昨日は山響45周年記念演奏会。久々に創立名誉指揮者、村川千秋氏と共に演奏することが出来ました。
村川氏にお会いするといつも、ああ、この方は本当に音楽と山形を愛しているのだなとビシビシ感じます。それは年月を経ても弱まるどころか、益々強くなっているのではないでしょうか。ベルリンフィルを引き合いに「『山響があるから山形に住んでいる』と言われるくらいまで目指さねば」とおっしゃった言葉には、身の引き締る思いがしました。
山響設立は、勿論村川先生お一人の力だけでなし得たわけではなく、多くの方々の助けがあってのことでしょう。しかし、彼の熱い思いから始まって今の山響があるのもまた事実。受け継ぐものの一員として、真摯に音楽と向き合い、山形の文化に少しでも貢献したいと、思いを新たにした一夜でした。