町並みも風情があって、歩いているだけでも楽しい大江町。小高い山の方にある楯山公園からの眺めがとても良いと聞き、仕事を終えてから足を延ばしてみました。
この公園、通称日本一公園と言うそうで、確かに最上川を見下ろしたパノラマビューは壮観です。日本の遊歩百選に選定されているとのこと。オススメパワースポットです!
昨日の午後は東根市でスクールコンサート。せっかく果樹王国東根まで行くのだから、何かフルーツでも購入しようと産直に向かいました。
そこで目にしたのは色とりどりのジェラート。誘惑に勝てず、急遽生の果物ではなくこちらに変更。ダブルで300円とお値段も良心的です。私はラフランスとミックスベリーの2種を選びましたが、その味の濃さに驚きました。特にラフランスは、普通シャーベットでないとなかなかハッキリとしない繊細な味わいですが、ミルクにも負けない風味は素晴らしい。さすが東根、恐るべし、、、と、夢見心地の私。
と、そこに一人の男性が近づいてくるではありませんか。席は他にも沢山あるしな、、、もしや不審者と思われたか?確かに黒ずくめで一人ジェラートに夢中になっている姿はいささか珍妙には違いないが、、、、と、一瞬の間に色々な考えが頭を巡ります。するとおもむろに男性が一言。
「あのー、お釣り忘れてませんか?」
どうやら目前のジェラートにすっかり気を奪われ、券売機におつりの200円を残してきたようです。なんとご親切な!黙っていれば分からないのに。世の中には良い人が沢山いるのですね。
帰りがけにもう一度お礼を言って産直を後にしました。明日の本番に向けて、良いエネルギーを頂戴しました!
伊勢志摩サミットと合わせ、本日オバマ大統領が広島を訪問されました。現役のアメリカ大統領が広島を訪れるのは初めてということで大きな注目を集め、ニュースでご覧になった方も多いと思います。
短い時間でしたが、原爆資料館を見学し、スピーチの後被爆者との交流が持てたのは、非常に意味のあることだったと思います。スピーチ内容も、核廃絶への具体的な内容のまで踏み込めなかったなど、物足りなさを感じる部分がなかったわけではありませんが、全体に被爆者の心情に沿った、思いのこもったものになっていた印象を受けました。
同時に、ここまで来るのに71年もかかったということが、核廃絶への道のりが如何に困難の多いものであるかということを物語っています。核を根絶やしにする覚悟があるか。一人一人がそれに応えていく必要を感じた一日でした。
仙台のコンクールの仕事が終了後、せっかくここまで出て来たのだからということで、職場の友人と大好きな紅茶のお店へ。
お腹もすいたので、紅茶の前にカレーも頂いてしまいました。窓の外には輝く新緑、目の前には滋味深いカレー、店内に立ち込めるお茶やお菓子の香り…これぞ至福!
仙台のコンクールの予選が終了しました。山響の出番はここまでですが、コンクールはまだまだ続きます。
このコンクールは総じて参加者のレベルが高く、正直、めでたく次に進めた方も惜しくも通過出来なかった人も、それほど大きな差異を感じませんでした。運を含めた、ほんとうにちょっとしたことが分かれ道だったのだと思います。それくらい、皆素晴らしい演奏でした。彼らの日々の鍛錬と本番にかけるメンタリティの強さには、心から敬意を表したいと思います。
しかし本当の勝負はこれから。それは勿論、本選もありますが、彼らの演奏家としての長いキャリアの先を意味します。最終的に入賞できた方も選をもれた方も、このコンクールで得たものを糧に、より大きく羽ばたいて下さることを願ってやみません。若く偉大な才能に出会えた日々に感謝です。
コンクールの仕事で、連日仙台に通い詰めております。この国際コンクールは、数あるそれの中でも難関で知られているだけに、参加者も予選の時点で、既に著名コンクールの入賞者クラスの、非常にハイレベルな演奏をする人々が集まっています。
コンクールという場ですので、当然採点という過程を経て篩にかけられるわけですが、皆そういう緊張を乗り越えて、堂々とした演奏を繰り広げる様には圧倒されます。特に驚かされるのは本番の集中力。本番のホールの響きが後押ししている部分もあるかもしれませんが、既に出来上がっていたリハーサルよりも一段と魅力的な音を奏でる出場者が後を絶たず、感服します。せめて少しでも彼らが気持ち良く演奏出来るように、明日・明後日も気合いを入れて臨みたいと思います。
