10月21日(金)、今日もまたハンドルを握って北に向かう。まず122号バイパス。片側2車線のバイパスは、交通量が多いしスピードも速いことが多い。車間など自車と他車の相対的位置をよく見ることが第一。
蓮田の閏戸(うるいど)で県道に入る。片側1車線だから、あたりの景色とか街並みがよく見える。柿の実が熟している! こっちでもあっちでも。そういう季節だったんだ。ラジオの交通情報では、東北道・岩槻インターあたりまでの渋滞を報じている。連休でもないのに。(でも明日からは週末か)
家からたっぷり30分、目的の書店に到着。カフェで落ち着く。今回の本を取り出す。
書名『安全運転寿命を延ばすレッスン』 発行:小学館 著者:松田秀士
表紙に、僧侶 / レーシングドライバー / 自動車評論家と表示されている。
最初から「え~?」と思われるかもしれない。わたしは思った。三つとも現役だと言う。
半信半疑で読んでいくうちに「う~ん」とうなった。納得いく部分が多いからだ。目に飛び込んだフレーズに赤線を引きながら、パッパッと飛ばし読み。自分の反応を書いてみたいと思った。
印象的なフレーズを、まず。
「人生を楽しむためには、移動の自由が不可欠である」
これはわたしも常々感じていることだ。自分が行きたい(行く必要がある)ところへ、いつでも、自分の意志で行かれることが必要だ、とわたしも思っている。わたしは80代に入ってしまったから、遠からずこの自由がなくなる(車の運転が自分でできなくなる)。切実だ。
他の交通手段ではダメである。バスなんか一日に何本通るだろうか。バス停まで歩いていかねばならない。寒かったり、天候が悪かったり。タクシーは当然料金を払う必要があり、呼ばねばならず、来るまで時間がかかる。それだけで外出をあきらめねばならない。「行きたいところへ、今の今、自分の意志で」が実現しない。絶望的な思いに襲われることは明白。おそらく生きていてもしょうがないとさえ思ってしまうだろう。
だから、著者の言う「安全運転寿命」をできる限り延ばす努力を惜しまないことだ。この本はそのための教科書だと思う。
ほかにも
◎ 運転が上手な人ほど事故を起こしにくい
◎ そのためには運転が好きになることが第一
◎ 何よりも事故を起こさない高度なテクニック
◎ 周囲のクルマとの適切な距離感と意思の疎通
◎ ゴールは無事に我が家に戻ること
◎ 漫然と運転しないこと
などが見当たった。順次書いてみたいと思う。