酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

チーズの刺身。酒はまたも大七。

2016-02-05 | 旨かった話
乳製品に合う酒なら「生もと」。というのは定番であるが、逆に、酒に対して乳製品がこんなにまで相性の良さを発揮するとは。
チーズの新しい世界を教えてくれたのは「Japacheese」さん。いや、功労者がいるとすれば、それはそのチーズ屋さんが美味しいと言ったとあるカフェの女将さん。


モッツァレラチーズをわさび醤油で。こんな切り方をしたので刺身と呼んでみた(笑)。醤油とわさびはもちろん刺し猪口に。
そして酒。一度は燗をつけようと思ったが、待てよ、温度を上げるとわさびの辛さが立ってしまうかも、と冷やで呑ってみる。

もともとフレッシュタイプではクリームチーズくらいしか馴染みのない自分には、モッツァレラの食感はいまだ未開拓分野。正体不明な歯ごたえでゆっくりと味を確かめてみれば、わさびの辛さの向こうから、それはそれは柔らかな乳の旨み。
理屈っぽく言えば、牛乳の美味しい理由が可視化された!ってな感じ。
前回は焼きカプレーゼで楽しませてもらった。次はマルゲリータにでもしてみようかな。ちなみに自分、マルゲリータの生地は薄いのが好み。譲れない(笑)

そして大七は冷やで正解。チーズの旨みを引き出したのは生もとの深いコクだ。牛もお慶びのことと思う。

が、我は悲しい。なかなか気に入っていた大七はこれにて空いてしまいましたとさ。


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