天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2024】「ゴジラ×コング 新たなる帝国」@22作目

2024年04月26日 | 映画感想
「ゴジラ×コング 新たなる帝国」

ハリウッド版のゴジラシリーズとキングコングシリーズ掛け合わせ企画第二弾。
なんと前作も劇場鑑賞しちゃってるんですよねー♪前作は小栗旬君のハリウッドデビュー作!という事でワクドキしながら観に行ったよなぁ~(遠い目)

ちな…前作のレビューも読んでやってもいいんだぜ?という方は↓コチラをクリック

あらすじ
巨大生物の調査研究を行う未確認生物特務機関「モナーク」が、異常なシグナルを察知する。モナークが警戒を強める中、かつて激闘を繰り広げたゴジラとキングコングが現れ、再び戦いを繰り広げる。さらにゴジラとキングコングそれぞれがテリトリーにする地上世界と地下空洞の世界が交錯し、新たな脅威が出現する。(Yahoo!検索情報から丸パク)

一応前作からネタをそのまま引っ張ってるっぽいんですが(役者さんも続投してます)明らかに前作と作風が違う気がする。前作あんま覚えてないけど(ヲイコラ
先ず、人間ドラマ部分をほぼぶった切った。いや一応コングと唯一コミュニケーションが成立しているらしいイーウィス族のネタがあるんですが、今までみたいにゴジラを人間の科学力でどーにかこーにかしよう!とかコングを人間の科学力で…とかいうのは根本的に諦めたっぽい。とりあえず「ゴジラ追跡チーム」と「地底都市駐在コング追跡チーム」みたいなのはあるんだけど、特にソイツらが劇中で重要なポジションを担う事はほぼない。強いて言えば「虫歯と凍傷の手当してやった」位の活躍度💦

で、主人公はコング。
タイトルは一応日本のサブカルをリスペクトしているんですよ、というパフォーマンス的にゴジラの名前をコングよりも前に出してはいるものの、ゴジラはあくまでも意思疎通の難しい「ケモノ(ペット)」扱いになっていて、明らかにコングがメインキャラとして立っている。
立っているって言うか、お前そこまで着ぐるみ仕様になってるんだからもうセリフガンガンに喋っちまえよ!レベルに人間臭い。

前作もこんなにコング着ぐるみ仕様キャラだったっけ?…まあいいわ。とりあえず「地味に金の掛かった超B級モノ(本人達大真面目)」という、自分大好物なヤツw

話の大半がコングのいる地底都市シーンなのがちょっとな…作り物感出過ぎてちょーっと安っぽいんだよね。まあB級映画と思えば許せるんだけど、あくまでも制作者さん達大真面目に作ってくれてるという体なんだよね?だったらもーちょっと絵作り頑張って欲しかったかなーと正直思う。もう白組に作って貰ってくれよーうw
あとゴジラがコロッセオを「猫ベッド」扱いにしてるのは個人的に好き♪なんかこーいうシーン観てもゴジラが「ケモノ」扱いされてる感強く感じるよね。

まーでもね、個人的に最高だったのは何と言ってもモスラだったなぁー!モスラ最高だったよ✨
とにかくモスラの「女王様感」がエグい!スクリーン観ながら勝手にアテレコしちゃってたよ!ゴジラとコングがエジプトで対峙して…コングとしてはゴジラに助けて貰いたくて召喚した形だったハズなんだけど、ゴジラが勘違いしてイキって「何だコングのクセにメンチ切ってんぢゃねーぞゴルァ」みたいなバトルモードに入っちゃってコングも戸惑いながらももう戦うしかないヂャン!みたいな感じになってるところに女王モスラ様降臨✨
モスラ様「アナタ達何やらかしてるのヨッ!いい加減になさいっ(おこ」←声は池田昌子さん(メーテルの声)でオナシャス!みたいなw

いやぁ~こういうくっだらないヤツ、最高だよね!
人間ドラマを潔くぶった切って「怪獣やっちまえ!映画」に特化した事で東宝チャンピオンまつりからのゴジラファンも大満足な一作になっていると思われます。もうここまでやってくれたんだったらいっそ最後はゴジラとコングがグータッチパフォーマンスまでしてくれれば良かったのにぃ~と思いますよw
そしてこの作りなら今後も無限にシリーズ化出来るな…映画館で観るかはおいといて(置いとくんかい!)楽しい一作なのは保障しますよw


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