自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今冬のマンサク(21)

2019-03-15 | マンサク

ミドリイエバエらしいハエが一匹,花の中を覗き込んで入ました。細い花弁をもつ花がかたまって咲いている風景が目に飛び込んで来て,微かな匂いに誘われて敏く気づいたようです。

 

しばらく摂食をしたのち,歩いて枯れ葉に移動。 

 

やや時間が経って,別の花でも見かけました。同一個体なのかどうか,不明です。

 

ハエのからだは金属光沢に輝いているので,一目でわかります。訪れる昆虫としては比較的大きめなので,観察は容易です。うれしい訪問者です。

 


イヌノフグリを訪れた昆虫 ~ホソヒラタアブ~

2019-03-15 | 昆虫と花

イヌノフグリとオオイヌノフグリとは見た目がはっきり違います。ここでは,前者のイヌノフグリ(ホシノヒトミ)に注目します。

小さな小さな花なのに,きっちりそこを訪れる昆虫がいるのがふしぎなほど。花弁の青紫色が功を奏しているのでしょう。ホソヒラタアブがとまったので,慌てて撮影しました。ある程度大きな群落だと撮影チャンスがあるでしょうが,小さくてはなかなかです。

 

こういう場面を撮影するときは,「もっと近寄って」を心掛けているのですが,じっくりやらなくちゃうまくいきません。

 

理想をいえば。口吻と蕊をうんとアップで撮りたいのですが。さて,そのチャンスは訪れるでしょうか。