ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

東条川疎水フォトコンテストで写真を募集中

2021年01月30日 05時33分46秒 | Weblog
 第1回東条川疎水フォトコンテストという新しい企画で、写真の募集中というチラシ、新聞記事を目にしました。聞いてみると、大阪大学の大学院生らが調査で東条川疎水を訪れ、その素晴らしさに感銘を受けたことが発端で、疎水をより多くの人に知ってもらおうと、自分たちで企画したのがフォトコンテストだったということでした。
 東条川疎水ネットワーク博物館の構想が立ち上がってから10年。行政、教育、地元団体・グループ、有志などでネットワーク博物館の取り組みが推進されてきました。水路を維持管理している土地改良団体等による疎水ゴムボート下りは年々人気を博しています。また、学校教育では、地元加東市、小野市などの小学校で疎水学習が行われ、副読本「遠い水の路」を使った学習や現地見学や出前授業などの取り組みが重ねられています。大学生も聞き取りなどの活動に取り組み、疎水をめぐる貴重な証言を集め、その文化的な価値の発掘も行われてきました。また、生涯学習の一環として、高齢者大学でも疎水学習、見学会も取り組まれており、東条川疎水への関心や認知度もずいぶんと高くなってきました。そうしたなか、今回の大学院生らによるフォトコンテストの企画は、そうした博物館の取り組みに外部からの、しかも自主的な取り組みとして行われるもので、その広がりは新しいステージへと広がったともいえます。
 私もこの歴史ブログで一番多くアップしているのが東条川疎水関連の記事だと思います。何か思い出に残る写真を応募したいと思っています。
 
コメント
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