ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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天ぷらか?ドーナツか?

2011年03月31日 14時13分35秒 | 日常生活

3月31日(木)晴

今日で3月も終わりかぁ????早いなあ・・・

何かしていても時間は流れる、

何をしなくても時間は流れる・・・・・・

だったら、何かをして有意義に過ごせばいいのに、

ばばったら、毎日夜になると(今日は一日何をしたっけ??)で、おしまい。

これじゃ、いけない、いけない。

 

一昨日から、ばば考えていること(他愛もないことだけど)がある。

実は、加計呂麻から帰るHちゃんを迎えた時、

M子姉さんが「青梗菜の漬け物」と

「芋入りの天ぷら?ドーナツ?」を準備してくれていた。

M姉さんは、料理がとても上手で、同じ職場にいた時は

いろいろとご馳走になった。

 

一昨日の青梗菜の漬け物も、「芋入りの天ぷら?ドーナツ?」も美味しかった。

ばばが気になっているというのは、この「芋入りの天ぷら?ドーナツ?」なのだ。

M子姉さんは「芋天ぷら」と言った。

ばばが何気なく「ドーナツ」と言うと、「これはドーナツじゃない、天ぷらだよ」と・・・・

M子姉さんが言うには「ドーナツとは真ん中に穴が開いている」と。

ばばは、ソーダやベーキングパウダーを使って、ふっくら揚げてあるお菓子?は

ドーナツだと思っていた。

島料理(郷土料理)でも、ドーナツとして勉強した。

でも、アンダーギーかな?とも思ったが・・・・

アンダーギーという言い方は沖縄独特なのかな?

(アンダーギー)=(ドーナツ)ではないだろうし、

かと言って(ドーナツ)=(天ぷら)とも思えない。

天ぷらと言えば野菜天ぷら、海鮮天ぷら等々あるしなぁ・・・・

砂糖が入って、ふくらし粉が入った「おやつ系揚げ物」も天ぷらなのか?

揚げてあれば天ぷら?いやいや、そうではあるまい。

 

そう言えば,M子姉さんの「芋入りの天ぷら?ドーナツ?」があまりに美味しいので

ばばも作ってみようと、分量を聞くと「適当!」と即答。

以前から、何でも「適当、適当」がM子姉さんの口癖だった。

「自分は秤なんか使わないよ。何でも目分量」って。

何とかおおざっぱな分量を聞いてみると

米粉(1㎏880円もする高級品だよ)500グラムに対し

卵3個、ソーダ「適当」と言いつつ、

人差し指の第一関節くらいって示してくれたけど、ますます分からない。

砂糖も、芋も適当だって。

それに、牛乳がなかったので水で材料を混ぜ合わせたんだって。

じゃ、牛乳があれば、牛乳が良いって事?

これも、分量は適当だってさ。スプーンで掬って揚げればいいって。

これじゃ、ばばが作っても絶対上手くは出来ないだろうなぁ・・・・

でも、近日中にチャレンジする意欲は満々。

だって、高級米粉買って来たんだもん!

 

ばばの友人って、面白いよ。

料理するのに「何でも適当!」という人いれば

1グラム単位できっちり計らないと気が済まない人もいる。

ばばは、どちらかと言うと「適当派」に近いかも。

いちいち秤持ってきて、分量量りながらの料理なんか出来そうにない。

 

先日「美味しい!」って食べたのがドーナツなのか?天ぷらなのか?

考えても、考えても分からない。

こんなくだらないこと考えている間に、

両親宅庭の雑草一本でも抜いた方が遙かに有意義な時間の過ごし方だろうね・・と結論。

もう、考えるのやめよう!


