自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

2019年,ロウバイの今(10)

2019-02-02 | ロウバイ

花の奥に口吻を伸ばし,後脚でからだを支えています。その後脚が蕊をがっちりとつかんでいます。頭部の花粉,胸部の背中の水滴がとても印象的です。 

 

腹部が細長く,スマートに見えます。どうやらタネバエのようです。これだけ毛で覆われていると,花粉がじつに付着しやすそう。 

 

一旦花から出て来ました。

 

しばらくして,再び同じ花の中に。 

 

今度は思いっ切り近づいてみました。わたしにはまったく気づいていない様子。被写界深度の浅さは止むを得ません。 

 

ややあって,外に出て来ました。

 

招く花,招かれるハエ。持ちつ持たれつの関係が低温下でも進行していたのです。