなりました。

 今季は右の長距離砲として期待していたデビッドソンは安定感を欠き、マクブルームは極度の不振に陥ってしまい、堂林が唯一の頼れる存在となりましたが、来季は末包が成長し、新外国人のレイノルズとシャイナーが加入することから、ライバルが増えてポジション争いが激しくなることが予想されるものの、覚醒した堂林であれば、ポジション争いを勝ち抜くことができると思います。

 チームは西川がFAで移籍したことで、大きな得点源を失ったので、来季は堂林が打線の軸として、西川の穴を埋める活躍を期待するとともに、選手会長としてチームを縁の下からも支えてほしいですね。

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會澤が減額で契約更改

2023年12月11日 22時59分51秒 | オフシーズン

 會澤が契約更改交渉に臨み、3,000万円減の年俸1億1,000万円で更改しました。今季は直近10年で最少の出場54試合にとどまり、打率.172、1本塁打、10打点という成績でした。

 坂倉が捕手に専念したことから、出場試合数を大きく減らしてベンチにいることが増えたため、打撃状態を維持することが難しかったと思われ、打撃成績も大きく下がりましたが、プレー以外の部分でもチームを支えたことで、チームの2位躍進に導いたと思われます。

 また、シーズン終盤は、スタメンマスクを被る試合が増えたことからも、リード面での首脳陣の信頼は厚く、球団もプレーはもちろん、プレー以外での貢献も考慮して、大幅な減額にはならなかったのでしょう。

 會澤自身も今季の成績は不本意だったと思われるので、来季に向けて強い意気込みを持っていると思います。そして、まだ坂倉は正捕手としてのポジションを確立したとは言えないので、會澤がライバルとして坂倉と切磋琢磨することで、お互いにレベルアップすれば、大きな戦力アップになります。

 来季の會澤にはかなり期待が持てるのではないでしょうか。

 

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現役ドラフトで楽天の内間を獲得

2023年12月08日 20時25分56秒 | オフシーズン

 現役ドラフトが実施され、カープは楽天の内間拓馬投手を獲得しました。また、カープからは中村祐が西武に移籍することが決まりました。

 内間は最速155kmの力強い直球が武器で、先発も中継ぎもできる右腕とのことで、今季の1軍登板はなく、イースタン・リーグでは17試合で3勝0敗、防御率3.88、プロ通算では12試合に登板して、0勝0敗、防御率5.40です。

 松田オーナーによると、「球のキレもいいし、ストレートで押すタイプ。すぐ戦力に入れるとは思わないが、非常にいい選手を取れたと思う。先発もできるんじゃないか」と将来性を加味して獲得したようです。

 昨秋から先発に挑戦しているようですが、投球の大半が直球であり、力で押すタイプということを考えると、中継ぎの方が適性があるように思います。首脳陣が来春のキャンプで投球を見て、起用法については考えていくことになるでしょう。

 素質があって、まだ25歳と若い投手なので、今回の移籍により環境が変われば、大きく化ける可能性があると思うので、来春のキャンプが楽しみですね。

 

 一方、中村祐が移籍することになりましたが、やむを得ないと思います。1軍の先発枠争いが激しく、今季は5試合の登板にとどまり、さらに今ドラフトでは常広を獲得したこともあり、来季は中村祐とって1軍で投げる機会を得ることが一層厳しい状況になっていたので、西武でチャンスを貰えるのであれば、その方が本人にとっても良かったと思います。

 中村祐には、この移籍をチャンスと捉えて、西武で活躍してほしいですね。

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九里が現状維持で契約更改

2023年12月07日 21時32分53秒 | オフシーズン

 九里が契約更改交渉に臨み、3年契約の3年目となる来季は現状維持の年俸1億4,000万円+出来高で更改しました。

 今季は26試合に登板して8勝8敗、防御率2.53の成績で、投球回は174回1/3で両リーグトップでした。

 開幕から一度も離脱することなく、チームではただ一人先発ローテーションを守り切り、投手陣の中心としてチームを支えました。また、CSではファーストステージでの中継ぎ登板後、ファイナルステージでは先発する鉄腕ぶりを発揮しました。

 勝利数は伸びず8勝止まりで貯金を作れませんでしたが、打線や相手投手との兼ね合いもあるので、数字だけでは判断できません。一方で防御率はリーグ8位、投球回数に至ってはリーグ1位であることが、チームへの貢献度の高さを示しており、2位躍進の立役者の一人となりました。

 来季に向けてフォーム修正に取り組んでいるとのことで、更なるレベルアップを図って、目標とする200投球回を達成して、チームを優勝に導いてほしいですね。

 球団は、黒田博樹球団アドバイザーとの契約を更新したと発表しました。黒田アドバイザーは、鈴木球団本部長と面談を行い、契約を更新して、来季も新井監督をサポートしていくことが決まりました。

 黒田アドバイザーは、春季キャンプから1軍と2軍の指導にあたり、シーズン中もマツダスタジアム、由宇、大野練習場と動きまわり、黒田アドバイザーからの助言により、多くの若手投手の成長に繋がりました。

 引き続き、来季も黒田アドバイザーがサポートしてくれれば、投手陣全体のレベルアップに繋がると思うので、投手王国再建への期待が高まりますね。

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菊池は2年契約、坂倉は大台突破で契約更改

2023年12月06日 21時35分43秒 | オフシーズン

 菊池と坂倉が契約更改交渉に臨み、菊池は4年契約を終えて、5,000万円減で2年契約の年俸2億5,000万円+出来高払いで、坂倉は3,000万円増の1億2,500万円でそれぞれ更改しました。

 菊池は、120試合に出場して打率.258、5本塁打、27打点の成績を残しました。シーズン前半は1番打者として打線を牽引し、守備では好守で何度も失点を防いで投手を助けましたが、9月に左手の親指を負傷して出場選手登録を抹消されてしまい、2塁での先発出場は109試合にとどまり。10年連続で受賞してきたゴールデン・グラブ賞を3票差で逃しました。

 出場試合数が減ったことで、守備機会が減ったことがマイナス査定になったと思いますが、負傷は全力プレーの代償であり、攻守でのチームへの貢献度は高ったので、大幅減額は意外でした。

 来季はシーズンを通して1軍で出場できるように、しっかりと体を鍛える意気込みを見せており、超人的な守備でチームを勝利に導くとともに、ゴールデン・グラブ賞を再受賞してほしいですね。

 

 坂倉は、今季は捕手に専念して120試合に出場し、打率.266、12本塁打、44打点の成績でした。102試合でスタメンマスクを被り、投手陣をリードしてチームの2位躍進に大きく貢献しました。

 今季は捕手に専念したことから、シーズン序盤こそ攻守とも苦しみましたが、守備では想像より早く成長して安定感が出てくると、守備での負担が軽くなり打撃も状態を上げて、中軸を任せられました。

 シーズン終盤の優勝争いの佳境では、スタメンマスクを會澤に譲る試合が増え、1塁でのスタメン起用もありましたが、シーズンを通してみれば、検討したと言えるのではないでしょうか。

 来季は、西川が移籍したことにより、坂倉の打撃には期待が高まりますが、まずは守備のさらなるレベルアップを図り、正捕手の座を確実にして、打撃でも中軸として打線を牽引してほしいです。 

 打てる捕手として、リーグだけでなく、球界を代表する選手になれるだけの潜在能力があると思っているので、来季の坂倉には期待が高まりますね。

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