あなたは、いつ、どこから来たの?他

2011年03月30日 21時59分25秒 | 日常生活

3月30日(水)晴時々曇

今朝、じじの部屋へ行くと「これ、ばばが置いたの?」と

エコバックらしき布バックをじじが差し出した。

「え~~っ、ばばのじゃないよ。これまでも何回か見たことはあるけれど・・

じじのかと思っていたよ」と答えた。

じじは、「じゃ、誰が置いたのかなぁ?K(じじ妹)夫婦が来た時

何か入れてきたのかなぁ。僕は今日初めて見たけど、

誰がいつ置いたのだろう?」と不思議がっている。

ばばは、これまで何回か見た時は

「きっと、じじが東京にいた時、エコバッグとして使っていたのかな?」と信じ込んでいた。

じじは「ばばのでないとすると、ばばのお姉さんのかな?」とも言うけれど

ばば姉のでは断じてない。これだけは自信もって言える。


バッグは帆布のような生地で縦が持ち手の分を入れると約70センチ、

横が40センチぐらいあって、海の中を泳ぐ鯨が大きく描かれている。

そして、絵の右下には「Blue Whale an endangered species」と書かれている。


じじのでもない、ばばのでもない・・・・・持ち主不明の布バッグ。

じじとばばの最終結論、

「きっと、3姉妹の誰かのだろう・・・・」。

名探偵さんなら、どう推理するだろう?


今日も、加計呂麻から友達家族が帰ってきたので平土野港まで迎えに行った。

Yちゃんは、4年前3人の子ども達と一緒に加計呂麻へ赴任した。

ご主人は、お仕事の関係で島に残った。

加計呂麻へ行って2年目に上のお兄ちゃんは高校受験になり

徳之島の高校を受験。

それから徳之島にお父さんと、お兄ちゃん、

加計呂麻にYちゃんと下のお子さん二人と2所帯の生活だったが

やっと、今日から家族5人水入らずの生活に戻れる。良かった、良かった。


昨日は港に人も車もほんの数えられる程度だったが

今日は、人も車も数えられないほど多かった。

定刻より1時間以上遅れ、船は接岸。

送る人、送られる人・・・・

迎える人、迎えられる人・・・・

3月の港独特の賑わい。

送りは、今日あたりがピークだったかなぁ・・・・・

ばばは、Yちゃん家族を迎えてすぐに帰ったので

船上の人と、地上で送る人が、紙テープを引き合って別れを惜しむ姿は見えなかったけれど

今の時期ならではの光景が繰り広げられただろうな・・・・・

明日からは、新しく徳之島へ赴任する先生方の迎えで港も空港も賑わうだろうな・・・


別れと出会いの季節

2011年03月29日 18時38分24秒 | 日常生活

3月29日(火)晴時々曇

ばばの日記をアップする際、昨日までじじがナンバーを書き換えていましたが、

右の一番上の日付と記事名のところクリックすると最新記事が読めます。

じじの負担を少しでも軽くするために・・・

 

お帰りぃ!!!!!!!

単身赴任で加計呂麻へ4年間単身赴任していたHちゃんが

今日12時20分、平土野航路で帰って来た。

お帰りなさい!そして、お疲れ様~。

同じ体験をしたばばには、Hちゃんの苦労や気持ちが良く分かるよ~。

 

じじも誘って、花徳のM姉さんにも声をかけてHちゃんを迎えることに。

Hちゃんの新しい勤務校は、ばばの母校の隣の小学校。

Hちゃんは以前もこの職場で働いていたので2回目。

どんな顔で船から下りてくるかな?

顔見たら何て言おうかな?

色々考えながら、今朝は赤飯を炊いて、アオサのかき揚げを作って

分厚い卵焼き作って、イカの味噌漬けとカップラーメンと熱いお湯を魔法瓶2個分準備して

Hちゃんを迎える準備は万端。

 

