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TVでやられても…

2024-04-12 | テレビ番組

 春の期初だからなのか、最近は過去の大ヒット曲を集めた番組が多いように思う。いわゆる「ミリオン」「大ヒット」がどうとかいう番組だ。見てない自慢だと言われるのでしょうけど、私はその手の番組に興味がない。何故なら、ただ過去の映像をながしたり、今は声量や容色も衰えた本人が出てきて歌うといったそういう安易な番組作りに興味が出ないからです。

 このような番組が増えたのは、高齢層が増えてきて最近の音楽にはあまり興味がない人が増えているというのもあるのだろう。また、そういう80~90年代のヒットソングがYouTubeでそれなりに安定した人気がある上に、手持ちの歌唱VTRも使えるという理由で一石二鳥のこういう番組が増えたに違いない。

 但し、こういう曲が好きな人たちは、YouTubeで自分の都合のいい時間に好きな曲だけをその歌手の全盛期の姿で見るのがいいのだと思う。好きな曲とそうでもない曲をTV局の都合で混ぜられて、TV局が決めた放送時間に、ぶつ切りされた過去映像か老いてしまって本人が歌っているという以外に見るべきところのない歌唱場面を見たいという訳ではないのだ。

TVでやられてもなあ…。

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歌手は変われど曲は同じ

2023-02-16 | テレビ番組

 北島三郎さんの27年続けてきた番組が、3月で終了するというニュースがあった。本人の年齢も年齢なので引き際も大切ということで、北島さんが決めたということだ。まずはお疲れさまでしたと申し上げたい。

 演歌は年寄りのものと言われますが、BSでは高齢化社会という事もあってか演歌の番組がゴールデンタイムでも多い。顔ぶれはなかなか入れ替わらない高齢化が演者の方でも進んでいましたが、最近はさすがに歌声に衰えが見えてきたからか若手の演歌歌手に徐々に変わってきている。

 ただ、問題なのはその若手たちが自分のオリジナル曲で出演というよりは、昭和20~30年代のオリジナル歌手たちがお亡くなりになるか高齢で出演して歌えない楽曲を歌うという出演なことだろう。

 もっとも、そういう演歌の番組を見ているのがそういう年代の曲に馴染みのある高齢者なのだから、それはそれでいいのかもしれません。うちの親は、曲は知っているけどどうにも下手で聞いてられないとは言っていますが。

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変わったもの

2023-02-14 | テレビ番組

 TVの番組は、いわゆる10代~40代ぐらいの人に向けて作られているのだそうだ。何故なら、その年代の人の購買力が高いのでCMを出す企業の側が、その年代の視聴率の高い番組にCMを出したいからだそうだ。そういう番組は、総じて騒がしい。そして、よく言えばテンポが速く、悪く言えば軽くてサクサク進む。

 バラエティ番組がやたら多いのですが、芸人さんメインで出演者が口をあけながら手を叩くという、関根勤さんが発祥のポーズが溢れている。簡単にいえば内輪受けポーズだ。あとは食べる。旅する。タイアップ丸出しのランキング。YouTubeからの面白映像…。

 その変化が顕著に表れるのがドラマです。特に分かりやすいのが、2時間ドラマの長期シリーズだ。2時間ドラマの枠は、かなり前に消滅してしまっているのですが、そんな中でも人気シリーズだけは特別枠として時々放映されている。出演者が年々高齢になっていくのですが、ドラマのテンションは初期の頃より明らかに明るく騒がしい。

 そんなドラマにしてしまうよりも昔のままにしっかり作って、今まで見てくれていたお馴染みさんに確実に見てもらった方がいいはずなのだが、そうではない。だから、視聴率は落ちていってしまう。肝心の見てほしい壮年層は、TV局に媚びられてもそもそもTVを見ないのだから。

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見やすさは抜群

2021-09-21 | テレビ番組

 昨年の秋、コロナ禍であるにもかかわらず観客が押し寄せて、日本歴代最高の興収を上げたあの映画が地上波で放送される。それに先駆けて、放送されていたアニメの編集版を5回に分けて放送していて、その放送済みの4回分を見ました。

 その鬼滅の刃の感想を50代のおっさんが書かせていただくと、とにかく見やすい。これに尽きると思いました。2~3時間づつの放送時間だったのですが、見始めるとあっという間に過ぎていった。

