月曜日にも書いた新型肺炎の件が、どんどん大事になってきている。とにかく中国国内の規制の様子が凄すぎてビビってしまいます。日本でも、武漢からのツアー客を乗せた、奈良のバスの運転手とガイドが罹患したことで、日本国内でも人から人へ感染していることは分かっている。
水曜日に武漢から日本人の帰還が始まりましたが、2便400人ほどで発熱等で搭乗できない人も含めて7~8人ぐらいが感染しているよう。大体2%弱ぐらいか。つまり、在留日本人のようにそれなりのレベルの暮らしをしているならば感染者がかなり集中している地域でも2%弱ぐらいのもの。日本国内は国民の衛生観念や防疫知識もそれなりにあると思うので、日本で通常に暮らしているならば爆発的に感染者が広がることもないのではないだろうか。但し、中国人では富裕層以外の貧困世帯では相当な感染の広がりがありそうだ。
他に分かってきた事としては、かなりの発熱はあるようだが少なくとも老人や乳幼児以外なら致死率は極端に高いわけではなさそう。日本では医療もそれなりに受けられるので、インフルエンザよりは怖いのだろうが極端に恐れおののく必要も今のところはないようだ。
但し、今後新たな情報が出てくることもあるだろうし、新型肺炎が更に強い発熱へと変異していくこともありうるので油断は禁物ですが。
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武漢から帰国した人たちへの国の対応で、色々な批判をするマスコミたちがある。こういう連中は、中国からの観光客には差別はするなと口が酸っぱくなるほど連呼している。こんな時まで…。今更、日本人の帰国者だけ厳しくしたってどうなるものでもなかろうに。ダブルスタンダードには頭が痛くなるよ。