「フェリーあまみ」は定刻通り入港。

Hちゃんは車で降りるので、その下船口で待機。

Hちゃんの新しい職場の仲間が横断幕を持って3人で迎えていた。

今回7名も異動があり、残った三人の人達が新しい7名の仲間を迎えるんだって。

荷下ろしとか大変だね。

船から車で下りてきたHちゃん、ばばやM姉さんを見ると泣いてしまった。

分かる、分かるよ、その気持ち。だから何も言わなくて良いよ。

職場の仲間はお昼2時からの荷下ろしの手伝いに来ると言うことで一旦職場へ。

じじ&ばば&M姉さんはHちゃんの車について自宅まで押しかけちゃった。

本当は、干潟あたりで昼食をとって、又出直すつもりだったけど

「どうしても」と言われ、厚かましく上がり込んでしまった。

ばばが準備した昼食と、M姉さんが準備してくれた絶品の「餅米天ぷら」と

「青梗菜の漬け物」で5人で昼食。

離ればなれだった4年間のことを話したりしながら楽しいひとときだった。

昼食後、じじを干潟へ送り、ばばは又Hちゃん宅へ戻って荷物が届くのを待っていた。

荷物も定刻2時には届き、門から家の中まで次々と運び込んだ。

女一人暮らしとは言っても、2所帯になる。

冷蔵庫やテレビやタンス、洗濯機等々荷物は部屋いっぱいあった。

解いて整理するのも大変だね。

ゆっくり、ゆっくり夏休み頃までかけて片づけると良いね。

これからは最愛のご主人・息子さんとの生活が始まるHちゃん。

やはり夫婦は一緒が良いね。

4年間離れていた分、これから又お互いを今まで以上に思い合って暮らしていけるよ。

 

Hちゃんと、M姉さんと、ばば、家は離れているけれど

海を隔てている訳で無し、これからは会いたい時に会って、

おしゃべりしたり、コーヒー飲んだり出来る。

明日は、もう一人大事な友達Yちゃんが、又、今日と同じ航路で帰ってくる。

Yちゃんも、やはり同じ加計呂麻へお子さん達と4年間行っていた・・・

ご主人を島に残して・・・やっと家族揃って

子ども達の明るい声が響くことだろう。

 

3月、4月は別れと出会いの季節。

出会いの喜びと別れの悲しみが交錯する季節。

 

でも、別れは又新しい出会いへも繋がるよ、きっと。

 

明日はYちゃん家族のとびっきりの笑顔と再会できる。

嬉しいな・・・・・


旗を振るのは、だぁれ?

2011年03月27日 14時40分22秒 | 日常生活

3月28日(月)曇

玄関先の「モッコウバラ」がすっかり枯れてしまいショック。

そこで、花屋さんに行った。

いろいろな花木を見たが、ばばに育てられそうなのはないなぁ・・・と

諦めかけた途、鼻先から良い香りが・・・・

目を上げて、見ると見事なランの花がたくさん咲いている。

一鉢5000円ほどから。

しかし、ばばはランもこれまで何本も枯らした前科があるので

高級なランを育てる気はさらさら無い。

(それにしても、子の良い匂い、何処か懐かしいような・・・)

と、足元を見ると、クチナシの幼木が。。。。既に花が咲き

さっきの良い匂いはクチナシの花の匂いだったのだ。

クチナシの花は、ばばの実家にも大きく枝を茂らせているが

剪定などはほとんどしていない。

それでも、毎年清純な八重の白い花を咲かせ辺りに芳香を放つ。

一瞬にして決めた!

このクチナシの鉢を買って帰って育てよう~と!

大きめの鉢に緩効性肥料を混ぜ込んだ土を入れ、

花屋さんで教わったとおりに苗木の根鉢を少し揉んでから植え付けた。

苗木にはまだ蕾もたくさん付いているが、上手く開花してくれるかな?

明日の朝から又楽しみが1つ増えたぞ。。。

 

ワァ~~イ、我が家もついに光回線が繋がった!!!!

今日、11時半から業者が来て、光回線に繋いでくれたよ。

「光は速い」という思いこみが強すぎたばばにとっては、

どれだけ速くなったか全然体感は出来ない。

じじが計測してみると、やはり光回線は速い。

数字の差は歴然。

動画とかビデオとかがスムーズにみえるんだって。

やった~!

