ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】【5月も毎週日曜日は休業します。】

年末年始5

2021-12-30 09:52:12 | 日記・エッセイ・コラム

今年の「石の華」の営業は今日までです。ご来店して下さった皆様、本当にありがとうございました。明日の大晦日と明後日の元旦は休業します。

本年は、開業10周年を迎える事が出来、現在は11年目を通過中です。この先、いつまで続けることができるかは分かりませんが、ネット通販をしないでリアルショップにこだわり続けている現在のスタイルは、続く限り、続けていくつもりです。

昨今は、鉱物趣味の世界も変容しつつあります。通年化したミネラルショーと日常化したネットでの売買は、マイナーだった鉱物コレクションの大衆化に大きく影響しました。それは、少数のおじさん趣味から、若い女性の台頭によって、誰でも楽しめる気軽なファッショナブルな趣味へと変貌しつつあるようです。

ただ、コロナ禍が未だに治まらない現在、基本的に密であり、争奪戦であるミネラルショーは避けたいものです。サイズ感や色合いで誤解が生じるネットも安心できません。

私は、鉱物は現物を観察する事が大切だと思っております。そういう意味では、静かな環境で、ゆっくり、生で触れ見れる事が重要なのです。「石の華」はそのような場を提供します。

来年も「石の華」の営業スタイルは変わりません。

来年の初売りは1月2日(日)です。また恒例化している新春セール(全品20%OFF)は1月10日(月・祝)まで行います。

今後とも宜しくお願い致します。

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宝達山の蛍石

2021-12-28 11:05:14 | 日記・エッセイ・コラム

先ほど、店内で今朝の北陸中日新聞を読んでいると、鉱物好きにとっては、とんでもない記事が飛び込んできました。

上の写真がその記事の写真部分です。

これは鉱物マニアの世界では有名な宝達山の蛍石の巨大結晶です。記事によると、町民から寄贈されたもので、来年1月5日から1月末まで町埋蔵文化財センターで展示されるそうです。

記事には、興味深い事も書いてありました。その記事によると、国の博物館に寄贈を打診したが、まとまらず、町に相談した、とあります。このことは、私も経験がありますが、日本の博物館が抱えている深刻な問題が露呈していると思いました。・・・。

ただ、結果的には、地元の公共機関に納まり、標本的にも良かったような気がしております。

私は、この興味深い蛍石を、早々に見に行きたいと思っております。

尚、展示は土日曜、祝日は休みだそうです。また、この記事は、今朝の北国新聞には出ておりませんでした。

 

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面白いファントム水晶2

2021-12-23 11:57:26 | 日記・エッセイ・コラム

ひとつ前のブログの、横方向にも見えるファントム水晶が出て来た際に、実は、もう一つ面白いファントム水晶が出てきておりました。

上の写真がそれです。

ファントム水晶は山入水晶と呼ばれる事もあり、普通、先端が尖った山のような形状のものが多いのですが、今回のファントム水晶は、先端が尖っておりません。

上の写真は、その水晶のファントム部分を柱面を下にして角度を変えて撮ったものです。白いファントム部分は不定形に丸まっており、それを立体視すると、山頂が丸く浸食された山並みのようでもあり、谷のように見える部分があったり、見方によっては雲のようにも見えたりして、非常に面白い形状になっております。

このようなファントム水晶はどう解釈すれば良いのでしょうか?それは、どのように結晶成長したのでしょうか?不思議です。

それが3Dレーザーアートクリスタルのように透明な水晶の中に浮かんで見えるので、非常に面白いと思います。

それが、どのようにできたのか?タイムラプス映像で見てみたいという心境になってしまいます。

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面白いファントム水晶

2021-12-21 11:25:10 | 日記・エッセイ・コラム

「石の華」のお客さんの中では、水晶好きの方が多いのですが、そのようなお客さんの中に、特にファントム・山入水晶好きのお客さんがいらっしゃいます。

そのお客さんは、これまでにいくつかのファントム水晶を購入されたのですが、先日、過去に面白いファントム水晶があったという話をしました。その水晶は売れていないので、店内のどこかにあるはずでしたが、ストックルームの部屋の整理が悪く、どこにあるのか?わからなくなってしまっていました。

ところが、昨日、それとは違うものを探していると、長らく忘れていたその面白いファントム水晶が出てきました。

上の写真がそれです。

一見、普通のファントム水晶のように見えてしまいます。それのどこが面白いのかというと、

上の写真のように、ファントムが横にも見えるのです。

左右を逆にしてみると、もっとファントム部分が横にはっきり見えます。

普通、ファントム水晶とは水晶の成長の痕跡が見えるものの事を言いますが、縦方向だけではなく、横方向にも見えるものは珍しいと言えます。これまで、他に見た事がなかったように思えます。そういう意味では、この面白いファントム水晶は珍品だと思います。

このような面白いファントム水晶は、他のものとは違う点で、希少性が高く、コレクション価値が高いような気がしております。

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鉱物関連の情報

2021-12-17 12:41:26 | 日記・エッセイ・コラム

鉱物関連のイベント情報がありますので、今日はそれらを紹介します。

まず、最初は福井県の勝山市にある「ゆめおーれ勝山」で開催予定の「鉱山と鉱物」をテーマとした企画展です。

どういう訳か?「ゆめおーれ勝山」のホームページ等には、まだ出ておりませんが、12月25日から来年の3月21日まで開催予定だそうです。

次は、東京の国立科学博物館の特別展です。「宝石 地球がうみだすキセキ」(2022.02.19~06.19)開催予定だそうです。

それから、またもや郵便局から鉱物切手が発行されるそうです。それはグリーティング切手「宝石・鉱石~自然の芸術~」で2022.02.22発売だそうです。(これは「石の華シリーズ」ではありません。)

私は、「ゆめおーれ勝山」の企画展の方は、3月に開催予定の特別講演会の際に行きたいと思っております。科博の方は、コロナの感染状況をみて、考えたいと思っております。

切手に関しては、図柄を見てから考えます。

鉱物関連のイベントや様々な情報は気になりますので、今後もアンテナを張っておきます。

 

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