ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

おばちゃんぱん屋、 語る。 ・・・です。

2018年03月24日 | 酵母ぱん
2018年3月24日   土曜日



気持ち良く晴れた、 春の気配満載の今日。 です。

春の日差しを浴びると、 こんな歳でも、 ココロがワクワク、 ウキウキします。 それだけで、 しあわせ・・・。



ひなたぱん工房は、 週一 木曜日ぱん屋 だし、 一人でコツコツ取り組むぱん屋だし、 寄る年波のおばちゃんだし、etc. etc.

なので、 人様の関心を惹きつけるセンスも、 日々のバタバタにかまけてInstagramの頻繁な更新も、 Facebook 等々を使い熟す事もできませんので、

パソコン教室に通って どうにかこうにか出来る様になったブログで お会いした事の無い方々と繋がらせて頂いています。

娘を持つお母さんの想い、 中年おばちゃんの心の機微 と共に、 ひなたぱん工房のぱんへの取り組み等を、 のんびり書かせて頂いています。


六本木の Ecole Levain D'antan のお教室に通っている時、 併設されたMAISON LANDEMAINE TOKYO のクロワッサンの評判を聞き、

「 私も、 クロワッサンを上手に作れるようになりたい。 その為には、 作る回数を重ねる事しかない。 」 って相変わらず、 発展途上中な発想で、

週一 木曜日ぱん屋 では、 毎週 チョコクロワッサンと プレーンクロワッサンとを交互に取り組ませて頂いています。

先日のブログで、 チョコクロワッサンのご紹介をさせて頂いたので、 今日は、プレーンクロワッサンをご紹介させて頂きます。

これは 先週の 売れ残りさんの写真。 






チョコクロワッサンは 液状ルヴァン酵母を使用しますが、 プレーンクロワッサンは、 オーガニック全粒粉で繋いだ生地状ルヴァン酵母を使用しています。

液状ルヴァン酵母と 生地状ルヴァン酵母とは 酵母の強さが異なりますので、 予備発酵等の時間調整をしながら 取り組んでいます。

材料は、 オーガニックスペルト小麦 (← 古代小麦)、 国産スペルト小麦全粒粉、 国産海塩、 よつば無塩バター、 そして 生地状ルヴァン酵母。

仕上げに、 無調整豆乳を塗って 焼成します。  1個 260円。
 

ある時 お客様が 「 高いですね。 」 と 仰られた事が有ります。

残念ながら、 私の様な小さなぱん屋は、 よつば無塩バターの販売個数制限も存在しますし、 かと言って 使用材料のグレードを落とすのは嫌なので、

「 これで、 ごめんなさい。 なのです。 」 しかありません。


私は スペルト小麦 が大好きです。

古代小麦 なので、 遺伝子操作はもとより、人工的な品種改良が殆ど行われていない小麦です。

ドイツのスペルト小麦が有名ですが、 私は オーガニックの オーストラリア産の物を使用しています。

時折 欠品になる際は、 ドイツ産の物で作りますが・・・。

スペルト小麦は、 小麦自体が ナッツ の様な香りがします。 

だから 仕込みの際に 袋を開ける時、 粉をふるいにかける時、 香りにしあわせを感じる事が出来ます。

出来上がるクロワッサンは、 甘みも無い、 シンプルの物です。  微かに、 ルヴァン酵母の酸味を感じます。

このクロワッサンを 主人は 「 大好き 」 と 言ってくれます。


奇をてらうぱんでもなく、 驚く様なぱんでもなく、 「 フツーの中に、 正直な、 大切な物を持っているぱん。 」 でありたいと思っています。


って、 おばちゃんぱん屋は、 直ぐ、 語りたくなってしまうから いけません。。。。


売れ残りさんのご紹介。 でした・・・・。  がーん。 


おまけ。。。

お友達が 4月のイベントの案内を持って来て下さいました。

高崎の大和屋さんでの、 何だか 素敵な事のご案内の様です。





木曜日 ぱん屋さんで ご案内を置いてありますので、 どうぞ、 ご覧になって下さいませ。 

私も 早速、 お得な体験に 申し込んでしまいました。









コメント
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