期待しています!光回線!

 

寝る前に、じじとばばは、いろいろなことを話す。

一昨日の夜は、じじが

「ばば、たけちゃん(我が家の婿殿)のブログに毎日旗振っているのはばばだろう?」って。

前も書いたと思うが、婿殿は、毎日長男さんと1㎞ジョギングをし、

その後、ひとりランをして、走る前、途中、走り終わった後の様子や

その日のタイムなどを書いてくれているので、

じじとばばは毎日読むのを楽しみにしているのだが。。。。。

このブログ読み終わったら「すごい」「応援しています」等の旗を振ることが出来るので

ばばは、ずぅっと旗を振っていた。

でも、ばばが旗を振るたんびに「サーバーないでエラーが発生しました」と表示されるので

諦めていたんだけど・・・・・

今は、旗を振ると「あなたが振った旗はこれこれです。」と表示されるから、もしや???

と思いながらも、「そんなこと言って、実はじじが密かに旗振って応援しているんでしょ」と

言うと「僕が旗を振るとサーバー内でエラーが発生しましたと出るんだよ」だって。

じじとばば、二人してお互いナイショで婿殿と孫に対して毎日、旗振っているのかも・・・・・・


1個の卵を・・・・・

2011年03月27日 14時40分22秒 | 家族のこと

3月27日(日)曇

朝食を食べながら、じじが話してくれた「父親の思いやり」について。

これまでも何回か話してはくれてたけど。

今朝は、たまたま半熟卵を食べ始めようとした時、又思い出したのだろう・・・

じじがまだ幼かった頃、じじの家は凄く貧しかった。

そこで、卵など滅多に食べられないご馳走で、半熟卵なども父の分の1個しか無かった。

その頃の家庭では父親が一番権限があったんだろうね。

そこで、父は卵を小皿に割り醤油で味を付けた物を

割った卵の殻に入れて、じじと、じじ妹にも食べさせてくれたそうだ。

妻には食べさせなかったらしいが・・・(母はきっと自分はいらないと断ったのだろう)

半熟卵を食べる時、じじはよくこの話をする。

小さい子どもながらに父親の「思いやり・愛情」を感じていたのだろう。

 

ばばの家だって貧しかったから、卵など滅多に食べられなかった。

家で鶏を飼っていて、その鶏が産んだ卵を宝物のように頂いていた。

でも、鶏もたくさん飼っていた訳ではなく、ほんの2,3羽だったので

産まれる卵の数だって限られている。

当時のばばの家族は従姉達も同居していたので、10人の大家族だった。

母は、1,2個の卵を家族全員で食べるためにお味噌汁に入れていた。

お味噌汁の完成間近に割った2個の卵を全体に溶き流す。

母がお汁をお茶碗によそう時、ばば達は息を凝らして母の手元を見ていた。

どのお茶碗に卵がいっぱい入るかを見ていたのだ。

たった2個の卵・・・・・

10人分のお茶碗に一口ずつでも入るように母は気を遣っていた。

親心って、何てありがたいんだろう。

 

ばばも、当時は母のありがたさ等そんなに感じることもなく

ほんの一口の卵の入った味噌汁を頂いていたが

今にして思えば、じじの両親、ばばの両親、それぞれに子ども達に

いっぱい、いっぱい愛情を注いでいてくれたんだなぁ・・・・・・

 

今は物が溢れている時代だけど、

もっともっと食べ物にも感謝していただかなければいけないなあと思う。

 

