ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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何故?

2014年11月25日 20時13分16秒 | 日常生活
11月25日(火)晴れ一時雨

11月も、もうすぐ終わるけど、ばばが1年のうちで1番好きな月。

何故11月が好きなんだろう?

「ミカン星人」ばばの、食糧が収獲され始める時期だからかな?

「ミカン大好き!」とは、もう、何回となく公言している。



今でも実家に行けば「喜界ミカン」がいくらでも、もぎ取れる。

町内の無人市場にも季節のミカンが並んでいる。

お店に行けば、都会のミカンも手に入る。

これから更に島内産のポンカンやタンカンも収穫の時期を迎える。

2月頃までは、島も柑橘類が豊富。

嬉しいな~嬉しいな!

いつ頃から?なぜ?ばばはミカン好きになったのだろう・・・・・

と、考えるに・・・・・・・・・・・・・

子どもの頃から実家にはミカンの木がたくさんあって

季節になれば、喜界ミカンやタジバナミカン等いくらでも食べられたからかな?。

お菓子や他の果物等、買うことはほとんど無かった。

お菓子の代わりは黒糖や、サツマイモ。

他に母の作る幾種類もの天ぷらやお餅、ハッタイ粉団子等々。

果物でも、バナナは畑にあったし、イチゴは野いちごを摘んで食べた。

そんな時代、1番たくさん食べられた果物がミカンだった。

実家にある喜界ミカンは、とても甘い。

1番好きなミカンだった。

自分で木に登って採ったり、細い枝の先にある実は

竹竿で突いて落としたりしていた。

11月頃が1番甘くて美味しかった。

運動会の時も、お弁当と一緒にまだ青いミカンを母は持って来てくれた。

家にいくらでもミカンはあるのに、台風の時は

朝早く起きて、集落中のミカンのある家々を走り回って

落ちたミカンを集めて、その戦果で気分は高揚していた。

学校は休みで、大好きなミカンはたくさん食べられるし

「台風大好き!」だった。

農家の子なのに「親の心子知らず」だったなぁ・・・・



過日のブログに書いたけど、見知らぬ女の人が庭先に来て

よくよく話してみると、ばばの実家集落の先輩だと言うことが分かった。

そのお姉さんが言った。

「小学生の頃はね、台風になると、

集落中の落ちたミカンを拾い集めるのが楽しみだったよ。

特に、あなたの家にはミカンの木がたくさんあったから

誰よりも先に走って行って拾っていたよ」って。

えぇ~~~っ、そうだったの?

ばばがよその家を走り回るように、友達や先輩達だって

同じように走り回っていたんだよなぁ。

でも、不思議と鉢合わせすることは無かったなぁ。

また、我が家にミカン拾いに来ている友達や先輩の姿を見た記憶も無いなぁ。



先輩姉さんの話を聞きながら思ったんだけど~、ばばは欲張りだから

自分の家は後で拾っても良いと思い、

他の家のミカンを拾いに走って行っていたんだよなぁ・・・・

考えてみれば、いくらでも落ちている我が家のミカンを最初に拾えば良いのにね。

わざわざ、激しい風雨の中、よその家に走って行かなくても・・・・

ミカンを拾うのも楽しかったけど、集落中、走り回るのが楽しかったのかな?

子どもの頃、ばばは走り回るのが好きで、集落や田畑、山まで

走り回っては色々な遊びをしていたからなぁ^。



こんな話をじじにすると、じじはばばに言うんだ~。

「ばばって、山猿だったんだね」って。

若い頃は、じじに「山猿」って言われて腹も立ったけど

元気ハツラツ、1日中でも走り回っていたあの当時の自分が」

何故か愛おしく思えるから、不・思・議。

もう一度、元気いっぱい、野山や砂浜を走り回りたいなぁ~。



なぜか、ミカンの時期になると思い出す・・・・・・

幼かった時の、自分の姿を。



ミカンは、幼い頃の色々な思い出に繋がっている。

だから、大好きなのかな・・・・・


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