草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本と台湾が中心になって西太平洋国家連合を結成すべきだ!

2016年05月21日 | 国際問題

台湾が自由な民主主義国家を維持できるかどうかは、日本の存立にとって重大な問題である。台湾の新総統に民主進歩党の蔡英文主席が昨日就任した。日本にとっては歓迎すべきことであり、日台関係の絆を強めることが今後の日本外交の柱でなくてはならない▼かつて倉前盛通は『新日本の悪の論理 日本のゲオポリテックスはこれだ』のなかで西太平洋国家連合を提唱した。倉前は日本が支那大陸への経済援助やシベリア開発に深入りするのではなく、アジアとオセアニア国家の島国国家が結束することを訴えたのである。そこには韓国も含まれていたが、現状ではそれは無理である。逆にベトナムをそこに加えることが可能になってきた▼日本を中心とした西太平洋国家連合は、安倍首相の積極的な平和主義外交によって実を結びつつある。フィリピンと日本とは軍事的にも同盟関係を強めており、台湾の新政権も日本に好意的である。海洋国家である日本は、中共の侵略に対抗するためにも、海軍力を充実し、それらの国との同盟関係を強化すべきなのである▼これまでのようにアメリカの第七艦隊に頼るのではなく、日本が中心となって西太平洋国家連合の国々の海軍が合同すべきなのである。蔡英文主席は就任演説のなかで、TPPへの加盟を求める方針であることを表明。台湾が中共とは別な道を選択することを明らかにした。台湾との関係強化は日本の国益にも合致するのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 舛添都知事が金にルーズなの... | トップ | 独善者の集団である共産党と... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際問題」カテゴリの最新記事