仕事も山形Qもない休日でした。というわけで、今日はかねてからしたかったことを実行。それは「目覚まし時計をセットせずにひたすら眠る」。世の中のお母様方にはまず無理でしょうね。
いつもは目覚ましだけでなく、携帯のアラームもセットするのですが、それもナシ。さあ、寝るぞ!!と就寝。結果、どうだったかというと。。。二桁、ノンストップで眠る事ができました。私もまだ若いということか(多分違う)。
起きた時、貴重な休日を無駄にしたような気分にならなくもなかったですが、お陰様でその後の家事や練習はかなり集中出来ました。たまにはこんな休み方も良いかもしれません。
今年度のスクールコンサートが今週からスタート。昨日は天童、今日は酒田です。両日とも楽団バスではなくマイカーで出勤。私の運転もだいぶ板についてきた、、、と思っているのは、本人だけかもしれませんが。
酒田のような遠方の時は、バスの方が良いかという思いもなくはないのですが、何といっても私の腕の故障が酒田からの帰りだっただけに、逆に躊躇もしてしますのです。だって絶対寝るし。。。睡眠時の寝相の悪さだけは自信がありますので、いつ再びあの悪夢が起きないとも限りませんからね。
幸い今日は絵に書いたような五月晴れ。緑滴る山道、風光明媚な最上川沿いを快適に運転して参りました。BGMは主にラズモフスキーの三番。この曲の時はスピードの出し過ぎに要注意です。
昨日無事、誕生日を迎える事ができました。いわゆる不惑という年です。とは言いながら、昨日も今日も惑ってばかり。。。。急に変わるはずもないので当然ですが。一体いつになったら「不惑」の境地に達するのでしょうか?
しかしまあ、これは君子たる孔子様の基準であって、私めのような凡人には当てはまらなくても当然に違いない(開き直り)!というわけで、これからもせいぜいジタバタしながら、少しでもマシな人になれる道を模索したいと思います。
2016年度最初の山響定期。今回はなんといっても、ウィーンフィルのソロフルート奏者、ワルター・アウアー氏をお招きしてのモーツァルトの協奏曲が素晴らしく、初日の今日は大入り満員でした。
非常にタイトなスケジュールの中いらして下さったにも関わらず、プログラムは協奏曲ニ曲、その上学生対象のクリニックを行い、公演前にロビーコンサートで室内楽までして下さるというサービスぶり。しかも終始にこやか且つフレンドリーで、楽団員一同、すっかり魅了されています。
ロビーコンサートは明日も開催予定ですので、ご来場の皆様は、是非お早めにいらして頂くことをオススメします。明日もガンバリマス☆
新緑の眩しい季節に、演奏会のお知らせです。
昨年、山形交響楽団のメンバーによる室内楽コンサートが緑町の「洗心庵」で行われましたが、ご好評を頂き、今年度も継続開催することとなりました。その栄えある(?)第一弾として、山形弦楽四重奏団が演奏致します。勝手にベートーヴェンイヤー活動を行っている私達、ここでもベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」を中心に、高田三郎、佐藤敏直両氏による邦人作曲家作品という、山形Qらしさ満載のプログラムになっております。
これらの名曲に生命の息吹を感じ、心洗われた気分になって頂きたく、つきましてはご希望の方はハガキにてお申し込み下さいませ。上のチラシ写真では5月15日(日)必着となっておりますが、18日(水)必着の間違いですのでご注意下さい。下記ウェブサイトでもご参照頂けます。
http://gakushubunka.jp/cgi/event/d_event_view.cgi?ec=6701
ご来場お待ちしております☆
初めての免許の更新に行って参りました。無事にこの日を迎えられるなんて、何とめでたい、、、としみじみ思っていそうな人は、少なくとも、講義を受ける教室内には見受けられませんでした。こんなことを思うのは私くらいなのか?いやいや、無事故(と言って良いはず。少なくとも人や動いているものにはあたっていないし)無違反で来たのですもの、喜んでもバチはあたらない!
この調子で、安全運転を遵守して参りたいと思います。願わくば、次回は30分の講義で済みますように。。。(久々の座学、二時間は少々長かったです)