東北関東大震災の被災者の方々の事を思う時

自分たちが節約できることは最大限に協力しなければいけないと思う。

3月も終わりになっても、暖かい奄美でさえ肌寒い日が続く。

被災者の皆さんが早く暖かな場所で眠れますように・・・・・


心は寄り添えるよね

2011年03月26日 14時19分43秒 | 日常生活

3月26日(土)曇

ばばはNHKの夜11時20分頃から始まる「ラジオ深夜便」という番組が好きで、寝る前によく聞く。

昨夜は映画作家の(と紹介されていた)大林宣彦さんが出演していて

東北関東震災被害者へ寄せる思いを語っていた。

その中で、特にばばが感動したのは・・・・

震災後、じじもばばに話してくれたが、被災した地域の、あるお母さんが

語ったのか、メールかファックスをして、

それがで紹介されたのか定かではないが

震災後、2才になる男の子がスニーカーを履き

眦をあげて、こう言たそうだ。

「ぼく、地震を逮捕してくる」って・・・・・

この2才の男の子が、何だかスーパーヒーローに見えてくるね。

小さい子なりに、この大震災について考えることがあったんでしょうね。

もう一つは、「頑張って」という言葉について。

今、被災地の方々は、もう限界まで頑張っている。

しかし、被災地以外の方々から「頑張って」と言われると

「これだけ頑張っているのに、もうこれ以上頑張れないよ」という気持になるだろう・・・って。

ばばも、いろいろな方に「頑張って」と声をかけることがある。

「もうこれ以上、頑張れなんてむごいかな?」と思いながらも

「頑張って」の言葉以外思いつかないことがあり

辛い思いをすることがある。

なるべく「頑張って」と言わず、他の言葉に置き換えたいんだけど

適当な言葉が見つからない。。。。

大林さんは、被災者の方々に、かえって勇気づけられているとも話していた。


そう言えば・・・・・

茨城だったか?津波の被害があったけど

一人の犠牲者も出さなかった集落のことも昨日テレビで紹介されていた。

地域の有線放送を使って、「津波が来ます。高台に避難せよ」と

2時間も放送を続けたんだってね。

足下まで波が来ている中で職務を遂行した若い消防署の職員。

90歳代の一人暮らしのおばあちゃんは、逃げたいけど、逃げられない状態だった。

そこへ、いつも関わってくれている民生員の方が車で駆けつけて

おばあちゃんを安全な場所へ避難させてあげたって。


今回の大震災は、いろいろなことを私たちに考えさせているなぁ。


ばばが頼もしく思うことのひとつに

関東在住の島出身の若者達が、徳之島三町はじめ、

彼方此方の関係機関と連絡を取り、

島の赤土バレイショ14トンを被災地へ送ることにしたそうだ。

今日、バレイショを積んだ船は島を出港するんじゃなかったかなぁ。

今、島のジャガイモは例年にない高値が付いているそうだが

それを惜しげもなく提供して下さった農家の方々・・・・・

バレイショを集めるために、役場職員が休日返上で掘り取り作業を行ったとも聞く。

人間って、素晴らしいね。

距離的に離れていても、心は寄り添えるよね。

手から手へ、心から心へ、南の小さな島からの贈り物が無事届きますように。


登りたいの?

2011年03月25日 11時05分15秒 | 日常生活

3月25日(金)曇

昨夕、いつもの道を歩いていると小さな女の子の泣き声が聞こえた。

「ん?」と思って声のする方を見ると、

住宅の前庭の木の上に年長さんぐらいの男の子がいた。

そして、泣いているのは

木の下にいる、2才なるかならないかくらいの女の子。

その泣き声の凄まじいこと。

ゆっくり歩きながら、女の子の様子を見る。

木の幹に抱きついて、お兄ちゃんのように木に登りたいみたい。

でも、いくら幹に抱きついても、腕力・脚力がまだ弱く

全然登れない。

それで、木の上のお兄ちゃんを見ながら泣いている様子。

 

金網越しではあるが、ばばが女の子に近づいて

「お兄ちゃんみたいに、木に登りたいの?そう?」と話しかけると

女の子の泣き声はだんだん小さくなり

上ろうとしていた気の幹から手を離し、ばばの方へ近寄ってきた。

ア~~ッ、女の子側の網の手前には幅20センチぐらいの溝があるよ!

