アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月22日)は、株式会社立の専門学校の指導的な立場を担う人を対象とした研修を行っていました。

「ピア・サポート」をテーマとした部分でグループ・カウンセリングのデモンストレ―ションを行いました。

アルフレッド・アドラーの伝統を受け継ぐアドラー心理学を伝える人でグループ・カウンセリングを行う人は、日本ではあまりいません。


さて、アドラーがグループの人たちを前にしてアドラーの切れ味鋭くケースを裁き、クライアントの登場を待って実際にカウンセリングを行った本が存在します。

『アドラーのケース・セミナー ― ライフ・パターンの心理学』(一光社、2,850円+税)

アドラーのケース・セミナー―
ライフ・パターンの心理学 (Adlerian Books)

A.アドラー著、
ウォルター・ベラン・ウルフ編集・解説,
岩井 俊憲訳

一光社

実は、私の翻訳本です。

私は最近、この本を読み直しました。

『どうすれば幸福になれるか』の著者のウォルター・ベラン・ウルフが40ページに渡って序文を書いています。

アドラーが1人の大人と11人の子どものケースに解説を加え、面接を行った、ライブの症例研究の書です。

私は、この本の訳者として、訳者はしがき、訳注集、訳者解説を書いています。

訳注集は、「アドラー心理学用語集」に近いくらい気合いを入れて書きました。

構成は、以下のとおりです。

訳者はしがき
序文  アドラーと神経症的世界 W.B.ウルフ
第1章 全身で示すジェスチャー
第2章 支配的な母親
第3章 犯罪への道
第4章 リードしたがる少年
第5章 成長の恐れ
第6章 反抗的な「不良」少年
第7章 ハンガー・ストライキ
第8章 リーダーに従え
第9章 従順過ぎる子ども
第10章 神経症の素地
第11章 先天的な知恵遅れ
第12章 病気を使って思うがまま
訳注集
訳者解説

アドラー派のカウンセリングを志す人の必読書と言っていいでしょう。

◆2008年5月3日付けブログ アドラーを読もう(9)『アドラーのケース・セミナー』 により詳しく書いていますので、ご参照ください。

◆アルフレッド・アドラーの心理学を継承する第2世代のペルグリーノ博士の22回目の来日に伴うワークショップの日程とタイトルは以下のとおりです(時間はそれぞれ10:00~17:00)。
 
7月28(土)、29日(日)教育に生かすアドラー心理学
8月1日(水)エイジング ~いかに素晴らしく年齢を重ねるか~
8月2日(木)勇気づけ
8月4(土)、5日(日)豊かな家族を築くために 

受講料(税込、テキストつき)は、1日のみの講座 会員27,000円、一般32,400円。
2日まとめての講座 会員47,520円、一般54,000円(税込、テキストつき)となります。

なお、7月28(土)、29日(日)開催の「教育に生かすアドラー心理学」は、早くも 満員御礼になりました。

また、8月4(土)、5日(日)開催の「豊かな家族を築くために」は、アドラーメディカル研究所(代表 まごころ貴子さん)と勇気のしずく(代表 長谷静香さん)の協賛をいただいております。

※8月4日(土)講座終了後18:00からペルグリーノ博士22回来日記念を兼ねたパーティを行います。
 会場:早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」 東京都新宿区早稲田鶴巻516
 参加費:5,000円
★パーティのみのご参加も歓迎いたします。こちら からお申し込み下さい。

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