意味もない特定野党の騒ぎにNHKなどのマスコミが加担する。しかし、事実にもとづかいない攻撃であったことが暴露され、またもや腰砕けになって右往左往している。ジャパンライフの社長が桜を見る会に招待されたのは、2015年のことであって最近ではない。家宅捜査は今年4月である。時系列を考慮しないというのは、あまりにも酷過ぎる▼サンディカリスムのジョルジュ・ソレルにとっては、反体制運動のエネルギーの源泉は神話であった。「諸々の大社会運動に参加する人々は、彼らの将来の行動をば彼らの主張の勝利する戦いという形象の形で心に描いているということである。私はこれらの構図を神話と呼ぶことを提議したが、これらの構図を知ることは歴史家にとっては、大きな重要性を意味するものである」(『暴力論上』木下半治訳)。ソレルからすれば、サンディカリストやマルクスの破局的革命というのも、一つの神話であり、それがあったからこそ世界を震撼させたのである▼今の特定野党にはそうした神話がない。尻つぼみになってブーメランに怯えることになるのである。安倍政治を倒すためには、いちゃもんを付けるだけでは駄目なのである。大衆の無意識の世界に働きかけて奮い立たせるべきなのである。与党と議会の場で論争することが無意味であると思うならば、ソレルのように徹底しなくてはならない。選挙目当てのパフォーマンスであってはならないのである。
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