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いつかはこんな事に

2020-01-28 | ニュース

 先週、ニュースや情報バラエティで報じられていた、ホストを競わせて優勝賞品がランボルギーニという深夜番組で優勝者に車が渡されていないという話題で、当時の番組担当者の40代男性が自殺という痛ましいニュースが伝わってきた。

 どうみても、優勝賞品が渡されていないというのは番組側が悪いし、特に情報バラエティではネチネチと細報されて非難されたようだ。逃げ場がなくなっての自殺ということなのだろう。

 確かにTV番組側は批判されても仕方がないのだが、よくよく考えればそもそも弱小局の東京ローカルの深夜番組でランボルギーニの景品てことがあり得ない話なのでは。参加費と称して出演者から支払われた金にしても、そもそもはホストや店が名前を売るための宣伝費名目で集められた金なのですから、実際に出演してTVで放送された段階で目的は果たされている金なのではという気もします。

 TV局員の高給はそのままに、下請けの番組制作会社への予算が削られている現状。TV局側はその予算で仕事を受けたんだから、局の責任じゃないと知らん顔。キー局でもこんな感じなのですから、弱小局の番組予算なんて酷いものでしょう。そういう中で、いわゆる業界ノリのやらせ景品をやったのを問題にされて地上波TVで延々叩かれる。確かに悪いのは下請けなのですが、元受けの責任も大きいと思う。

 当事者にしか関係ない事や、全国ネットで晒す必要のない些細な事でも、放送時間を埋めるネタとしていつも同じな強いテンションで正義が悪を一方的に非難する番組たち。いつかは自殺する人が出ると私は思っていました。

 世の中は白と黒だけで割り切れるものではないし、被害者と加害者だけではない。当事者しか分からないものを、部外者が一方的に叩くような番組が多すぎるのは問題だと思う。

コメント
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