公園にて。
山麓のササが刈り倒され。すっかり枯れています。その上に，ごく小さな，ふつうは見かけないめずらしい幼虫が一匹。あとで調べてわかったのは，これがササキリの幼虫だということです。
ぴょんと跳ぶので見失いそうです。それで慎重に撮影しました。こういうときはいつも，証拠写真のつもりで「とにかく撮っておかなくては」という気持ちです。一枚撮れたらよし，です。
そのすがた・かたちから成虫を連想することはまず無理です。
移動しても見逃さないように注意を払います。オレンジを基調とする顔が強烈な印象を与えます。
顔写真が撮れました。オレンジ，赤，黒褐色と，色が複合しています。しばらく真正面から撮るチャンスを待っていたのですが，ダメでした。
上方向からです。複眼がぽこんと出ています。色合いがユニークです。
反対側からも。
真上から撮れました。
初めて見る昆虫というのはいつも新鮮な印象を与えてくれます。この幼虫もまた然り，です。いつか真正面からの顔写真を撮りたいなあと強く思いました。
【追記】後日，同じ場所で一目でメスとわかる幼虫を撮影しました。
