酔い日は佳い日

日々の酒肴事情。by こたりん

在庫ある安心感。酒は男山。

2016-12-03 | 酒風景
何度となく書いてきた我が隠れ家、場末の店でのキープボトル。
女将の方もよくぞ心得たもので、そろそろ空きそうになると次の同じのを取り寄せるかと確認を入れてくれる。
ほんとに心得てるなら、だまって次のを注文しとけよと言われそうだが、違う。先方は我が日本酒好きをよく理解していて、他にも意中の銘柄があるのでは?という意味が込められている。

が、此度も同じものを注文しておいた。


瓶が開いても安心。次が待っているでござる(^^)という1カット。
これでペースを変えることなく呑むことができる。

実はね、同じ男山でも、そのうち違うものをと考えていたりして(笑)
はたから見りゃただの呑兵衛でも、マンネリに甘んじることなくマジメに飲酒したいのである。

それにしても旨い、生酛純米。
グラスにそそいで数十秒チンしたぬる燗は、控えめな香りが立ち、旨みが口中いっぱいに広がる。

せっかくの酒をチンですかって?
いやいや、熱燗にしてる訳じゃないし、本来あたしゃ燗のつけ方にはうるさいよ。
しかしだ、なんたってそれがこの店のやり方なのだ。
文句は言えない、いや、言わないのが流儀。
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霞の向こうの旨さに出合う。

2016-12-02 | 酒風景
ふらりーとでは二番目に新しい店、マイペースでじわりじわりと浸透を目指す「おばんざい たりき」さんに、大信州の澱酒が入荷したと聞き、さっそく行ってみた。
大信州は今年、何かと縁のある酒。しかも澱酒は初めてなので興味アリ。

ってなわけで


頂いたのは特別純米。
抜栓したてのシュワシュワ感が半端ない。おかげで酒の旨みもどこへやら(笑)、というのも束の間、少し時間が立って発泡が落ち着くと、次第に語り掛けてくる酒の旨み。
しかしだ、生酒ならではの鮮烈さはさて置き、大信州らしさはどこに居る?

さらに時間が経過したころ、大信州は忍者のごとく白い煙幕のむこうから突然現れた。
お馴染みの米「ひとごこち」のふくよかな香味が広がり、その後も、甘い余韻が長い。
良いモルトを飲みほした後のように、グラスの中に香りが残っていた。

こりゃ面白い。アルコール度数はちょっと高いが、日本酒ビギナーにもイケるはず。
次なる機会には(酒が残ってればの話だけど)純米吟醸を試してみたいのであった。

そしてお試しタイム。


一魂。これは前掲のような澱酒でも濁り酒でもない。正真正銘の「どぶろく」である。しかもコレはもち米だ。
北海道の長沼町は小規模でも酒造りが認可される、いわゆる「どぶろく特区」。いくつかの農場がこうして酒造りをしているそうな。
どぶろくの何たるかに言及すると話が長くなるのでここでは控えるが、まあそういうことだ(笑)
旨いかって? どうぞ、たりきで味見してみて。


たりきの酒担当もお気に入り、男山のひやおろし(純米吟醸生酒)。
旨いかって? 男山好きのあたしにそれを聞くのは野暮ってものよ(笑)

そとは冬の嵐が来そうな空模様。
ちょいと早いが締めの一杯をと選んだのは山和。


なぜだか無難路線を行きたがる自分。

今日になって思えば、例の澱酒をもう一杯呑んでおけばよかった。
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鶏に海苔。

2016-11-30 | こしらえた話。
くっそ~ ボクの白石美帆ちゃんが奪われた~


という事件を知ったのは今朝。昨夜は天下の一大事を知る由もなく呑気に晩酌をしていたのだった。
酒肴はコレ。


うっすらと塩コショウ・酒で下味をつけた鶏胸を、サラダ油にうっすらとバターを混ぜてフライパンでソテー。粗熱が取れたところで海苔佃煮(うちは「ごはんですよ」)で和えたというシロモノ。
なんて呼ぼうかな。

何となく面白いかなと思いやってみた。何となく美味しい(笑)

何となく美帆ロス。
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こんなさび焼き。

2016-11-29 | こしらえた話。
今日は「男はつらいよ」の寅さんの誕生日らしい。映画で定時制高校に入学を希望するシーンがあって願書にそう書かれていたとYahooのTop画面のコラムに。
やられたー、大の寅さんファンを自称する自分なのにノーチェックだった。こんなんではファン失格だな。

さて、こんなさび焼きをこさえてみた。


鶏胸を塩麹でさっと漬け焼いたのに練りワサビを。

何となく思いついてやってみたのだが、何となく美味しいかも。
そもそもツマミ的には塩麹で味をつけた鶏はイケる。が、バターソテーなどに比べるとちょっと地味。そこへワサビの「ツーン」があったら面白のではというのが発端だった。

さび焼きは本来、焼き鳥屋が発祥。
ササミをレアに焼いてそこへおろしたてのワサビというのが粋とされる。自分が駆け出しの頃、出されたさび焼きに対しササミが焼けてないと店に告げ、物を知らぬ馬鹿者扱いされた記憶がある。忌まわしさで忘れることはなかったが、その店はもうない。
決して呪いが通じた訳じゃないと思うが(笑)
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季節の薫りのお裾分け

2016-11-28 | 旨かった話
呑み会で鍋を食べた様子を動画にしたら、冬の季節感ありとブロ友様からの感想。
ごく普通に鍋という選択になったが、内地はまだ秋だ。今年は11月も早い時期から冬まっさかり(道北地方だけ)。今日も雪がしんしんと降っておる。

そんな中、有難い頂き物が。


聖護院大根の粕漬。懇意にして頂いている、とある師匠宅の奥方様が丹精の品。
ここ数年お裾分けに与っている、言うなれば我が家に到来の冬の風物詩だ。昨夜さっそく味わいつつ、今年も素晴らしい出来栄えに感服。

なんだかんだで、冬も悪くないのである(笑)
燗酒も滅法旨い。


せっかくの酒肴なので、今年初、ちろりの登場。酒は男山。

酒に湯気
嬉しき旬の
お裾分け


湯気は季語になるのかな
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