自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"で見たカタクリ(続々)

2023-04-12 | 

この群生地は,大きな規模のものが二つあります。この写真は二つの中でも大きな方です。上の歩道を人が歩いていきます。

 

山の斜面をカタクリが覆っています。まるでじゅうたんのよう。

 

優雅なスタイルの見えます。

 

時間をかけて撮影に熱中する人がいます。

 

写真から物語が見えたり聞こえたりすることが,わたしの狙い目。

 

撮っているとアリが現れました。アリはこの花がお気に入り。なにしろ,種子が落ちたときに,それに付着した誘引物質エライオソームを得るために種子ごと巣に持ち帰るのですから。その行動のおかげで,カタクリは分布を拡げていくのです。花の段階から,もう待ちきれないのでしょうか。

 

人や昆虫やらが入ることで,同じ花を撮るにしてもおもしろさが大いに違ってくると思うのです。