女の子は、ばばに気を取られたのか、足下の溝に気づかない様子。

一瞬、ばばは心臓が凍りついたよ。

もし、女の子が溝に片足落としたら、大惨事!!!

しかも、金網と溝の縁の間はわずか20センチぐらい。

その隙間に立って、何と金網によじ登ったの。

ばばが、「危ないよ、だから降りてね」と言うと、女の子は又泣き出した。

その時、ふとマンションのベランダを見ると

この子のお母さんかなぁ?

若い女の人が、女の子の方を見て笑っていた。

もし、も~~~し、あなたは、この子のお母さんですか?

こんな小さな子が、溝もあるこんな狭い場所で、金網によじ登るの

とても怖いんですけど~・・・って内心思ったばば。

ばばが長居してはいけないと歩き出すと、

女の子は又凄まじい声で泣き始めた。

もう少し、ばばが相手をしてあげれば良かったのだろうか?

 

女の子が登ろうとしていた木は、横に小さな倉庫があって

夏になると、男の子達が木から倉庫の屋根に乗り移ったり

屋根から木の枝に降りたりして鬼ごっこなどしているんだけど、

見ているばばはヒヤヒヤするんだ~~。

 

こういうばばだって、

小さい頃は集落の彼方此方の大木によじ登って遊んだんだけど。

 

そうそう、最近は木登りをする子も少ないと思うけど

ばばの母校には「昇竜の木」と名付けられた大きなガジュマルの木があって

昼休みになると、元気な男の子や女の子が

太い幹に登っておしゃべりをしたりして遊んでいる。

大きな木って、頼もしくて良いね~。

夏は涼しい木陰を作ってくれるし、マイナスイオンいっぱい出してくれているだろうし・・・・

子ども達にとっても、こんな大きな木に登って遊ぶって良い思い出になるよね、きっと。


卒業式

2011年03月24日 14時08分41秒 | 日常生活

3月24日(木)曇

今日は、島内小学校の卒業式。

ばばも、母校の小学校へ行ってきた。

今年の卒業生は、男子7名、女子4名の11名。

 

式が始まる前に、音楽室で待機していた子ども達と会うことが出来た。

S君が話しかけてきた。

「ばばちゃん、身長いくらある?僕、153センチになったよ」と。

そっか、そっか~。

1年入学時は120センチ前後だった身長が6年間で約30センチ伸びたのか~。

S君の傍らへ行き、背比べをした。

ばばが若干高かったかなぁ~。

でも、あっという間に追い抜かれるだろうな、子ども成長って早いものね。

こそもが親を抜く時、親は嬉しくもあり、ちょっと寂しくもあり・・・・

 

4名の女の子達が「ばばちゃ~~ん、一緒に写真撮って~~」と

何回も呼んでくれる。

お母さん方がカメラを構えて待っている。

お言葉に甘えて、子ども達の中に入れてもらった。

みんな、大きくなって、ちょっぴり大人っぽくなったね。

どの子も、ピシッと眉を出し、制服をきちっと着て格好いいぞ~。

 

10時開式。

例年通り、一同礼、開式の言葉、卒業証書授与、学校長式辞・・・と続く。

卒業証書を受け取る子ども達一人一人が堂々としていて気持ちが良い。

在校生も、しわぶきひとつ無く、粛々と式は進む。

そして、お別れの言葉。

卒業生が一人で、全員で別れの言葉を言う。

在校生が御祝いの言葉、お礼の言葉を言う・・・・

卒業生が恩師やご両親へお礼の言葉を言う。

途中から、万感胸に迫る物があるのだろう女の子達の顔がゆがみ、

お母さん方はほとんどがハンカチで目頭を押さえている。

ばばも、子ども達の言葉を聞いているうちにジィ~ンとなって

涙が溢れてきたよ。

卒業生が全員で「いきものがかり」の

「ありがとうってつたえたくて」?という歌を歌った。

言葉を噛みしめながら聞いていると、自分の娘達のことや

卒業生一人一人のいろいろなことが思い出されて

涙が止まらなくなった。

 

