大谷翔平選手の通訳、水原氏による違法賭博借金の話題がメディアを賑わせています。今日大谷選手が会見し、キッパリと自分との関わりを否定した姿は、彼らしい、誠実なものだったように思います。今後の捜査で、詳細は明らかになっていくことでしょう。
さて、私がふと思い出したのは、ロンドン留学中の銀行について。私は音楽院に入学してすぐ、学校から銀行口座を作るための書類を渡され、さすが留学生の多い学校、銀行口座の必要性を知っているんだなと感心したものです。しかしそこからが予想外でした。書類を銀行に持って行きさえすれば簡単に口座を作れるのかと思ったのですが、なんと銀行の職員の面接(インタビュー)を受けなければならなかったのです。もう何を訊かれるのか、ちゃんと答えられるのかと陰鬱な気分で銀行に向かったのをよく覚えています。本当に、仲の良い通訳でもいたらお任せしたいくらい緊張しました。
もはや遠い記憶で、何を訊かれたのかはっきりは覚えていないのですが、私の英語力でなんとかなった内容だったことは確かです。無事作れましたので。ただ、私は学生という身分で、学校がそれを保障してくれたからスムーズだっただけで、そうでなければすごく大変なのかもしれないな、と思ったものでした。
もう一つ、銀行がらみで驚いたことを一つ。向こうで銀行口座を作ると、通帳はもらえなかったのですが、なんと小切手帳をもらえたのでした。よく映画やドラマで、金持ちがサラサラと高額の数字を書いて渡す、なんてシーンがありましたが、それがもらえるのです。私は寮の家賃の金額だけを書き続けて終わりましたが、いちいち引き出す必要がなかったので、便利に使わせて頂きました。もう使うことはないだろうなあ。。。