ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

社高校が連覇ー胸にメダルで帰校した球児たちを包む嬉野の夕景

2023年07月29日 04時14分39秒 | Weblog
 


 27日(木)の午後4時30分頃、ほっともっとフィールド神戸球場では、決勝戦の熱闘の興奮がまだ残る中、閉会式が行われ、優勝の社高、準優勝の明石商業の両校選手がダイヤモンドを一周し、大会の最後を締めくくりました。 
 球場の外では、さっそく朝日新聞の号外が配られ、見出しの「社」の一文字が大きく躍っていました。
 午後7時15分頃、加東市山国の社高校では、選手達が帰ってくるのを迎える保護者やOB会、同窓会、先生や生徒などが待っていました。すでに日は沈んでいますが、桜の木の向こうの西の空には、まだ残る夕焼けの光に黒い入道雲が何本も立ちのぼっていました。嬉野台地には夏の夕べの心地よい風が吹き渡ってきました。
 やがて、バスが着き、選手等が降りてきました。胸には優勝の金メダルが輝いていました。隈主将の号令で整列し、礼のあと、隈主将が代表して、応援のお礼と甲子園への決意を述べました。たったそれだけの短いセレモニーでしたが、あの大舞台で何度もピンチを乗り切り、次には自らチャンスをつくって勝利を呼び込み、「優勝」を手にした社高校野球部員たちが大きく見えました。
 創立110周年の節目の年に、3季連続の甲子園出場という歴史的快挙を成し遂げてくれた球児たち。兵庫県の代表として、「社ここにあり」と、自分たちの野球を思う存分やって、母校の名を轟かせてほしいと思うばかりでした。
 
 
コメント (2)
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