大きな感動のうちに式は無事終わった。

 

退場する子ども達を式場の外で待ち、

記念のメッセージとささやかなプレゼントを渡してばばは車へ向かった。

 

11名の子ども達、後2週間もしないうちに中学生。

隣集落の子ども達と一緒に学ぶことになるけれど

たくさんの仲間を作り、いろいろなことを学んで更に大きく成長して欲しい・・・・

 

式後、プール横で記念植樹をしている子ども達を見ながら

ばばは車へ向かった。。。。。。


加減が難しい・・・

2011年03月23日 13時56分29秒 | 植物のこと

3月23日(水)曇

室温は20度あるけれど、外に出ると風が強く寒い。

「寒い」なんて言ったら大震災被災地の方々に申し訳ないね。

毎日、夕方に一回は通る無人のお宅のミカンの木に

真っ白い花が無数に咲いていた。

ミカンの花ってもっと匂いが強かったと思うけど

鼻を近づけないと感じないほどの匂いだった。

時間は流れ、季節も確実に変わりつつあるんだよね。

 

3月になって、じじとばばと姉で出かけることがほとんど無くなった。

大震災の被災者のことを考えると、あまり出歩く気にもなれない。

じじは、ブログにアップする写真や動画もそろそろ底を突きそうだけど・・・・

じじ同様、ばばもブログに何を書こうか、いつも迷っている。

 

昨日は小包三個荷造り、知人へ送った。

ばばは、家のお隣のお店に持って行けば小包が出せるのでとても便利。

お昼2時までに小包をお店へ持って行けば、

当日、夕方の船で鹿児島まで運ばれる。

お店へ荷物を運びながら、ふとお隣のブロック塀を見ると

奥の方に見事な椿が咲いていた。

八重咲き・・・と言うけれど、小さな椿の花が何個も集まって咲いているような・・・

 

お店のお姉さんに椿の美しいことを伝えると、

10年以上前に小さな枝を差したのが、ここまで成長したんだって。

ばばの家の近くは草花を丹精されているお宅が多いけど、

ばばだけは、いつまで経っても綺麗な花を咲かせることが出来ない。

何が原因なんだろう???

お姉さんに聞いてみると「ばばちゃんは、

あまり可愛がりすぎているんじゃない?」って言われちゃった。

そう言えば・・・花屋さんでも同じようなこと言われたっけ・・・

可愛がりすぎるとは???

必要以上に水や肥料をやること。

「表面が乾いたらたっぷり水をかける」と、育て方カードに書いてあるから

鉢の表面を目で見て、手で触ってみて「乾いているな?」と思うと

鉢底から流れ出るほど水を与える。

これがいけないらしい。

特に、木などは、やや水不足ぐらいが良いらしい。

ばばはこれまでギンモクセイも10本以上買って育てようとしたけど

一度も成功しないし、万両もせっかく7,8ヶ月育てて喜んでいたら

いつの間にか枯れてしまった。

 

初めは小さな花を育てようとして失敗ばかりしたので

次は「木なら育てられるかな?」と思ったけど

これもダメ。

 

現在、我が家の玄関では息も絶え絶えのモッコウバラが二本、

全ての実がヒヨドリに食べられ、残った葉っぱが日に日に枯れていく万両が二本。

 

そこで、ダメもとで、カランコエ1株とハツユキカズラ一鉢買って来た。

早速、鉢に植え替え水をたっぷりあげた。

季節ごとに玄関先に花があるって良いよね。

 

ばばが、「可愛がりすぎて?」枯らしているのかも・・・と

何名からか言われたので、試しにと思い両親宅の花壇に

キンモクセイ2本、センリョウ、バンマツリなど数種類の木を植えて実験中。

ついでに、枯れかけた万両二鉢も花壇の中に置いてきた。

これまで植えた木々は、ばばが手をかけない分、逞しく育っているような気がする。

万両も上手く再生してくれると嬉しいんだけど。

 