 ストーリーはあるようでない。鬼を倒すというだけだ。だから、普段見ていない人でも何の問題もなく見て楽しめる。悪く言えば、とにかく軽いとも言える。登場人物というかキャラは多いのだが、ストーリーに深みは感じられない。これは見やすさと表裏一体なのだが。

 今の流行りにはこういう見やすく軽いものが多い。…、こんな事を言い出したら年寄りなのだろうなと自覚する。あと編集版1回と映画版の放送が残っている。それらもきっと見やすいに違いない。

 

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差はあると思う

2018-10-16 | テレビ番組

 前日は韓国ドラマ「ミセン」について書いたのですが、このドラマは日本でリメイクされています。そのドラマも配信で見てみました。割と忠実にリメイクされていて、エピソードも出来る範囲ではそのままや少しだけ変えて追われています。それを見ると、日韓のドラマの違いが何となく見えてきた気がしました。

 まず思うのが放送時間の違い。韓国版は1時間半×20回で初回と最終回は30分ずつ延長。日本版は1時間×9回で延長が30分が1回というもの。総放送時間で言えば約1/3でしかない。日本版を見ていてあっさりしてるというかスカスカな感じを受けるのもある意味仕方がないだろう。

 この差は極端ですが、韓国ドラマは大体が短いものでも16話ぐらいあって、日本では10話から長くて12話がせいぜいだ。やっぱり放送回数が短いとどうしてもじっくりとした脚本とかは難しいだろう。そうなるとドラマの質や内容がどうしても浅いものが多くなるのでは。

 次に思ったのが、配役の分かりやすさです。前日にも書いたのですが、ミセンは特にそうだったのですが、演技力もあったのですが顔というか見た目と役のキャラが本当にどんぴしゃりでした。韓国版の主役も日本と同じく男性アイドルがやっていたのですが、役との同一化が本当に凄かった。髪型で彼の成長を示してもいたのですが、髪を分けていないときは頼りなさや弱さも感じさせながら、初回と最終回に登場した髪を分けた彼は正に韓流アイドルのイケメン全開でそこまでの弱さは消えていました。

 逆に日本版では、ずっとそこそこ以上にかっこよくて弱さをあまり感じません。スーパーウーマンの同期も日本版ではどうみても仕事が抜群に出来るようには見えませんでした。

 そして、もう1人の主役であるオ課長役は日本版では遠藤憲一さんが演じていました。確かに韓国版の見始めの頃には日本版なら遠藤さんかなとも思いましたが、見ているとやはり遠藤さんでは貫禄ありすぎるというか少々歳が上過ぎる気がしました。エネルギッシュさも違う気もしますね。課長というよりは、部長や重役です。

 日本でも昔の時代劇では、パッと見て正義か悪かが分かりやすかった配役だったはずなのですが、それが今の日本のドラマではそういうのが古臭いとされているのでしょうか。日本でもヒットしているドラマでは、割と分かりやすい配役だと思うのですけどね。

 最後にセットの豪華さというか金の掛け方が日韓では違うなという気もしました。放送回数が長い方がセットに金を掛けられるのは当たり前だし、最初から中国やアジア諸国など世界に売るというドラマには金が掛けられるのも当たり前。このドラマの日本リメイク版なんかたった9回で終わりですからね。

 あとはストーリー的にも、韓国ドラマの方が割と過激な展開やとんでもない差別的な人物なんかも登場させられる。あくまでドラマだし、そういう人物は結果的に災いを受けるということで出してもいいのだろう。

 また音楽にも韓国ドラマは力を入れていると思う。曲とドラマの展開のシンクロ具合がなかなか半端ない。日本のドラマは主題歌こそタイアップも多いけど、曲中歌があまりないような気がします。韓国ドラマは何曲も曲中歌がありますからね。その辺も海外展開や放送回数の多さから力を入れられるのかもしれません。

 いずれにしても、1クール(3か月)にこだわった短いスパンでドラマを作りつつける限り、日本のドラマがそのクオリティで韓国ドラマに対抗していくのもなかなか難しいのではないでしょうか。また、海外輸出も念頭に置いたドラマ作りも必要な気もします。なかなか大変だな。

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