ツイッターに自由に投稿できるかどうかは、民主主義社会であるかどうかの目安である。ツイーター社が中共の要求に屈して規制をかけているとの批判が高まっている。その急先鋒がトランプ大統領である。ネットにも中共の影響力は及んできているのだ。中共の人口は14憶を突破したともいわれ、市場として大きいことから、中共の言いなりになる企業が多いのである▼中共という国家が問題なのは、自らの権力の維持を優先させるがゆえに、人と人とのコミュニケーションの成立を妨害しているからである。ツイーター社などへの介入によって、自由な言論空間に横槍を入れているのだ▼オールドメディアであるマスコミよりも、ネットの方がはるかに健全である。マスコミのフェイクは訂正されるまでに時間がかかるが、ネットにおいては即座である。自浄作用がすぐに働くのである▼ハンナ・アレントを持ち出すまでもなく、私たちは他者に対して開かれた自己でなくてはならない。自己とは単一ではなく複数なのであり、だからこそ他者との対話が可能なのである。ネットは人類が生み出した画期的なコミュニケーションツールである。いかなる国家であろうとも、そこを支配することは断じて許されないである。全体主義国家であればなおさらである。
㊶笠井尚氏の会津の本を読む 辻まことの「帝釈山」(『辻まことセレクション1』)
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