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光明寺1 通常拝観 月釜(長岡散策10)


写真は、御影堂

西山三山の1つであり、他の光明寺と区別する意味で、粟生光明寺(あおこうみょうじ)とも言います。
またいうまでもなく、紅葉が見事です。

通常時は拝観無料です。
総門をくぐると左手に閻魔堂があり、正面には緩やかな石の階段が続きます。
これが表参道の“女人坂”です。静かでいい雰囲気です。

左前方には左右にもみじが続くもみじ参道があります。
これが「そうだ 京都、行こう」2009年盛秋の場所です。
往路で女人坂、復路でもみじ参道がおすすめです。

女人坂を登りきると真っ直ぐな参道があり、まず右手に観音堂があります。
ここは洛西観音三十三霊場七番札所です。
以前の本尊は恵心僧都作と伝わる十一面千手観音像(重文)でしたが、今は京都国立博物館に寄託されています。
そして代わりに八番札所である粟生山観音寺の十一面千手観音像が左右には、脇侍として不動明王像と地蔵菩薩像がお祀りされています。
通常は非公開ですが、2021年の紅葉時の入山で公開されました。

参道の奥正面に御影堂があります。
御影堂までの左手に鐘楼と法然上人像があります。
御影堂の御本尊は法然上人自作の“張り子の御影”です。

御影堂の右手奥には阿弥陀堂があり、こちらの御本尊の阿弥陀如来像は2m以上あります。左右には観音菩薩像と勢至菩薩像がお祀りされています。

御影堂の左手が下り階段があります。
これを下りた正面に寺務所、右手に釈迦堂、さらに右手奥には書院の大玄関、左手はもみじ参道に続きます。
もみじ参道を下り、薬医門を越えて総門に戻ります。

通常時はこれで終了です。

月釜
1月と8月以外の毎月第2日曜日の9:00から、方丈の奥にある茶室 廣谷軒で月釜があります。
大書院の大玄関の右手から廊下を進みます。
廊下の右手上には釈迦堂がありますが、ここを左手へ。
奥に大書院があります。
大書院の右手と奥に前庭があります。
奥の庭の左手の植栽の奥に、廣谷軒があります。
右手には小書院があります。
大書院で受付をして、1000円を納めます。
大書院の隣りの部屋が待合です。
前庭に出て、貴人口から廣谷軒に入ります。
1席は大体40分程度で、利休忌よりは気楽な感じです。




コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (takuya)
2012-05-30 11:23:36
なぜでしょう
有名になると足が遠のきます...。

例の宣伝以来、すぐそばの園芸屋さんには会員でもありしばしば行くのですが、中には入らなくなりました...。

小倉山荘も同じくです....。
 
 
 
takuyaさま (amadeus)
2012-05-30 12:12:39
>有名になると足が遠のきます...。
その気持ちは分かります。
以前の僕もそうでした。

京都観光に目覚めた直後は、有名どころを順に後追いしていました。
しかし最近は、訪問したややマイナーなところが、後から有名になったりします(笑・・・清風荘など)。
 
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