子育ても、植物育ても加減が難しいなぁと思う。


2011年03月21日 19時00分37秒 | 家族のこと

3月21日(月)晴

24日は、島内小学校の卒業式。

ばばも、母校へ行ってこようと思っている。

「卒業式には必ず行くからね」と約束していたから。

子ども達に会う前に、美容室でも行って・・・と朝から出かけた。

ばば行き付けの美容室は、庭木や季節の花が丹精されていてとても綺麗。

大きなクロガネモチの木があり、ムラサキシキブ、桜、ジャスミン

コダカラソウ、その他諸々・・・・

ジャスミンの花が咲き、芳香を放っていた。

又、裏庭には純白のツツジが満開で、桜の木には可愛いサクランボが多数付いていた。

髪の毛の手入れをしてもらっていると、電話が鳴った。

取ると、長女から。

「じいちゃんの夢を見て目が覚めた」と言う。

義父が元気になって退院する夢を見たらしいが、

夢を見ながら泣いていたらしい。

3ヶ月から3歳まで育ててもらった、おじいちゃんが

今は寝たっきりになり、帰省の時、いくら呼びかけても話しかけても

返事は返ってこない、会話も出来ない・・・・・

夢の中でとは言え、大好きな、じいちゃんが元気になった嬉しさに

涙が溢れたのだろう。


正夢だろうか?

逆夢だろうか?

ばばも見た夢がとても気になることがある。

良い夢であった時は、正夢であって欲しいと願い

悪い夢であった時は、逆夢であって欲しいと勝手に願うばばだが、

やはり、長女の電話が気になった。

昼過ぎに美容院を出て、直接病院へ向かって義父を見舞おうと思ったけれど、

じじの昼食も気になるので、一旦家に帰り昼食の準備をして

その後、他の用事も兼ねて病院へ行った。

義父は熱もなく、穏やかな寝息を立てていたので、ホッとした。

病院の外から長女にも電話でその旨連絡した。


人間は何故夢を見るのだろう?

他の動物も夢を見ることがあるのだろうか?


ばばも以前は夢を見て怒ったり、笑ったりしていたらしい。

夢のことで今でも忘れられないのは

小学校の遠足で、隣の集落の海へ行った時のこと。

海は潮が引いていて、小さなタコの子が、たくさんたくさんいた。

ばばが捕まえると、タコがばばの指にギュッと絡みついた。

「イ~タッタッタッタ離してっ!」と大声で叫んだが

ばばの叫びを聞いてくれるタコではない

小さな赤ちゃんダコとは言え、絡みつく力は強い。

腕を振り回しながら叫びまくるばばに担任の先生が気づいてくれ

何とかタコを引っ張り剥がしてくれた。


タコの仕打ち?によっぽど腹が立ったのだろう。

その夜、昼間の出来事を夢に見て、ばばは「シガイ(タコの方言)、

ハゴッキィ(憎たらしい?嫌だっとでも訳せばいいのかな?)」と

大声で叫び続けていたらしい。

ばばの大きな叫び声で何回も目覚めた母は、訳が分からず

翌朝ばばに昨夜の叫び声のことを離したので、ばばも母に説明した。

ばばの指に絡みついて離さなかった子ダコに、よっぽど腹を立てていたのだろう。

急に捕まれた子ダコこそ迷惑千万だっただろうに・・と今なら思えるけれど・・・・

半世紀も前の夢のことだけど、今もハッキリと思い出せるほど鮮明だ。


夢って不思議だなぁ。。。。。


うちの長女が大好きなじいちゃんを思い、

じいちゃんが可愛い孫(長女)のことを思い

お互いの思い合う心が繋がって、

じいちゃんが元気で孫に呼びかける夢を見せたんだろうなぁ・・とばばは思う。