シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

渋いブラームスのP協奏曲

2012年10月15日 | 渋い作曲家といえば
2006年6月6日投稿分__

皆さんのブラームスの音楽についての印象は、「渋くて重々しい」の一言ではないでしょうか。 私も以前は、この北独ハンブルク生まれの作曲家_ これだけで暗そうなイメージ_ の曲は、前は「交響曲/ Vn 協奏曲/クラリネット五重奏曲」以外はあまり聞きませんでした。

今は内向的で、内面の暖かさを感じさせる二つのピアノ協奏曲が大好きになりました。 でも、難曲で一般受けしないのか 演奏会のプログラムに殆ど見かけませんから、少ないのでしょうねぇ、愛好者は。 特に取っ付きにくい2番は華やかさとは無縁ですから。 
~~~~~~~~~~~~
20年前のウィーン・ライヴ映像での ツィメルマン Krystian Zimerman のピアノ演奏は、30才前ですから若々しくていいですよ。 バーンスタイン/ウィーン・フィルが好サポートしています ('83 '84 Unitel)。 この2番第3楽章のチェロ独奏の話しは先日書きましたので、参照下さい。
~~~~~~~~~~~~
また ポリーニ Maurizio Pollini はウィーン・フィル (70年代 指揮はベームとアバド DG) と、ベルリン・フィル (90年代 指揮アバド DG) と、世界最高の伴奏で二種類録音していますが、どちらもいいですよ。 ポリーニはアバド指揮で 70年代に二曲ともウィーン・フィルと共演したライヴ盤も出ていますが、ソース不明の海賊盤か放送の CD 盤かもしれません。
~~~~~~~~~~~~
あまり人気はないと思いますが、英国のスティーヴン・ハフ Stephen Hough とアンドリュー・デイヴィス指揮/ BBC 響 ('89 Vergin) も気に入ってます。 意外とがっかりしたのは、エミール・ギレリス Emil Gilels /ヨッフム指揮ベルリン・フィル ('72 DG) で、少しテクニックが ...

カラヤンは1番には振り難い箇所があって避けていたらしく、2番しか録音を残していませんが、その2曲ともいい録音です (リヒター・ハーザーとの58年 EMI/アンダとの67年 DG)。

まだまだ紹介したい演奏 CD はありますが、残りはまた別のブログで。     

以上

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。