今日は鶴岡にて第九演奏会。日本では年末の恒例プログラムですが、今回は荘銀タクト開館5周年記念という晴れ舞台。こういう特別感のあるイベントにはぴったりの曲ですよね。
場所が鶴岡というのも新鮮ですが、指揮が阪氏なのも楽しみだったところ。何しろベートーヴェンの交響曲は一通りご一緒しているとは言っても、第九だけは出来ていなかったのです。様々なアプローチが新鮮で面白く、ソリストも日本を代表する錚々たる顔ぶれ。これは良い演奏会になるに違いないとは思っていましたが、その予想を上回り、なんといっても合唱が素晴らしかった!合唱が盛んな土地とは知っていましたが、これほどとは。驚きました。満席のお客様との一体感もあり、記憶に残る演奏会になったと思います。
今日の清澄な歌声に、ふと昨日見た仲秋の名月を思い出しました。人の声って素晴らしい、改めて第九は傑作だなと感じた演奏会でした。ありがとうございました!